チャンステーマ
チャンステーマとは、主にプロ野球の私設応援団が、自チームの攻撃中においてチャンスが到来した時に、選手別応援歌に代えて演奏する応援歌のことである。チャンテと略されることが多い。
概要
[編集]日本のプロ野球においては、選手が打席に立っている際に演奏されるのはチーム応援歌ではなく選手別応援歌であるが、私設応援団が重要な局面だと判断した際には、打席に誰が立っているかを問わず「チャンステーマ」が演奏される。基本的に得点圏に走者がいる場面で用いられるが、試合序盤では発動しないことも多い。一方で、得点圏に走者がいない場面でも得点の期待値が高い場合には、チャンステーマやそれに準ずるマルチテーマなどが演奏されることがある[注 1]。
1980年代頃からチャンス時に専用の手拍子やコールを使用する応援団もあったが、曲としてのチャンステーマは、1990年代後半に近鉄バファローズの応援団が導入した『暴れん坊将軍』のテーマ曲が最初である[1]。現在では全ての球団にチャンステーマがあり、応援団がオリジナル曲を制作したり、過去に在籍していた選手の応援歌をチャンステーマとして流用する例も見られる。球団によっては地域限定のチャンステーマも存在するが、その地域の応援団員が遠征をしている場合や、ポストシーズンなどの重要な試合の場合には、該当地域外でも使用されることがある。
選手別応援歌と異なり、チャンステーマは打席中エンドレスで演奏される。アウトになっても曲を止めずに、ヒットが出るか3アウトになるまで演奏を続ける球団が多い。また、チャンステーマを使用すべきか微妙な場面などでは、選手別応援歌を数コーラス演奏してから、打席の途中でチャンステーマに切り替えるといったパターンが、一部の球団で見受けられる。
セントラル・リーグでの使用曲
[編集]読売ジャイアンツ
[編集]- ヒッパレ(1999年後半 - )
- 原曲は『ザ・ヒットパレード』のテーマ曲。
- 同球団の応援で、最初に球場において使用されたチャンステーマである[注 2]。後年にチャンステーマが増えていくにつれ、大量得点が入り押せ押せの場面で使用されるようになっていった。
- 曲に合わせてタオルを頭上で振り回す応援スタイルとなっている。これは当時、千葉ロッテマリーンズがタオルを回すチャンステーマを導入し一部で話題になっていたため、同様の応援を取り入れたという経緯がある。当初はロッテ同様に白いタオルを回す応援スタイルだったが、しばらくしてチームカラーであるオレンジのタオルを回すようになった。
- バタフライ(2001年 - )
- ファイター(2002年 - )
- 原曲は旧三菱ふそう川崎硬式野球部の応援歌。
- 試合序盤から中盤のチャンスで使用されることが多い[注 4]。
- Gフレア(2009年 - )[注 5]
- 試合中盤以降の大チャンスで使用されることが多い。
- 勝ち取れ!(2013年 - )
- 試合終盤の大チャンスで使用されることが多い。
チャンステーマに近い応援歌
[編集]- サイクロン(2010年 - )
- 原則として、押せ押せの場面で相手投手の交代時に使用される。
- 「ヒッパレ」と同様にタオルを頭上で振り回す応援スタイルになっている。
地域限定のチャンステーマ
[編集]- 北海道限定チャンステーマ「スパルタンX」(2008年 - )
- 原曲は同名映画の主題歌
- 北海道の応援団が遠征時には、東京ドームなど他球場でも使用されることがある。
東京ヤクルトスワローズ
[編集]- チャンステーマ1「夏祭り」(2003年 - )
- 原曲はJITTERIN'JINNの「夏祭り」[注 6]。
- 試合終盤のチャンスで使用されることが多い。
- チャンステーマ2「ルパン」(2010年 - )
- 原曲は「ルパン三世のテーマ」。
- 試合序盤から中盤のチャンスで使用されることが多い。
- チャンステーマ3(2012年の後半戦 - )
- チャンステーマ4(2016年 - )
- 試合中盤以降のチャンスで使用されることが多い。
- チャンステーマ5(2024年 - )
- チャンス川端(2012年 - )
- 川端慎吾の専用チャンステーマ。原曲は川端の登場曲でもあるFUNKY MONKY BABYSの「悲しみなんて笑い飛ばせ」。
チャンステーマに近い応援歌
[編集]- マルチテーマA「錨を上げて」(2007年 - )
- マルチテーマB「KO!」(1970年代後半 - )
- 原曲は『ポパイ』のテーマ曲。「マルチテーマB」という名称になったのは2010年代になってから。
- 押せ押せで相手投手をノックアウトできそうな場面で使用される。また、死球出塁時や相手投手の交代時にも使用される。
- 歌詞がなく曲末尾に「KO! KO! ○○(相手球団名)」のコールが入るのみだが、相手球団を罵倒する歌詞を勝手につけて歌うファンも一部にみられる。また「KO! KO! ○○」のコールの際に、相手球団の応援団がいるスタンド側に向かって親指を下に向けて挑発するポーズを取るファンも一部にみられる。得点時に演奏される「東京音頭」でも同様の現象が起こるが、あくまでも一部のファンが独自に始めたものであり、私設応援団はこれらを支持しない方針を示している。
- マルチテーマC(2012年 - )
- 原曲はコンピュータゲーム『ポケットモンスター 金・銀』のエンディングテーマ。
- 得点後に押せ押せの状況が続く時や、相手投手の交代時などに使用されることが多い。
- 曲に合わせて傘を回す応援スタイルとなっている。「東京音頭」以外でも傘を使う新たな応援として導入された。
- マルチテーマD「今ここから」(2017年 - )
- 当初は「試合開始テーマ」の名称で初回攻撃前の応援歌として導入された。2018年からはマルチテーマの扱いとなり、初回だけでなく終盤の重要なイニングの攻撃開始前などにも使用されるようになった。
以下の共通テーマについては、「打者・場面を限定せず、どんな場面でも使える応援歌」というコンセプトで導入された[2]。
- 共通テーマα〈アルファ〉(2014年 - )
- 原曲は日本大学第三高等学校の応援歌「Come On!!!」。
- 数回繰り返された後に、通常の応援またはチャンステーマに切り替わる。
- 共通テーマβ〈ベータ〉(2014年 - )
- 原曲はいきものがかりの「気まぐれロマンティック」。
- 2死走者無しなどの状況でも流れを変えるために演奏されることがあり、使用場面が特に幅広い。
- 共通テーマγ〈ガンマ〉(2018年 - )
- 共通テーマδ〈デルタ〉(2024年 - )
- 原曲はニンテンドーDS『英単語ターゲット1900』のBGM「Counter Strike」
- ダッシュKEIO(1980年代 - )
- 「○○(相手チーム)倒せ」という歌詞やコールが多用されており、読売ジャイアンツとの対戦で使用されることが多い。
※「〇〇倒せ」という歌詞またはコールが入っている応援歌では、○○には「読売」などの相手球団名が入る。変則的なパターンとして、DeNAの場合は「横浜」、日本ハムの場合は「日ハム」、ロッテの場合は「ロッテを」、西武の場合は「西武を」、ソフトバンクの場合は「ホークス」となる。
地域限定の応援テーマ
[編集]横浜DeNAベイスターズ
[編集]- チャンステーマ0(2010年 - )
- 原曲はコンピュータゲーム『わんぱくダック夢冒険』の「月面ステージ」のBGM。
