Category‐ノート:日本の亡命者

カテゴリの定義について

関連するカテゴリとしてCategory:日本から密出国した人物が作成されております。大変紛らわしいと思うのですが、この2つのカテゴリはどのように区別されるのでしょうか。また明確な区別が存在したとして、2カテゴリの間には包含関係があるのでしょうか。私は2つのカテゴリが別々に存在すること自体を否定するものではありませんし、明確な区別さえあれば、場合によっては2つのカテゴリへの二重リンクを許容する方法があっても善いと思います。しかし現状とするはっきりとした定義がなされていないままでは、2つのカテゴリは限りなく重複した内容になってしまい、あえて別々にカテゴリを立てる意味が無くなってしまいます。このような事態を回避するためには、それぞれのカテゴリの定義を、編集者が区別しやすいよう明確化し、さらにできるならば一方のカテゴリを他方のカテゴリの上位もしくは下位カテゴリをすることが望ましいでしょう。あらゆる密出国者は亡命者であり、亡命者には合法的な出国者も含まれると定義するなら"密出国者⊆亡命者"となり、こちらを上位カテゴリをするべきなのでしょうか。いずれにせよ早急に本カテゴリの定義を合意の上明文化することが必要であると思います。--Straysheep（会話） 2013年12月27日 (金) 16:42 (UTC)[返信]

似ているけれども、相互に別種の行動による区分ですので、どちらかを上位とする包摂関係にはなく、独立した分類です。密出国は日本からの出国に関する行動ですし、亡命は亡命先の政府との関連で定義されます。--rshiba（会話） 2013年12月27日 (金) 21:52 (UTC)[返信]

幕末の密出国者は、留学や海外視察のための密出国ですので、亡命者ではありません。また、亡命する場合でも日本からの出国は正規出国である場合もあります。--rshiba（会話） 2013年12月30日 (月) 03:37 (UTC)[返信]

rshibaさんコメントありがとうございました。要するに両カテゴリの上下関係を認めず、場合によっては双方へのリンクも許容する、という意見であると考えてよいのでしょうか。そうすると3つの分類が成り立ちます。

分類1：「亡命者」カテゴリのみにリンクされる項目。

分類2：「密出国者」カテゴリにのみリンクされる項目。

分類3：「亡命者」カテゴリ・「密出国者」カテゴリの両方にリンクされる項目。

分類1に属するのは政治的理由（出身国での活動困難）に基づき、合法的手段を通じて海外に渡航・移住した人物であり、具体例として第2次世界大戦前にアメリカ合衆国に合法的に渡航し、戦時期に帰国しなかった大山郁夫・湯浅八郎などが想定できます。分類2に該当するのは、政治以外の理由（例えば留学（国外視察）・犯罪など）により、非合法的手段を通じて海外に渡航・移住した人物であり、具体例としては幕末期に留学のため国禁を破って海外渡航した新島襄・「長州五傑」などが想定できます（ただし幕末の海外視察が「亡命」に該当しないとする定義については、やや分かりにくいのでカテゴリ冒頭において明記が必要かと思います）。分類3については、政治的理由に基づき、非合法的手段を通じて海外に渡航・移住した人物であり、具体的には戦前・戦時期および戦後の冷戦初期において反戦活動・左翼活動のため社会主義国・社会主義圏（中国共産党の占領地区もこれに含まれます）に赴いた相当数の人物が想定できます。なおrshibaさんは亡命について「亡命先の政府との関連で定義される」としておられます（亡命先の政府に亡命者（政治難民）として認定され受け入れられる、ということでしょうか）が、例えば日中戦争期の中共占領地区の場合、そのような法的手続きが明確な制度として存在しているかどうかは不詳（しかし「日本からの亡命者」には違いない）であるため、ここはやや広範囲に「出身国での活動困難など政治的な理由により国外に渡航・移住した人物」と定義しておけば十分ではないでしょうか（wikiの亡命も亡命先での待遇云々については特に言及がなく、私が述べたような定義になっていると思います）。

ですので、今後の具体的な方針としては双方のカテゴリの冒頭（定義部分）において以下の点を明記してはどうでしょうか。

（1）「亡命」「密出国」の定義をより詳細に敷衍。

（2）「亡命者 / 密出国者カテゴリとの違い」への注意喚起。

（3）2つのカテゴリの相違点（上述の内容で。留学・海外視察は「亡命」には含まれない、など）。

（4）2つの定義を満たしている場合、重複リンクの許容。

（5）その他。rshibaさん自身が「密出国者」カテゴリの変更履歴において（犯罪を理由とする密出国の場合?）「本カテゴリは、凶悪犯罪を犯して正式に公判請求され、世間やメディアに大きな影響を与えた人物に限り追加してください。単に犯罪を犯したというだけの人物を追加しないでください」としておられるので、「密出国者」カテゴリにその旨を明記することは必要であると考えます。

以上、いかがでしょうか。特に異論がなければ、上述の方向で両カテゴリの冒頭の文章を近日中に加筆編集します。--Straysheep（会話） 2013年12月30日 (月) 16:53 (UTC)[返信]

「（5）その他。rshibaさん自身が「密出国者」カテゴリの変更履歴において（犯罪を理由とする密出国の場合?）「本カテゴリは、凶悪犯罪を犯して正式に公判請求され、世間やメディアに大きな影響を与えた人物に限り追加してください。単に犯罪を犯したというだけの人物を追加しないでください」としておられるので、「密出国者」カテゴリにその旨を明記することは必要であると考えます。」は編集[1]と[2]ですが、この場合の「本カテゴリ」とはCategory:日本の犯罪者のことです。文脈的には別件です。--rshiba（会話） 2013年12月31日 (火) 16:52 (UTC)[返信]

カテゴリの定義について原案

上記の議論を踏まえ、本カテゴリの「定義」部分の文章を考えてみました。

日本から外国へ亡命した人物の項目のカテゴリ。
ここでいう「亡命者」は、出身国（ここでは日本）での活動困難など政治的な理由により国外に渡航・移住した人物をいう。この際、渡航・移住の手段が合法的であるか非合法的であるかは問わない。また、留学・海外視察それ自体は亡命に含まれない。
非合法的手段により日本から出国した人物の項目のカテゴリ「日本から密出国した人物」との違いに注意すること。ただし、非合法的手段を通じて国外に亡命した人物の項目については「日本から密出国した人物」カテゴリとの二重リンクを許容する。

以上、しばらく時間をおいて特に異論がなければ加筆します（なお、Category‐ノート:日本から密出国した人物でもカテゴリ定義文について提案を行います）。--Straysheep（会話） 2014年2月27日 (木) 21:04 (UTC)[返信]

上記のように加筆しました。何か問題があればこちらのノートご意見を書いて頂くか、カテゴリページに加筆して下さい。--Straysheep（会話） 2014年3月2日 (日) 16:48 (UTC)[返信]