Tシャツと私たち
『Tシャツと私たち』 | ||||
---|---|---|---|---|
ウカスカジー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
| |||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | トイズファクトリー | |||
プロデュース | ウカスカジー | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
ウカスカジー アルバム 年表 | ||||
| ||||
EANコード | ||||
EAN 4988061865669 (TFCC-86566) | ||||
ミュージックビデオ | ||||
「Celebration」 - YouTube |
||||
ライブ映像 | ||||
「Anniversary」 (2019.09) - YouTube |
映像外部リンク | |
---|---|
ウカスカジー 「HAPPY HOUR」 ダンス振り付け映像 |
『Tシャツと私たち』(ティーシャツとわたしたち)は、日本の音楽ユニット・ウカスカジーの2枚目のオリジナルアルバム。2016年7月13日にトイズファクトリーより発売された[4]。
背景
[編集]2013年のウカスカジー結成以降、自身が主催するライブでは音楽だけでなくサッカーを融合させたイベントという形を取っていた。しかし、2015年6月28日に豊洲PITで音楽のみのライブ『MIFA Football Park 1st anniversary party』を開催[5]。そこで手応えを感じ、翌年の2016年にウカスカジー初となるライブツアー『ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR』(後述)の開催を決定した。そのツアーに向けて新曲が制作され、曲数が溜まったためアルバムとして発表することとなった[6]。
音楽性
[編集]桜井和寿は「一緒にうたったり叫んだりというコミュニケーションを前提に曲を作ったりしています」と語っており[7]、「とにかくハッピー」「ライブで盛り上がってなんぼ」というテーマを突き詰めて制作されている[6]。
アルバムタイトルは桜井の提案によるもの。当初は『HAPPY HOUR』や『おめでたい奴ら』も候補にあったが、あえて興味を引くようなタイトルにしたという[8]。
また、2015年にライブ『MIFA Football Park 1st anniversary party』で初披露されたエアロスミスとRun-D.M.C.がコラボレーションした楽曲「Walk This Way」を日本語詞でカバーした「遠くに行くぜ」[9]もレコーディングされ本作に収録予定だったが、許諾が下りずお蔵入りとなった。
リリース・プロモーション
[編集]通常盤のみの1形態で発売。紙ジャケット仕様となっている。前作『AMIGO』以来約2年ぶりのリリースとなった。ライブツアー『ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR』の会場では、本作の特典付き予約会が実施された[10]。
2019年8月19日、配信限定ミニアルバム『金色BITTER』の発売と同時に本作のダウンロード配信・ストリーミング配信が解禁された[11]。ただし、ボーナス・トラックの「Special talk about 『Tシャツと私たち』」「ミファンダえかきうた」に関しては配信が行なれていない。
ツアー
[編集]本作発売に先立ち、2016年6月17日から7月1日まで5会場5公演に渡るライブハウスツアー『ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR』を開催[12]。本作収録曲が全曲披露された。また、本作発売発表と同時に、アルバ厶発売週である7月16日に豊洲PITでライブ『ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR 追加公演 〜NEW ALBUM Release Party “おめでたい私たち”〜』の開催が発表された[4]。このライブの模様は、2016年8月20日にBSスカパー! にて放送された[13]。
バンドアミーゴ[注 1]として、SUNNY(キーボード・コーラス、バンドマスター)、設楽博臣(ギター)、藤谷一郎(ベース)、脇山広介(ドラム)が参加。計6人体制で演奏、パフォーマンスが行なわれた。また、オープニングアクトとしてDJダイノジ[注 2]が帯同し、ライブ本編でも数曲バックダンサーとして参加したほか、追加公演ではサプライズゲストとして千葉県船橋市の非公認キャラクターであるふなっしーが登場した[13]。
アートワーク