- 試合序盤から中盤のチャンスで使用されることが多い。チャンスメイク(走者一塁)の場面で使用されることもある。
- チャンステーマ1(2003年 - )
- チャンステーマ2(2002年[注 7] - )
- チャンステーマ3(1980年代 - )
- 満塁時の応援として大洋ホエールズ時代から使用されているが、2003年に「チャンステーマ3」という名称になった。現在では、満塁時でも他のチャンステーマが使用されることが多い。
- 短いメロディと「ワッショイワッショイ」というコールの繰り返しを、相手投手が1球投げるごとにする。かつては近鉄バファローズなどの応援団も、これと同じメロディと「はよやれ」というコールの繰り返しを、マウンドに相手選手が集まる際に行っていた。
- チャンステーマ4(2004年 - )
- Fight oh! YOKOHAMA(2013年 - )
- 試合終盤の大チャンスで使用されることが多い。
※以上のチャンステーマをつなげたメドレーのパターンも存在する。
チャンステーマに近い応援歌
[編集]- ライジングテーマ(2008年途中 - )
- 攻めまくれ(2013年 - )
- マルチテーマ「All in One」(2017年 - )
- イニング開始前や相手投手の交代時に使用されることが多い。当初は、チャンスメイクなどの場面で打席中にも使用されていた。
- 曲に合わせてタオルを頭上で振り回す応援スタイルになっている。
- マルチテーマ「押せ!押せ!ヨコハマ」(2018年 - )
- 「声とトランペットの融合」がコンセプトになっており、初めて球場に来た人でも声を出せるようにトランペットの音色とシンプルな掛け声のみで構成されている。
- 「攻めまくれ」と同様の場面で使用されている(本曲に続けて「攻めまくれ」が演奏されるケースもある)。
- BAY BLUE ANTHEM(2023年 - )
- ここ一番のチャンスで使用される短いテーマ曲。打席の最初に2回繰り返された後で、いずれかのチャンステーマに切り替わる。
※応援歌ではないが、大量リード時のチャンスで「横浜大漁節」という太鼓と掛け声のみの応援が行われる場合がある[注 12]。
中日ドラゴンズ
[編集]- チャンステーマ1(2014年終盤 - )
- 原曲はピンク・レディーの「サウスポー」。
- 新体制の中日ドラゴンズ応援団が結団されて、初めて作成されたチャンステーマである。後年にチャンステーマが増えていくにつれ、試合終盤の一打同点・逆転・勝ち越し(サヨナラ)の大チャンスで使用されるようになっていった。
- 曲前半で「レッツゴー○○(選手名)」とコールする部分は、ひらがなで数えて5文字以上となる選手の場合には「レッツゴー」を省いて「○○(選手名)」のみとなる。
- 2019年には当時監督であった与田剛から、歌詞中の「お前が」という一節が子どもの教育上不適切であるという指摘を受け、シーズン途中より使用を自粛していた[5]が、与田が退任した後の2022年シーズンから使用を再開した[6]。
- チャンステーマ2(2015年 - )
- 試合序盤から中盤のチャンスで使用されることが多い。
- 曲末尾のコールは「燃えろ!燃えろ!○○倒せドラゴンズ」であり、○○には「読売」などの相手球団名が入る。変則的なパターンとして、DeNAの場合は「横浜」、日本ハムの場合は「日ハム」、ロッテの場合は「マリーンズ」、西武の場合は「西武を」、ソフトバンクの場合は「ホークス」となる。
- チャンステーマ3(2015年 - )
- 試合中盤以降のチャンスで使用されることが多い。
- チャンステーマ4(2016年 - )
- リード時の追い打ちをかけたい場面で使用されることが多い。
- チャンス決めてくれ(2019年 - )
- 試合終盤のチャンスで使用されることが多い。
※以上のチャンステーマをつなげたメドレーのパターンも存在する[注 13]。
- ダヤン・ビシエド〜チャンスver.〜(2016年 - )
- 個人チャンステーマ。
- 根尾昂〜パワプロver.〜(2019年 - )
- 個人チャンステーマで、投手転向後も打席時に使用されている。
- 原曲はコンピュータゲーム『実況パワフルプロ野球』の「かっせーパワプロ」。大阪桐蔭高等学校時代に使われていた応援歌をそのまま使用している。
チャンステーマに近い応援歌
[編集]- マルチテーマ「Go! Dragons!」(2020年 - )
- 押せ押せの場面で、ランナー出塁のヒットテーマに続けて使用されることが多い。その場合、次のバッターの打席冒頭(途中)まで繰り返され、通常応援やチャンステーマに切り替わる。
阪神タイガース
[編集]全てオリジナル曲を使用している唯一の球団である。
- チャンスマーチ(2005年 - )
- 阪神タイガースの応援団が新体制となって、初めて作成されたチャンステーマである。後年にチャンステーマが増えていくにつれ、リード時の追い打ちをかけたい場面に限って使用されるようになっていった。
- チャンスわっしょい(2006年途中 - )
- 試合中盤以降の大チャンスで使用されることが多い。
- チャンス襲来(2010年 - )
- 通常のチャンスで使用されることが多い。
- 私設応援団はファンに対して、メガホンを使わずに手拍子で応援するスタイルを推奨しているが、定着していない。
- T-WAVE(2017年 - )
- 大山悠輔選手専用チャンスマーチ(2024年 - )
※「〇〇倒せ」という歌詞またはコールが入っている応援歌では、○○には「読売」などの相手球団名が入る。変則的なパターンとして、DeNAの場合は「横浜」、日本ハムの場合は「日ハム」、ロッテの場合は「ロッテを」、西武の場合は「西武を」、ソフトバンクの場合は「ホークス」となる。
広島東洋カープ
[編集]チャンステーマ1・2は、現在は欠番となっている。
- チャンステーマ3「飛ばすチャンス」(2009年 - )
- 試合中盤以降の大チャンスで使用されることが多い。
- コール部分の末尾は決まっておらず、打者によって「タイムリー タイムリー ○○」や「ホームラン ホームラン ○○」、「絶対勝つぞ カープ」などと変化する[注 14]。
- チャンステーマ4「極チャンス」(2012年 - )
- 試合終盤の一打同点・逆転・勝ち越し(サヨナラ)の大チャンスで使用されることが多い。
- チャンステーマ5「チャンス・スーパー」(2016年 - )
- 原曲はSuperflyの「愛をからだに吹き込んで」。
- 通常のチャンスで使用されることが多い。
- チャンステーマ6(2024年 - )
- ややチャンスの場面で使用されることが多い。
チャンステーマに近い応援歌
[編集]- コンバットマーチ(1980年代 - )
- マルチテーマGo!(2002年 - )
- マルチテーマ「攻めろ!」(2018年 - )
- 原曲はプロレスラーの内藤哲也の入場曲「STARDUST」。
- 押せ押せの場面で、ランナー出塁の三三七拍子に続けて使用されることが多い。その場合、次の打者の打席冒頭(途中)まで繰り返され、通常応援やチャンステーマに切り替わる。
- マルチテーマ「新井貴浩監督のテーマ」(2023年 - )
- 原曲は新井の選手時代の応援歌。
- 走者が一塁に出た後など、チャンスメイクの場面で使用されることがある。また、イニング開始前や相手投手の交代時にも使用される。
- ハイパーユニオン(2012年途中 - )
