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ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Bullet For My Valentineから転送)
ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン
Bullet for My Valentine
ドイツ・ニュルンベルク公演(2018年6月)

バンド ロゴ
基本情報
別名 12 Pints of my Girl Friends Blood
Jeff Killed John
Opportunity in Chicago
出身地 ウェールズの旗 ウェールズ
ミッドグラモーガン州ブリジェンド
ジャンル ハードロック
ヘヴィメタル[1][2]
メタルコア[2][3]
スラッシュメタル[2][3]
活動期間 1998年 - 現在
レーベル Visible Noise
Trustkill Records
ジャイヴ・レコード
ソニー・ミュージック
RCAレコード
スパインファーム・レコード
公式サイト bulletformyvalentine.com
メンバー マット・タック (Vo/G)
マイケル・パジェット (G)
ジェイミー・マティアス (B/Vo)
ジェイソン・ボウルド (Ds)
旧メンバー ニック・クランドル (B)
ジェイ・ジェイムズ (B/Vo)
マイケル・トーマス (Ds)

ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン: Bullet for My Valentine)は、ウェールズ出身のヘヴィメタルバンド。略称は「BFMV」。

2000年代以降の新世代メタルグループとして台頭した、同国を代表するメタルバンド。欧州専門誌主催の各賞を数多く受賞した実績をもつ。

来歴

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1998年に結成し、「12 Pints of my Girl Friends Blood」「Jeff Killed John」「Opportunity in Chicago」といった改名を経て、2003年から「ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン」として活動開始。

2004年に本国イギリスで発表したミニ・アルバムが高い評価を受け、2005年にデビューアルバム『ザ・ポイズン - The Poison』を発売。同年のロックフェス『サマーソニック』への出演で初の日本公演を行う。

2008年1月、2ndアルバム『スクリーム・エイム・ファイア - Scream Aim Fire』をリリース。前作『ザ・ポイズン』のセールス記録を大幅に塗り替える作品となった。5月にはプロテスト・ザ・ヒーローをサポートバンドに迎え、日本ツアー『BULLET FOR MY VALENTINE Japan Tour 2008』を開催。および10月にHR/HMフェス『LOUD PARK 08』に出演[4]

2010年4月、3rdアルバム『フィーヴァー - Fever』をリリース。同年9月1日・2日、スペシャルゲストにブリング・ミー・ザ・ホライズン 、サポートアクトにキャンサー・バッツを迎えて来日公演を行う。

2013年2月、4thアルバム『テンパー・テンパー - Temper Temper』をリリース。3月8日には約3年ぶりに来日公演を行う。同年、サマーソニック2013に出演。

2014年2月から3月にかけてヨーロッパツアーを開催。日本のバンド「coldrain」がサポートアクトとして同行。

2015年、5thアルバム『ヴェノム - Venom』をリリース[5]

2016年、4月に来日公演[6] および8月のロックフェス『サマーソニック 2016』に出演[7]

2018年、6thアルバム『グラヴィティ - Gravity』をリリース[8]

音楽性と影響

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アイアン・メイデン」や「メタリカ」「パンテラ」といった、ヘヴィメタル・バンドからの影響を前面に出した独特な音楽性を持つ。 他には「アナイアレイター」「マシーン・ヘッド」「セパルトゥラ[9]AC/DC」「ガンズ・アンド・ローゼズ[10]テスタメント」「スタック・モジョ」「コーン」「スレイヤー」「ジューダス・プリースト」「メガデス」「アリス・イン・チェインズ」「ニルヴァーナ[11]レッド・ツェッペリン[12]ディープ・パープル」「ブラック・サバス[9] からの影響を語っている。マット・タックはインタビューで「ブルース・スプリングスティーン」「ボブ・シーガー」「ボブ・ディラン」から作曲面で影響を受けたと述べている[13]

メンバー

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現ラインナップ

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  • マット・タック (Matthew "Matt" Tuck1980年1月20日 ) - ボーカル/ギター (1998- )
    バンドの歌詞は主に彼が手がけた架空の物語や、自らの喉のトラブルを唄った『デリヴァー・アス・フロム・イーヴィル』等、メンバーの実体験を中心としている。
    インタビュー等の発言から生意気で好戦的なイメージを持たれているが、実際は控えめで大らかな性格らしく「僕を怒らせたかったら余程酷い事をしなければならない」と語っている。メンバーの中では酒もあまり飲まない(パッジに言わせれば「稀に酔った時は手が付けられない」らしい)。
  • マイケル "パッジ" パジェット (Michael "Padge" Paget1978年9月12日 ) - ギター (1998- )
    前衛的なギタープレイを信条としており、『スクリーム・エイム・ファイア』収録曲では度々活躍している。バンドでは最年長なのもあって、他のメンバーの相談相手になる事も多いという。
    使用機材であるESP Michael Padget Vはかつてデイヴ・ムステインのシグネイチャーモデルであったDV8をモチーフにしている。
  • ジェイミー・マティアス (Jamie Mathias1990年4月10日 ) - ベース/ボーカル (2015- )
  • ジェイソン・ボウルド (Jason Bowld ) - ドラムス (サポート2016, 正規2017- )

