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Fate/Requiem

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Fate/stay night > Fate/Requiem
Fate/Requiem
ジャンル 伝奇
小説
著者 星空めてお
イラスト NOCO
出版社 日本の旗 TYPE-MOON
レーベル TYPE-MOON BOOKS
刊行期間 2018年12月31日 -
巻数 既刊2巻(2020年6月現在)
テンプレート - ノート
ポータル 文学

Fate/Requiem』(フェイト/レクイエム)[1]は、TYPE-MOON作のビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』のスピンオフライトノベル。著者は星空めておイラストNOCO。TYPE-MOON BOOKSより刊行。既刊2巻。

2019年10月には、水瀬いのりがナレーションを務めるテレビCMが放送された。

ストーリー

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どこかの世界線で起きた聖杯戦争が終わった後の話。

誰も彼もが聖杯を持ち、運命の示すサーヴァントを召喚することが当たり前の世界でただ一人、聖杯を持たない少女は世界で最後に召喚されたサーヴァントと出会う。

登場人物

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担当声優はゲーム『Fate/Grand Order』での配役。

主要人物

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宇津見 エリセ(うつみ エリセ)
声 - 鬼頭明里[2]
本作の主人公。本作の世界においてただ一人聖杯を持たない少女。父は人間、母は英霊という特殊な出自を持つ。
サーヴァントを殺す「死神」として恐れられている。前述の出自などから生まれつき悪霊に憑かれやすい体質で、それらは身体からにじみ出る泥水として表現されている。
『FGO』では自身が準サーヴァントとして実装される。(クラスはランサー(通常時)/アヴェンジャー(水着時))
プラン / ボイジャー
声 - 井口裕香[2]
世界で最後に召喚されたサーヴァント。名前はエリセが仮につけたもので「星の王子さま」のフランス語原題を略したものである。
真名は自身のクラスと同じボイジャー。1977年に打ち上げられ、刊行時も稼働を続けているNASAの無人宇宙探査機[注 1]
『FGO』ではボイジャークラスではなくフォーリナークラスで実装される。
カリン
エリセの友人。両親がサーヴァント召喚に否定的であり、現在家出中。
鬼女紅葉(きじょ こうよう)/ バーサーカー
声 - 日笠陽子[2]
カリンのサーヴァント。恐竜の姿をした巨大なサーヴァント。言葉を話すことができないが、マスターのカリンとは意思疎通が可能。
コハル・F・ライデンフロース
娯楽として昇華された聖杯戦争におけるスター選手。ライデンフロース家が製造した少女型ホムンクルスであり、ギャラハッド〔オルタ〕のマスター。
ギャラハッド〔オルタ〕/ セイバー
コハルのサーヴァント。ギャラハッドが「最も聖なる騎士」の称号を捨て反転(オルタ化)して召喚された姿。

エリセの関連者

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真鶴チトセ(まなづる チトセ)
エリセの祖母。過去の聖杯戦争に参加し勝者となった魔術師。
セーラー服を着ており、見た目は少女の姿をしている。
ルキウス・ロンギヌス / ランサー
チトセのサーヴァント。
チェーザレ・ボルジアルクレツィア・ボルジア
二人で一騎のアサシンのサーヴァント。高級ホテルを経営する傍ら情報屋を営む。
カレンシリーズ
都市を統括するAI。過去に実在した人物をもとにしており、複数のAIが同じ姿をしている。
AIごとに服装や性格などで個性が分かれており、秋葉原を統括する最上位AI「カレン・フジムラ」は、エリセに「死神」の仕事を依頼する立場にある。エリセからは先生と呼ばれ慕われている。

その他の人物

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アハシェロス
第1巻冒頭でエリセが護衛していた人物。さまよえるユダヤ人
"船長"
アハシェロスのサーヴァント。クラスは不明。真名はさまよえるオランダ人
ンザンビ / キャスター
秋葉原のコロシアムに乱入したサーヴァント。クラスはキャスターだが呪術師(ソーサラー)を自称する。
ルイ17世 / アヴェンジャー
名前のみの登場。天使のような雰囲気と内面にどす黒い闇を抱えている少年のサーヴァントで、史実ではマリー・アントワネットの次男。
エリセが過去に請けた仕事の中で出会った。裏切られたあげくマスターもろとも大きな惨劇を引き起こしたという。

既刊一覧

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  • 『Fate/Requiem』
    1. 「星巡る少年」(2018年12月31日発売)
    2. 「懐想都市新宿」(2020年6月12日発売)

他媒体展開

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ゲーム

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Fate/Grand Order
iOSAndroid用アプリゲーム。
2020年5月にコラボイベントが開催され、本作のキャラクターがゲーム内に登場した[3]

脚注

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注釈

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  1. ^ ボイジャーには1号機と2号機が存在するが、英霊としてのボイジャーがどちらを元としているのか、あるいはボイジャーという概念を集約したものなのかについては明言されていない。

出典

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外部リンク

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