- 原曲は明治大学野球部の応援曲。
- 当初は押せ押せの場面で使用されていたが、現在では試合終了後の応援(いわゆる「二次会」)で使用される。
パシフィック・リーグでの使用曲
[編集]北海道日本ハムファイターズ
[編集]- チャンステーマ1「北の国から」(2004年 - )
- 原曲はさだまさしの「北の国から〜遥かなる大地より〜」。
- 試合終盤の一打同点・逆転・勝ち越し(サヨナラ)の大チャンスで使用されることが多い。
- 初期の頃は、鳴子を手に持ちながら応援するスタイルが模索されたが、定着しなかった。
- チャンステーマ2「ワッショイ」(2000年 - )
- チキチキバンバン(2008年 - )
- 原曲は映画「チキ・チキ・バン・バン」の主題歌。
- 試合中盤以降の大チャンスで使用されることが多い。
- 野球の鳴り物入り応援史上初めて、男女別のコールが取り入れられた曲である。男性「打って打って○○!」 → 女性「打って打って○○!」 → 全員「今だチャンスだ○○!」の流れとなっている。
- 元は関東限定チャンステーマであったが、2011年から全国の球場で使用されるようになった。
- ジンギスカン(2008年 - )
- 酔いどれマーチ(2012年 - )
- 原曲はザ50回転ズの同名楽曲。
- 元は関東限定チャンステーマであったが、2023年後半戦から全国の球場で使用されるようになった。
- 「チキチキバンバン」と同様に、男女別のコールが取り入れられている。
- チャンス一撃!(2012年 - )
- 試合序盤から中盤のチャンスで使用されることが多い。
- 曲に合わせて選手名をコールする部分は、試合が行われる地域によって変化する。北海道では「けっぱれ○○!」、関東では「打て打て○○!」、関西では「打ったれ○○!」、福岡では「打つばい○○!」となる。
- 元は関西限定チャンステーマであったが、2023年後半戦から全国の球場で使用されるようになり、「打ったれ○○!」のコール部分が上述のように地域によって変化するようになった。
チャンステーマに近い応援歌
[編集]- チャンスメイクテーマ(2014年 - )
地域限定のチャンステーマ
[編集]- 仙台限定チャンステーマ(1作目)
- 仙台限定チャンステーマ(2作目)
- 音階はなくコールのみのチャンステーマ。上記の「チキチキバンバン」と同様に、男女別のコールが取り入れられている。
- 東京ドーム限定チャンステーマ(2010年 - )
- 原曲は東京が本拠地だった頃の球団応援歌「それゆけぼくらのファイターズ」。
- クライマックスシリーズなどの重要な試合では他の球場でも使われることがあり、その場合は曲末尾の「東京!ドームで!」のコール部分が当該球場の名前に変化する。
- 西日本限定チャンステーマ(2015年 - )[注 16]
東北楽天ゴールデンイーグルス
[編集]- ベニーランド(2005年6月 - )
- ここで打て(2019年 - )
- 試合中盤以降の同点・ビハインド時に使用されることが多い。
- チャンス突撃(2019年 - )
- 試合序盤から中盤のチャンスで使用されることが多い。
- 戦いのとき(2020年 - )
- 試合終盤の一打同点・逆転・勝ち越し(サヨナラ)の大チャンスで使用されることが多い。
- レッツゴーわっしょい(2023年 - )
チャンステーマに近い応援歌
[編集]- フィーバーテーマ(2012年 - 2015年、2017年 - )
- 原曲はGReeeeN×ベッキー♪♯の「GOOD LUCKY!!!!!」。
- 元は「関西限定チャンステーマ2」で、2017年に「フィーバーテーマ」として復活したのち、2019年から全国の球場で使用されている。
- 大差をつけながらなおもチャンスの場面など、追い打ちをかけたい場面で使用されることが多い。
- 曲に合わせてタオルを頭上で振り回す応援スタイルになっている。
- マルチテーマ1(2016年 - )
- 元は「関西限定マルチテーマ」で、2018年から現名称になり全国の球場で使用されている。
- ランナーの有無に関わらず、チャンスメイクの場面で使用されることが多い。イニング開始前や相手投手の交代中に使用されることもある。
- マルチテーマ2(2013年 - )
- ウイニングイーグル(2019年 - )
- チャンス時に、相手選手がマウンドに集まって試合が中断する場面で使用されることが多い。
地域限定のチャンステーマ
[編集]- 岩手限定チャンステーマ(2023年 - )
- 山形限定チャンステーマ(2023年 - )
- 原曲は山形のローカルヒーロー「大鍋宣隊イモニレンジャー」のテーマ。
- 2008年に「東北限定チャンステーマ2」として、2009年から2018年まで全国の球場で「チャンステーマ2」として使用されていた。
千葉ロッテマリーンズ
[編集]- チャンステーマ1(2010年 - )
- 原曲はパチスロ「デコトラの鷲」の「車BIG」の際のBGM。
- 千葉ロッテマリーンズの応援団が新体制となって、初めて作成されたチャンステーマである。現在では、延長戦での大チャンス時など限られた場面でしか使用されていない。
- チャンステーマ2(2010年 - )
- 原曲はコンピュータゲーム『熱血高校ドッジボール部』の「対抗試合」のBGM[注 17]。
- 現在では、大量リード時など非常に限られた場面でしか使用されていない。
- チャンステーマ3(2011年 - )
- 原曲はパチスロモンキーターンの「SG RUSH」優勝戦部分のBGM[注 18]。
- 試合終盤の大チャンスで使用されることが多い。
- チャンステーマ4(2013年 - )
- 試合終盤のチャンスで使用されることが多い。
- チャンステーマ5(2018年 - )
- 原曲は東京スカパラダイスオーケストラの「砂の丘〜shadow on the hill〜」。
- 試合終盤の一打同点・逆転・勝ち越し(サヨナラ)の大チャンスで使用されることが多い。
チャンステーマに近い応援歌
[編集]- ロマサガ(2013年 - )
- 原曲はコンピュータゲーム『ロマンシング サ・ガ』の「バトル2」のBGM。
- ビハインド時のチャンスメイクの場面で使用されることが多い。
※チャンス到来時および相手投手の交代中などに使用するチーム応援歌は、他球団よりも数が多く入れ替わりも激しいため記載を省略する。
地域限定の応援テーマ
[編集]- 甲子園・地方球場限定テーマ「海のトリトン」(2013年 - )
- 原曲は同名テレビアニメのエンディングテーマ「GO! GO! トリトン」。
- 高校野球の応援スタイルをオマージュしている。
- 甲子園・地方球場限定テーマ「アフリカン・シンフォニー」(2013年 - )
- 原曲はヴァン・マッコイ&ザ・ソウル・シティ・シンフォニーの同名楽曲。
- 高校野球の応援スタイルをオマージュしている。
- 沖縄限定テーマ「マリーンズサンバ」(2017年 - )
埼玉西武ライオンズ
[編集]- チャンステーマ1(1998年終盤 - )[注 19]
- 原曲はテレビアニメ『ジャングル大帝』のエンディングテーマ「レオのうた」のAメロ部分(同じ曲のサビ部分は、後述のチャンステーマ4で使用)。
- 試合序盤から中盤の大チャンスで使用されることが多い。
- チャンステーマ2(2003年 - )
- チャンステーマ3(2005年 - )