旧メンバー

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  • ニック・クランドル (Nick Crandle) - ベース (1998-2003) - 前身バンドまで在籍
  • ジェイ・ジェイムズ (Jason "Jay" James1981年1月13日) - ベース/ボーカル (2003-2015)
    スタジオアルバムにおけるボーカルは全てマットのものだが、ライヴでは一部のボーカルを彼が担当。特に、マットが喉を痛めてからは更にそのパートが多くなる。パッジとは喧嘩仲間。2015年に脱退。
  • マイケル "ムース" トーマス (Michael "Moose" Thomas、1981年6月4日) - ドラムス (1998–2016)

ディスコグラフィ

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アルバム

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タイトル 最高位 販売枚数 ディスク認定
US
[14]
UK
[15]
AUS
[16]
AUT
[17]
FIN
[18]
FRA
[19]
GER
[20]
JPN
[21]
NZ
[22]
SWE
[23]
SWI
[24]
2005 The Poison 128 21 43 25 37
  • World: 1,200,000[25]
2008 Scream Aim Fire 4 5 4 3 8 38 3 15 29 5 18
  • World: 1,000,000.[27]
2010 Fever 3 5 5 2 3 25 3 8 9 14 7
2013 Temper Temper 13 11 4 3 5 51 5 17 14 19 9
2015 Venom 8 3 1 2 4 42 2 9 8 46 1
2018 Gravity 17 13 10 7 12 7 34 47 6
2021 Bullet for My Valentine
  • Released: 5 November 2021
  • Label: スパインファーム・レコード
153 13 17 8 16 132 9 27 - - 11
"—" はチャート外。

シングル

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EP

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DVD

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出典

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  1. ^ Bullet for My Valentine|Biography”. オールミュージック. All Media Guide. 2015年4月18日閲覧。
  2. ^ a b c Bullet For My Valentine - ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン - キューブミュージック・2015年8月31日閲覧。
  3. ^ a b Bullet for My Valentine reviews, music, news - sputnikmusic・2015年3月03日閲覧。
  4. ^ LOUD PARK 08特集|BULLET FOR MY VALENTINEライブレポート - 激ロック
  5. ^ BULLET FOR MY VALENTINEインタビュー - 激ロック
  6. ^ BULLET FOR MY VALENTINE、来年4月に東名阪にてジャパン・ツアー開催決定! - 激ロック
  7. ^ ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインら、サマーソニックの出演が決定 - ロッキング・オン
  8. ^ ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン、3年ぶりのニュー・アルバムをリリース”. BARKS (2018年4月10日). 2018年8月1日閲覧。
  9. ^ a b http://www.artistdirect.com/entertainment-news/article/interview-matt-tuck-of-bullet-for-my-valentine-and-lzzy-hale-of-halestorm/10490831
  10. ^ Guns N' Roses Biography – AOL Music”. Music.aol.com. 29 October 2011閲覧。
  11. ^ Bullet for My Valentine Interview – Ultimate Guitar”. Ultimate Guitar Archive (20 October 2005). 1 November 2007閲覧。
  12. ^ アーカイブされたコピー”. 2014年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月10日閲覧。
  13. ^ http://www.theaquarian.com/2010/04/21/interview-with-matt-tuck-of-bullet-for-my-valentine-scarlet-fever-the-epidemic/
  14. ^ "((( Bullet for My Valentine > Charts & Awards > Billboard Albums )))" allmusic.com. Retrieved on 10 August 2010.
  15. ^ "Chart Log UK Search for Bullet for My Valentine" zobbel.de. Retrieved on 10 August 2010.
  16. ^ "Australian Album Charts Search for Bullet for My Valentine" australian-charts.com. Retrieved on 27 January 2009.
  17. ^ "Austrian Album Charts Search for Bullet for My Valentine" austriancharts.at. Retrieved on 27 January 2009.
  18. ^ "Finnish Album Charts Search for Bullet for My Valentine" finnishcharts.com. Retrieved on 27 January 2009.
  19. ^ "French Album Charts Search for Bullet for My Valentine" lescharts.com. Retrieved on 27 January 2009.
  20. ^ "German Album Charts Search for Bullet for My Valentine" musicline.de. Retrieved on 10 August 2010.
  21. ^ ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン” (Japanese). oricon.co.jp. Oricon Inc.. 21 July 2009閲覧。
  22. ^ "New Zealand Album Charts Search for Bullet for My Valentine" charts.org.nz. Retrieved on 27 January 2009.
  23. ^ "Swedish Album Charts Search for Bullet for My Valentine" swedishcharts.com. Retrieved on 27 January 2009.
  24. ^ "Swiss Album Charts Search for Bullet for My Valentine" hitparade.ch. Retrieved on 27 January 2009.
  25. ^ The album has sold 1,000,000 copies worldwide
  26. ^ Platinum Awards Content”. BPI. 2008年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月3日閲覧。
  27. ^ BULLET FOR MY VALENTINE's 'Fever' Cracks U.S. Top 3” (5 May 2010). 2013年4月28日閲覧。
  28. ^ Bullet For My Valentine Biography | The Official Bullet For My Valentine Site. Bulletformyvalentine.com. Retrieved on 25 March 2011.
  29. ^ ARIA Charts – Accreditations – 2011 Albums . Aria.com.au (2011-02-28). Retrieved on 25 March 2011.
  30. ^ Next Album Going To Be In A Similar Vein Of Fever”. Ultimate Guitar (28 January 2011). 21 September 2011閲覧。

外部リンク

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