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Armed Bear Common Lisp

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Armed Bear Common Lisp
開発元 Peter Graves, Mark Evenson, Erik Hüelsmman, Ville Voultaine, Alessio Stalla, Andras Simon, Rudolf Schlatte
初版 2005年5月31日 (19年前) (2005-05-31) [1]
最新版
1.9.2 / 2023年6月21日 (16か月前) (2023-06-21)
リポジトリ ウィキデータを編集
対応OS Linux, Windows,macOS
プラットフォーム JVM
対応言語 Lisp, Common Lisp
種別 コンパイラおよびインタプリタ
ライセンス GNU General Public License with Classpath exception.
公式サイト https://abcl.org/
テンプレートを表示

Armed Bear Common Lisp はJava仮想マシン(JVM)上で稼動することを特徴としたCommon Lispの実装である。

元々は、Peter Gravesが1990年代後半から開発していたJ[2]というJava製エディタのための拡張言語としてLispインタプリタを内蔵するところから始まり、2005年にはCommon Lisp処理系として独立し開発が進んだ。

Armed Bear Common Lispの開発が独立するのと同時期の2005年にPeter Gravesは、C++を開発言語としたXCL[3]という別のCommon Lisp処理系の開発に専念するためにArmed Bear Common Lispの開発からは離脱する。 以降は、Mark Evenson、Erik Hüelsmman、Ville Voultaine、Alessio Stalla、Andras Simon、Rudolf Schlatteらを中心として開発が継続している。

2011年10月にECLM(Europe Common Lisp Meeting)[4]においてバージョン1.0.0のリリースおよびANSI規格準拠の報告をし、以降も開発が継続されている。

特徴

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  • JVM言語としてJavaとの密な相互運用が可能
  • URIと統合したpathanme

言語仕様

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  • ANSI Common Lisp規格準拠
  • CLOS MOPをサポート

年表

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  • 2003年初頭 Jエディタにエディタマクロ言語としてLispインタプリタが搭載される
  • 2005年 Armed Bear Common Lisp としてJエディタから独立
  • 2011年10月 バージョン1.0.0にてANSI Common Lisp規格準拠

参照

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  • Armed Bear Common Lisp User Manual 1.8.0[5]

脚注

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  1. ^ https://sourceforge.net/p/armedbear-j/mailman/message/183988/
  2. ^ https://sourceforge.net/projects/armedbear-j/
  3. ^ https://github.com/gnooth/xcl
  4. ^ https://web.archive.org/web/20120131180538/http://weitz.de/eclm2011/
  5. ^ https://abcl.org/releases/1.8.0/abcl-1.8.0.pdf