- 試合序盤から中盤のチャンスで使用されることが多い。
- チャンステーマ4(2011年 - )
- 前半部分はオリジナル曲で、後半部分の原曲はテレビアニメ『ジャングル大帝』のエンディングテーマ「レオのうた」のサビ部分。
- 野球の鳴り物入り応援史上初めて、男女別の歌唱パートが取り入れられた曲である。
- 試合中盤以降の大チャンスで使用されることが多い。
- Flag to Victory(2017年 - )
- チャンスさらに広げていきたい場面で使われることが多く、実際に広がった場合には、上記のチャンステーマへ切り替わることがある。
- 後述の「サンバソーリャセ」などと同様に曲に合わせてフラッグを振るが、前半は縦振りで後半は横振りとなる。
- 外国人選手専用チャンステーマ1
- 外国人選手専用チャンステーマ2
- 原曲はクーパーらの応援歌。
- 背番号1の選手専用チャンステーマ「ジェットミサイル」
- 背番号7の選手専用チャンステーマ「セブン」
チャンステーマに近い応援歌
[編集]- サンバソーリャセ(2005年 - )
- かっ飛ばせ若獅子(2005年 - )
- 使用場面・応援スタイルともに「サンバソーリャセ」と同様だが、現在ではほとんど使用されていない。
地域限定のチャンステーマ
[編集]- 大宮限定チャンステーマ(2014年 - )
- 東北限定チャンステーマ(2017年 - )
- 原曲はBeliniの「サンバ・デ・ジャネイロ」。
- 沖縄限定チャンステーマ(2017年 - )
- 原曲はBEGINの「オジー自慢のオリオンビール」。
- 曲末尾のコールは「かっとばせ!○○ 泡盛飲ませろライオンズ」。なお、沖縄の試合では通常の選手別応援歌のコールも「かっとばせ!○○ オリオンビールで、あっり乾杯」と変則的になる。
- 西日本限定チャンステーマ(2019年 - )
- 原曲はOi-SKALL-MATESの「NUTTY SOUND」。
オリックス・バファローズ
[編集]- タオル(2000年 - )
- 旧大阪近鉄バファローズのチャンステーマ2。
- マフラータオルを掲げて曲に合わせて踊る“タオルダンス”が名物となっている[注 22]。
- 試合序盤から中盤のチャンスで使用されることが多い。
- 2018年にはメロディーラインを沖縄民謡風にした「琉球のタオちゃん」というバージョンが作られ、沖縄県出身の選手がチャンスで打席に立つときや使用される。また、沖縄主催ゲームでは全選手琉球のタオちゃんを使用する。
- ジャンプ(1999年 - )
- 丑男 〜COW BOY〜(2005年 - )
- オリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズの合併後、初めて作成されたチャンステーマである。当時のプロ野球再編問題を踏まえた「悲しみ乗り越え突き進め」という歌詞が特徴的であり、「真紅と蒼の魂」という歌詞には近鉄・オリックスの合併前におけるチームカラーが反映されている。
- 試合終盤の一打同点・逆転・勝ち越し(サヨナラ)の大チャンスで使用されることが多い。
- 笑牛拳(2005年途中 - )
- 大量得点が入り押せ押せの場面や、試合終了後の応援(いわゆる二次会)で使用されることが多い。
- 欲球根性 〜河内のオッサンの丑〜(2013年 - )
- 歌詞やコールには河内弁が取り入れられている。
- 試合中盤以降の大チャンスで使用されることが多い。
- 丑王 〜Bs HISTORY〜(2019年 - )
- 3番まで歌詞があり、オリックスおよび近鉄の両球団で平成時代に制作された応援歌の歌詞が散りばめられている。
- 試合のターニングポイントとなるチャンスで使用されることが多い。
- BuffaRock 〜覇者の丑〜(2023年 - )
- 前年のパ・リーグ連覇および日本一を記念し制作された。
- 「タオル」「欲球根性」といったチャンステーマの使用後、さらにチャンスを迎えた場面などで使用されることが多い。
- T-岡田(得点圏ver.)(2011年 - )
- 岡田の応援歌は2パターンあり、「通常ver.」をアレンジした「得点圏ver.」がチャンス時に使用される。
- 福田周平(サクラサク篇)(2020年 - )
- 福田の応援歌は2パターンあり、通常ver.となる「火鑽篇」をアレンジした「サクラサク篇」がチャンス時に使用される。
- 紅林弘太郎(紅蓮ver.)(2021年途中 - )
- 森友哉(exultainon DEEP RED)(2023年 - )
- 森の応援歌は3パターンあり、通常ver.の「exultainon RED」(原則として同点・ビハインド時に使用)と「WHITE」(リード時に使用)に加え、前者をアレンジした「exultainon DEEP RED」が大チャンスの場面で使用される(場面の判断は私設応援団による)。
- 西川龍馬(決然)(2024年 - )
- 西川の応援歌は2パターンあり、通常ver.となる「天賦」をアレンジした「決然」がチャンス時に使用される。
※隠しチャンステーマとして、吉田正尚の個人チャンステーマであった「境地ver.」や、旧近鉄バファローズのチャンステーマ4「紅の丑」が、年に数回ほど重要な試合で用いられる。また、近鉄バファローズ復刻デーでは、その他の旧チャンステーマも使用される。
チャンステーマに近い応援歌
[編集]- マルチテーマ1「讃丑歌」(2008年 - )
- マルチテーマ2 「BuffaYell」(2021年途中 - )
- 球団初となる男女別の歌唱パートが取り入れられた応援歌である。当初は新型コロナウイルスの感染防止策のため歌唱ができない状況で使用されていたが、2023年より歌唱が解禁となった。
- ランナーの有無に関わらず、押せ押せの場面で使用されることが多い。
福岡ソフトバンクホークス
[編集]全国共通で使用されるチャンステーマが存在しない唯一の球団である。
- わっしょい(主に西日本で使用、1999年 - )
- アッチャン(主に東日本で使用、2013年途中[注 27] - )
- 原曲ははなわの「伝説の男 〜ビバ・ガッツ〜」。
- 試合中盤以降の大チャンスで使用されることが多い。
- オス!チャンス(主に東日本で使用、2014年途中 - )
地域限定のチャンステーマ
[編集]- 九州限定チャンステーマ「若井ダンス」(1999年 - )
- 九州限定チャンステーマ「鷹の爪」(2013年 - )
- 原曲は『秘密結社鷹の爪NEO』のエンディングテーマ「マンボ de 鷹の爪」。
- 2013年は「フラッグテーマ」という曲名で、ビクトリーフラッグを振りながら応援するスタイルであった。2014年に曲末尾のコールが変更となり、男女別にパートが設定された。
- ややチャンスの場面(試合序盤など)で使用されることが多い。
- 関西限定チャンステーマ1「鷹の道」(2003年 - )
- 関西限定チャンステーマ2「アッコちゃん」(2012年 - )
- 原曲はテレビアニメ『ひみつのアッコちゃん』のエンディングテーマ「すきすきソング」。
- 関西限定チャンステーマ3「オオサカツンデレラ」(2014年途中 - )
- 原曲はDJ OZMAの「六本木ツンデレラ」。
- 関西限定チャンステーマ4「令和」(2019年途中 - )
- 関東限定チャンステーマ(2001年途中 - )
- 前奏はビジターゲームでの試合開始ファンファーレと同一で、本編は南海およびダイエー時代のメインテーマ(応援歌がない選手用の汎用テーマ)。
- 前奏と本編の間に入れるコールは、リード時は「突き放せ」、同点時は「勝ち越しだ」、ビハインド時は「逆転だ」と変化する。
- 北日本限定チャンステーマ(2010年 - )
- 原曲は、前奏がTHE BLUE HEARTSの「人にやさしく」、本編が北野良栄の応援歌。
- 青森限定チャンステーマ「ワークマン」(2018年 - )
- 沖縄限定チャンステーマ「ハイサイおじさん」(2018年 - )
- 原曲は喜納昌吉&チャンプルーズの「ハイサイおじさん」。
日本代表(侍ジャパン)の試合における使用曲
[編集]- スーパースター(2013年 - )
- 第3回ワールド・ベースボール・クラシック (WBC)に合わせて制作された[注 29]。
- 原曲は日本野球機構(NPB)公認曲であるタケカワユキヒデの「スーパースター」のサビ部分。
- 下記の「チャンス侍」ができてからは、ややチャンスの場面で使用されるようになった。
- チャンス侍(2017年 - )
- 「侍ジャパン応援団」の常設化に合わせて、新たに制作された[9]。
- メインのチャンステーマとして使用される。
過去の使用曲
[編集]読売ジャイアンツ
[編集]- 聖者の行進(1980年代中頃)
- 相手投手交代時に使用。東京ドームに本拠地が移転後も1990年代前半まで使用された。
- チャンスのテーマ
- 1997年 - 99年の応援歌CDに収録されているが、球場では使用されていない。
- バタフライ2(2003年 - 2017年?)
- 使用開始当初は、通常のバタフライを使用してチャンスが拡大すると、バタフライ2に切り替えていた。晩年には、単独使用された。
- テクノポリス(2001年頃まで)
- 日曜日よりの使者(2002年)
- 映画『大脱走』のテーマ(2002年)
- ナゴヤドーム限定チャンステーマ(2001年 - 2003年)
- 三重高校の応援歌「レッツゴー三重」の流用で、原曲は「Let's Go Blue」。
- マサオ(2000年 - )
- 原曲は山本雅夫の応援歌
- 2000年代後半から長らく使用されず、応援団作成の歌詞カードからも削除された。2012年シーズンから一時期復活したが、1軍では使用されなくなった(ファームの応援で使用される場合がある)。
- デューク(2004年 - ?)
- 原曲はクリス・レイサムの二軍での応援歌。
- 使用開始当初は大量リード時に使われ、晩年は主催試合勝利時の二次会でしか使われていなかった。
- 広島限定チャンステーマ「ライディーン」(2003年 - )
- 原曲はイエロー・マジック・オーケストラの「ライディーン」。
- 読売ジャイアンツ応援団広島が遠征時には、東京ドームなど他球場でも使用されていた。
- 1軍では使用されなくなったが、ファームの応援で使用される場合がある。
- 二軍チャンステーマ「だったん人の踊り」(2003年 - ?)
- 一軍での使用実績あり。
東京ヤクルトスワローズ
[編集]- チャンステーマ(2005年オープン戦)
- 原曲は一世風靡セピアの「前略、道の上より」。
- チャンステーマ(2005年)
- 元は若松勉の応援歌で、原曲は『必殺仕事人IV』のテーマ曲のイントロとペレス・プラード楽団の「闘牛士のマンボ」。
- 2010年より青木宣親専用のチャンステーマとなり5年ぶりに復活したが、2011年オフに青木がメジャーリーグへ移籍したため、再びお蔵入りとなった(青木は2018年に復帰したが、このテーマの使用は再開されていない[注 30])。
- チャンステーマ2(2008年)
- オリジナル曲
横浜DeNAベイスターズ
[編集]- チャンステーマ(2001年後半)
- 原曲は横浜大洋時代のメインテーマ(応援歌がない選手用の汎用テーマ)
- 翌年に新たなチャンステーマができると、この曲は右打者汎用テーマとなった。
- 打てっ!(2009年)
- 原曲は『わんぱくダック夢冒険』の月面ステージのBGM。
- 「チャンステーマ0」の前身にあたるが、歌詞やコールは全く異なる。Bメロまで演奏され、より原曲に近かった。
- つなげ!(2006年後半 - ?)
- ハンターチャンス(2010年 - 2011年オープン戦)
- 原曲はパチスロ「吉宗」4号機の鷹狩り演出のBGM。
- ビハインド時に演奏されていたが、その後に自然消滅した。
- マルチテーマ「We can!」(2021年 - 2022年?)
- 導入前年の2020年シーズンに発表された新しいリズム応援の「チーム名バージョン」(ユリエスキ・グリエルのコールのアレンジ)のリズムを取り入れた。
- イニング開始前や相手投手の交代時に使用されていた。
- 二軍専用チャンステーマ(2000年 - 2018年)
- 大洋ホエールズのメインテーマ(横浜ベイスターズの右打者汎用テーマ)を流用。
- 二軍専用チャンステーマ「全開大須賀」(2011年 - 2018年)
中日ドラゴンズ
[編集]- チャンステーマ1(2002年途中 - 2014年)
- 元は石井昭男かつゲーリー・レーシッチ以降の外国人打者(一部を除く)の応援歌で、チャンステーマ前半部分のメロディーのみが使用されていた。原曲は山本リンダの「狙いうち」。
- 曲の最後に「狙い撃ち〜!!」の大合唱が起こるのが名物であった。
- 主に試合終盤の「ここで打てば試合が決まる」場面で使用された。
- チャンステーマ2(2004年 - 2014年)
- 原曲はアロンゾ・パウエルの応援歌で、通称は「Get Get Victory」もしくは「パウエル」。序盤のチャンス時にも演奏されていた。
- チャンステーマ3(2005年 - 2014年)
- チャンステーマ4(2012年 -2014年)
- 横浜スタジアム限定チャンステーマ(2006年)
以上のチャンステーマは、2014年に全国中日ドラゴンズ私設応援団連合が活動禁止になった為、一切使用されなくなった。
阪神タイガース
[編集]- チャンステーマ(1999年 - 2004年)
- チャンス2000(2000年)
- 原曲はスーパーファミスタの後攻BGM。
- 祭(2007年)
- 主に広島猛虎会が応援のリードをする際に使用していた。しかし、メロディがチャンスにそぐわないと選手やコーチからの批判が噴出し[注 31]、使用開始後から勝率が悪化したこともあり、数試合でお蔵入りとなった。
- ショートチャンスマーチ(2006年 - 2009年)
- 2006年のオープン戦終了後にコールが変更された。
- チャンス牙(2015年 - 2016年)
- 16年に歌詞の一部とコールが変更された。
広島東洋カープ
[編集]- 関西限定チャンステーマ(2002年 - 2006年)
- 原曲は金本知憲の応援歌。
- チャンステーマ1(2001年 - 2007年)
- ガラガラヘビがやってくる(2007年)
- 原曲はブラウンの関東限定応援歌。
- 打ちまくれ(2007年 - 2008年)
- 使用開始当初は関東限定であったが、2008年は全国で使用されていた。
- マメチャンス(関西地区限定、2007年 - 2008年)
- ハイパーユニオン(2012年途中 - )
- 原曲は明治大学野球部の応援曲。
- 当初は打席中に用いられたが、現在では勝利した試合後に使用されるのが基本となっている。
- グローイングテーマ(2015年 - ?)
- 原曲は喜田剛の応援歌。一時期盛んに演奏されたが、その後に自然消滅した。
北海道日本ハムファイターズ
[編集]- 稲葉ジャンプ(2006年 - 2014年)
- 古い日記(2016年限定)
- 原曲は和田アキ子の同名楽曲。
- 同曲のリリース年が、球団が創設された年と同じ74年であることから、「レジェンドシリーズ2016」の期間中限定で使用された。
- 二軍専用チャンステーマ
- 原曲はTHE BIUE HEARTSの「リンダリンダ」。
- 二軍専用チャンステーマ
- 原曲はアフラックのCMソング。
- 二軍専用チャンステーマ
東北楽天ゴールデンイーグルス
[編集]- ファイティングテーマ(2006年 - ?)
- 大差でのビハインド時などに選手を鼓舞する目的で、ランナーの有無に関わらず使用された。
- E-Dream(2010年 - 2018年)
- 原曲はリック・ショートの応援歌。
- イニング開始前や相手投手の交代中などに使用された。
- TOHOKU SPIRIT(2018年)
- チャンスメイクの場面などに使用された。
- 北海道限定チャンステーマ1(2009年 - 2015年)
- 北海道限定チャンステーマ1(2016年 - 2017年)
- 原曲はV6の「TAKE ME HIGHER」。
- 北海道限定チャンステーマ2(2017年 - 2018年)
- 原曲は駒澤大学の「コンバットマーチ」。
- 北海道限定チャンステーマ2018(2018年)
- 後年に、同じ曲がベースボール・チャレンジ・リーグの神奈川フューチャードリームスのチャンステーマとして使用されるようになった。
- 東北限定チャンステーマ3(2016年 - 2017年)
- 原曲はSCANDALの「メトロノーム」。
- 東北限定マルチテーマ(2017年)
- 男女別に歌唱パートが設けられていた。
- 関東限定チャンステーマ(2010年 - 2018年)
- 極稀に宮城球場でも演奏されることがあった。
- 関西限定チャンステーマ1(2010年 - 2018年)
- 関西限定チャンステーマ2(2016年 - 2018年)
- 関西限定マルチテーマ2(2016年 - 2018年)
- 九州限定チャンステーマ1(2008年 - 2018年)
- 原曲は宮永英一の「琉球三国志」。
- 楽天の地方チャンステーマの中では、一番使用年数が長かった。
- 九州限定チャンステーマ2(2014年 - 2018年)
- チャンステーマ「我らの願い」(2019年)
千葉ロッテマリーンズ
[編集]- OFFSPRINGの「What happened to you?」(1999年 - 2009年)
- 千葉ロッテマリーンズの元祖チャンステーマで、通称は「Let's GO」。
- 後述の「SHY BOY(ロッテ・ファイティン)」が登場した頃から、試合終盤の一打サヨナラのような大チャンス時に限って演奏されるようになった。
- コヨーテの「純情」(タオル回しのテーマ)(1999年後半 - 2009年)
- 晩年においては、二桁得点(10点)を挙げたタイミングに限って演奏された。
- Hi-STANDARDの「SHY BOY」(2000年 - 2009年)
- 通称は「ロッテ・ファイティン」。
- Oi-SKALL MATESの「Justice Calling 69」(2002年 - 2004年、2009年)
- 後述の「スキンヘッドランニング」が登場した頃から、大差で勝っている時に限って演奏されるようになった。
- 長らく使用されていなかったが、2009年最終戦で復活した。
- GOING STEADYの「愛しておくれ」(2007年 - 2009年)
- 2003年から2006年までは垣内哲也の応援歌として使用された。
- Oi-SKALL MATESの「スキンヘッドランニング」(2004年 - 2009年、2016年)
- 2016年に復活するも途中で使用中止になる。
- TPT(ターニングポイントテーマ、2015年 - ?)
- 二軍チャンステーマ「恋をとめないで」
- 原曲はCOMPLEXの同名楽曲。
- 二軍チャンステーマ「ぼくドラえもん」
- 後に杉山俊介の二軍応援歌となった。
※チャンス到来時および相手投手の交代中などに使用するチーム応援歌は、他球団よりも数が多く入れ替わりも激しいため記載を省略する。
埼玉西武ライオンズ
[編集]- 関西限定チャンステーマ(1999年 - ?)
- 福岡限定チャンステーマ(? - 2004年?)
- 歌詞不明である。
- 関西限定チャンステーマ(2001年? - 2008年?)
- 原曲は『宇宙戦艦ヤマト』の主題歌。
オリックス・バファローズ
[編集]- 関東限定チャンステーマ(ブルーウェーブ時代)
- 原曲は藤井康雄の応援歌。通常のチャンステーマ(旧高橋智の応援歌)は大チャンス時に使用した。
- 吉田正尚(境地ver.)(2018年 - 2022年)
- 2018年に制作された吉田正尚の応援歌のマイナーチェンジ版。
- 基本的には通常ver.をアカペラで演奏した後に演奏される。
近鉄バファローズ
[編集]- チャンステーマ1(1997年?[要出典] - 2004年)
- チャンステーマ3「踊る牛」「笑う牛」(2001年 - 2004年)
- 「踊る牛」は試合中にチャンステーマとして、「笑う牛」は試合後のいわゆる二次会で演奏された。メロディーが同じで歌詞が異なる。
- 得点が入った直後の打者に対して演奏された。得点圏にランナーが残っているかどうかに関わらず、押せ押せであれば(ホームラン後のランナーがいない場面でも)発動された。
- チャンステーマ4「紅の丑」(2002年 - 2004年)
- ビハインド時のチャンスメイクで用いる。主に、ランナーなしまたは一塁の状況で発動し、得点圏にランナーが進むとチャンステーマ2に切り替わることが多かった。最終回ビハインド時には2アウトランナーなしから必ず演奏され、そのまま敗戦するパターンが多かったため、一部ファンの間では「敗北のテーマ」と揶揄されていた。
- 球団合併後はオリックス・バファローズ公式のチャンステーマからは外されたが、近鉄復刻試合などを中心にごく稀に使用されている(その際は大チャンス時に発動することが多い)。
- チャンステーマ5「パニ牛」(2003年 - 2004年)
- チャンスが続いていると、チャンステーマ2ばかりではタオルダンスでファンが疲れてしまう、という理由で制作された。終盤で同点時のチャンスメイクでも用いられ、得点圏にランナーが進むとチャンステーマ1に切り替わることが多かった。
- 近鉄バファローズの歌(2004年限定)
- 球団歌の一節。元々は鈴木貴久の応援歌であったが、鈴木がコーチ在籍中に急逝したため、追悼の意味と天に昇った鈴木のパワーをもらうと言う意味でチャンステーマとして利用された。
福岡ソフトバンクホークス
[編集]学生野球での例
[編集]野球を始めとしたスポーツ競技の応援でチャンスにマーチ的な音楽を演奏する習慣・文化は、もともと大学野球の応援で始まったものである。
「チャンステーマ」という用語は主にプロ野球で用いられ、大学野球では通常時とチャンス時の応援パターンに大きな差がないため、単に「マーチ」や「応援曲」などと呼ばれることが多い[10][11]。
「マーチ」や「応援曲」を野球応援に取り入れて普及する事に「コンバットマーチ」(早稲田大学応援部制作のオリジナル曲)が貢献したことから、学生野球の応援歌がひとくくりに「コンバットマーチ」と呼ばれる事もあるが、これは誤用である。その早稲田大学の「コンバットマーチ」に触発された東京六大学野球連盟のライバル校である慶應義塾大学応援指導部は、対抗して「ダッシュKEIO」を作り翌年のリーグ戦応援で披露した。これらライバル校間での応援強化はリーグ戦応援の雰囲気を盛り上げることに大いに貢献し、東京六大学内の他校にも次第に波及していった。
さらに後年になって二つ目・三つ目の応援マーチや前奏としてのファンファーレが制作され、さらにはこれら複数の応援マーチの連続演奏という形態に発展していった。このように曲毎に終了させることなくファンファーレや間奏で繋げてエンドレスにするものは、「チャンスパターン」または「チャンスパターンメドレー」と呼ばれるものの、チャンス時だけではなく通常時にも演奏されるのが一般的である[12]。
社会人野球での例
[編集]社会人野球の応援形態の多く(特に全国大会常連のチーム)は大学野球の応援の模倣から始まっているため、プロ野球に多くみられるような選手別のヒッティングマーチという形態ではなく、タイミングやイニングに応じた同じ曲を繰り返し演奏する形態が主流となっている。また学生野球の場合と比べてより当該関係者以外の一般客を取り込んで雰囲気を盛り上げる必要性を考慮しているため、既存曲で有名な曲やなじみ深い曲を採用する場合が多い。ただし、全国大会常連チームの中には例外的に学生野球にみられるようなオリジナルのチャンステーマを作っているチームもある(例を以下に示す)。
現在の使用曲
[編集]- 全開HONDA(ホンダグループ(Honda、Honda鈴鹿、Honda熊本))[注 33]
- ボンバー君津(日本製鉄かずさマジック)[注 34]
- Let's Go TDK(TDK。元々はJTのチャンステーマだったが、同部廃部に伴い、TDKの応援団に譲渡された)
- ファイター(三菱自動車岡崎、三菱自動車倉敷オーシャンズ。三菱ふそう川崎の応援歌だったが、休部後は三菱系の応援団が使用している)[注 35]
- チャンス〜スパート(NTTグループ(NTT東日本、NTT西日本)。「チャンス」がコール部分、「スパート」が曲部分)
- ダイナミック・ファイターズ(NTT西日本)
- 輝彦(セガサミー)
- ヒットコール(日本製鉄広畑)
過去の使用曲
[編集]- ファイヤー(セガサミー。得点圏にランナーがいるときにランダムに演奏された。ラテン系の打楽器を使う激しい曲調)[注 36]
- 新日鐵マーチ(新日鐵住金各部のうち旧新日鐵系各部および旧室蘭を事実上継承している室蘭シャークス。新日鐵各部で用いていたが、スポーツ支援体制の変更により一時新日本製鐵広畑のみが使用していた)[注 37]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 読売ジャイアンツでは2006年に3度の大連敗を喫した際に、連敗の原因が全く打てない打線にあるとして、チャンスでないにもかかわらず、初回からチャンステーマを流し続けた事もあった(ただし、結果として貧打解消にはならなかった)。
- ^ これ以前にも、球団が発売する応援歌CDに「チャンスのテーマ」が収録されていたが、私設応援団はそれを実際の応援で使用していなかった。
- ^ 原曲の異なる部分を用いた「バタフライ2」もあった。また、通常のバタフライを低いキーにした「バタフライ3」も存在した。
- ^ 2000年代前半には、明るい曲調である「ファイター」を使用してチャンスが拡大すると、勇ましい曲調である「バタフライ」に切り替えるパターンが多用された。
- ^ メロディの一部が埼玉西武ライオンズの「チャンステーマ3」と似通っているため、一時期、西武ドームでの試合においては演奏を自粛していた。
- ^ 当初は原曲キーで演奏されていた。また、うちわを手に持ちながら応援するスタイルが模索されたが、定着しなかった。
- ^ 2002年はこれが唯一のチャンステーマであったが、2003年に新たなチャンステーマができたことにより「チャンステーマ2」という名称になった。
- ^ かつては打席の冒頭から使用されるのが基本であった。特に2000年代には、明るい曲調である「チャンステーマ1」を使用してチャンスが拡大すると、次の打者からは勇ましい曲調である「チャンステーマ2」に切り替えるという趣旨で運用されていた。
- ^ かつてはビジターも含めて通常のチャンスでも使用されたことがあり、「チャンステーマ2」を使用してチャンスが拡大すると、「チャンステーマ4」に切り替えるパターンが多用されたこともあった。
- ^ 広島東洋カープの場合は「広島倒せ」とコールするが、2018年8月から2023年シーズンまでは、平成30年7月豪雨の被災者への配慮のため「カープを倒せ」に変更されていた。
- ^ チームの低迷期に生まれたテーマであるため、親会社がDeNAに変わった2012年以降、徐々にチーム状況が上向くにつれて使用されなくなっていった。しかし、再び下位に低迷した2018年のペナントレース終盤に球団職員の提案によって多用されるようになって以降、再び使用される機会が増えている。
- ^ 元はトランペット応援が始まる前の時代における応援スタイルで、当時は太鼓の叩き方が異なる3パターンが存在し、状況に応じて使い分けられていた。そのうちの「ランナーあり」のバージョンが2010年に復刻。試行錯誤を経て、チャンステーマ的に用いられるようになっていった。
- ^ 2013年までは、「パウエル」→「川又」→「平野」→「狙い撃ち」の順番で流れていたが、2014年の応援歌一新、およびその後の新応援歌追加を経て、2020年現在では「チャンステーマ2」→「チャンステーマ3」→「チャンステーマ4」→「チャンステーマ1(サウスポー)」→「チャンス決めてくれ」の順番となっている(実際には「サウスポー」が2019年シーズン途中で使用自粛となったため、「決めてくれ」が使用開始された2019年以降の最終戦におけるチャンステーマメドレーでは「サウスポー」の演奏は省略され全曲演奏されない状態になっていたが、使用自粛前の2019年4月30日の読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)勝利後の外野応援席での応援団主導による二次会で、「平成最後のチャンステーマメドレー」という形で一度だけ5曲全曲によるメドレーが実現している)。
- ^ 流れとしては、応援団が決めたスリーコール(例:「お前が決めろ ○○」×3)から応援が始まる → チャンステーマに切り替わる → スリーコールと同じ言葉がコール部分の末尾にも入る(例:「お前が決めろ ○○」)という運用になっている。
- ^ 本拠地が札幌ドームの時代には、外野応援席の列ごとにコールをするタイミングが分けられていた。外野19〜24列「打て」 → 外野19〜30列「打て」 → 外野19〜36列「打て」 → 内外野全員「打て」の流れとなっていた。
- ^ 2023年にナゴヤドームでも使用された。
- ^ 2011年に歌詞が変更された。
- ^ 2012年に歌詞が変更された。
- ^ 1999年までは、3回繰り返すだけで(打席の途中で)選手別応援歌に切り替える方式であった。 関西では2000年より使用。 西武ではかつて主催試合でチャンスになると、球団職員の判断でチャンステーマ1または3のイントロを場内の音響で流すことがあり、それに続く形で応援団がチャンステーマを演奏していた。これは、観客をより一層盛り上げるという演出効果があった一方で、応援団の意向に沿わないチャンステーマのイントロが流れることもあり、応援団を中心に不満が飛び交うといったデメリットもあった。そのため、応援団がチャンステーマの演奏を打席の途中で切り上げ、違う応援歌に切り替えることもしばしばあった。特にチャンステーマ4が作成された2011年以降、この傾向がより顕著になったため、チャンステーマのイントロを音響で流すことは廃止された。
- ^ 元は8番打者用の応援歌。選手別応援歌がまだなかった1985年に、打順ごとに応援歌が制作された(この年の8番はほとんどが岡村隆則だったため、実質専用曲に近いが、他の選手が8番の場合でもこの曲であった)。その後、清原和博の選手別応援歌となり、清原が巨人に移籍した後は、2002年まで関東では垣内哲也の選手別応援歌、関西では松井稼頭央の専用チャンステーマとして使用された。
- ^ 2005年から球団の新たな応援スタイルとして、イニング開始前や得点時にファンが手持ちのフラッグを振ることになり、それと合わせて導入された応援歌である。
- ^ この応援スタイルは、既にロッテ応援団により行われていたタオル回しのチャンステーマを見た球団職員が、応援団へタオル回しをしてほしいと要望があるも「あれはかっこいいけど、タオルを回したらパクリになるから」という理由で編み出された。曲の最後にマフラータオルを頭上に掲げて右回りに一周する、という斬新な振り付けが当初話題になったが、後年その部分はマフラータオルを頭上に掲げるだけの応援スタイルが定着していった。
- ^ ブルーウェーブ時代は選手別応援歌を1コーラス歌ってから、このチャンステーマに切り替わる流れであった。バファローズになってから前奏がつけられ、打席冒頭から演奏されるようになった。
- ^ 2009年には2番の歌詞も作られた。
- ^ その際は、1番トランペット有→2番アカペラ→1番アカペラで太鼓もなし→2番トランペット有の流れとなる。
- ^ 福岡ドームで使用される際、外野席最前列のファンは身を乗り出しメガホンでフェンスの外側を叩くのが定番となっている。
- ^ 2013年の「鷹の祭典 in 東京ドーム」で「ガッチャン」の名称で使用され、2015年にチームスローガン“熱男(アツオ)”に合わせ「アッチャン」の名称となり、コールが一部変更された(ガッツだ燃えろ→熱く燃えろ)。
- ^ ホークスのチャンステーマとしては初めてとなる、歌詞なしでコールのみの構成となっている。
- ^ 当初予定されていたチャンステーマ2曲を急遽変更し、この曲を正式なチャンステーマとした。同年のオールスターゲームにおいても演奏された。
- ^ この応援歌が青木に流用されたのは、同じく背番号1であった若松勉にちなんでいた。しかし2020年現在、背番号1は山田哲人が着けており(2016年から)、青木は入団当初の背番号である23に戻している。
- ^ 特に当時の打撃コーチだった広澤克実に至っては、自身の公式HPで公然と応援団を批判する事態にも至った。
- ^ ジャンプによる振動を伴うため、2011年は東日本大震災の被災者に配慮して自粛した。
- ^ ただし鈴鹿チームはより上位のチャンステーマがあることから本曲は通常の応援曲とすることが多い。
- ^ 新日本製鐵君津硬式野球部時代に作曲されたオリジナル曲。日本選手権ではボンバーかずさとなる。
- ^ 一時期は三菱重工横浜(現:三菱日立パワーシステムズ)も使用していた。
- ^ 元々はシダックスのチャンステーマだったが、廃部に伴い坂田精二郎が移籍したため。当初は坂田の個人テーマとして演奏された後、2009年までチャンステーマとして使用された。
- ^ 過去には同社野球部からプロ入りした選手に選手別応援歌として用いられた。(ex.弓岡敬二郎(広畑-阪急)、尾花高夫(堺-ヤクルト)など)
出典
[編集]- ^ 近鉄バファローズ サポーターズハンドブック1998に同曲の掲載あり
- ^ 2014年に応援団が球場で配布する歌詞カードに、このコンセプトが記載されていた。
- ^ a b “【お知らせ】交流戦の応援における対戦相手の呼称について”. ベイスターズ応援日記@星覇会 (2018年5月28日). 2023年8月11日閲覧。
- ^ ベイスターズおじさん. “ベイスターズ暗黒時代の応援歌「ライジング」は、なぜ生まれ変わったのか”. 文春オンライン. 2023年8月11日閲覧。
- ^ 【中日】人気応援歌のサウスポーを自粛へ 「お前が…」のフレーズが不適切 2019年7月1日 スポーツ報知
- ^ 中日ドラゴンズ応援団 2022年2月1日 Twitter
- ^ “相手への侮辱?伝統の応援? 阪神ファン「蛍の光」論争に球団は...”. J-CAST ニュース (2019年2月12日). 2024年7月5日閲覧。
- ^ “鷹弘前で初白星!吉幾三CM曲乗り柳田&内川適時打 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年8月14日閲覧。
- ^ 侍ジャパン応援団を常設化 新たな応援曲の「チャンス侍」も決定 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト
- ^ “校歌・応援歌紹介”. 早稲田大学応援部 (2016年3月28日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ “応援について”. 慶應義塾体育会野球部. 2023年8月9日閲覧。
- ^ “東京大学運動会応援部”. www.todai-ouen.com. 2023年8月9日閲覧。