[編集]本作のアートディレクターは榮良太が担当。ジャケットでは桜井和寿の提案から[15]メンバー2人がミファンダの着ぐるみを着ており、仕事や遊びを全力でやり終えた後の「最高の乾杯の瞬間」を体現しているという[10]。
収録曲
[編集]- 全作詞・作曲:ウカスカジー(#4除く) / プロデュース:ウカスカジー
- Anniversary [5:25]
- 編曲:SUNNY & ウカスカジー / 弦編曲:SUNNY
- 「niko and ...」CMソング[16][17]。
- 2015年に開催されたライブ『MIFA Football Park 1st anniversary party』で初披露されていた楽曲で、同ライブのために制作された[18]。
- Celebration [4:57]
- 編曲:SUNNY & ウカスカジー
- HAPPY HOUR [4:45]
- 編曲:森俊之 & ウカスカジー / 管編曲:森俊之
- 前を向け! [6:26]
- Tシャツと私たち [3:48]
- 編曲:ウカスカジー
- Celebration (Instrumental) [4:57]
- Special talk about 「Tシャツと私たち」 (Bonus) [21:12]
- 本作や収録曲についてのトーク音源。
- ミファンダえかきうた (Bonus) [1:20]
- 編曲:ウカスカジー
- ミファンダがボーカルを務めている(実際には桜井の声を加工したもの)。
参加ミュージシャン
[編集]- 桜井和寿:Vocal (#1 - #5), Chorus (#1 - #5, #8), Acoustic Guitar (#1), Guitar (#5), Triangle (#5)
- GAKU-MC:Rap (#1 - #4), Vocal (#5), Chorus (#1 - #4, #8), Ukulele (#5)
- SUNNY:Keyboards (#1, #2, #5), Programming (#1, #2), Accordion (#5), ORGANAIRE (#8), andes25 (#5, #8), Chorus (#5)
- 設楽博臣:Electric Guitar (#1), Guitar (#2)
- 藤谷一郎:Bass (#1, #2, #5)
- 脇山広介:Drums (#1, #2)
- 四家卯大:Cello (#1)
- 沖祥子:Violin (#1, #2)
- 西村浩二:Trumpet (#2, #3)
- 山本拓夫:Sax (#2), Flute (#2)
- オオヒナタハルコ:Chorus (#2)
- 森俊之:Keyboards (#3), Programming (#3)
- 土方隆行:Guitar (#3)
- 松原秀樹:Bass (#3)
- 玉田豊夢:Drums (#3)
- 鈴木明男:Sax (#3)
- 中川英二郎:Trombone (#3)
- DJ FUMIYA (RIP SLYME):Programming (#4), All other instruments (#4), Scratch (#4)
- Totzan:Guitar (#4), Bass (#4)
- YoYo:Keyboards (#4)
- ミファンダ (?):Vocal (#8)
ライブ映像作品
[編集]曲名 | 作品名 |
---|---|
Anniversary | ウカスカジーの大冒険 〜TOUR "WE ARE NOT AFRAID!!"〜 |
ウカスカジーの夢工場 〜TOUR “アディショナルタイム”〜 | |
HAPPY HOUR | ウカスカジーの大冒険 〜TOUR "WE ARE NOT AFRAID!!"〜 |
カバー
[編集]- Anniversary
-
- TAOTAK[注 3](2018年11月26日、配信限定シングル『Anniversary』) - ワーナー・ブラザース映画『春待つ僕ら』主題歌。亀田誠治がプロデュースを担当[26]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “Tシャツと私たち | ウカスカジー”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年4月19日閲覧。
- ^ “西野カナ、『Just LOVE』が全指標で首位獲得!ドリカムのウラBESTは2位キープ”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2017年7月20日). 2022年6月27日閲覧。
- ^ “ビルボード週間アルバムチャートにて西野カナが12.8万枚で断トツ首位 2位3位は僅差で絢香/ドリカム”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2017年7月19日). 2022年6月27日閲覧。
- ^ a b “ウカスカジー2年ぶりアルバムは「Tシャツと私たち」ツアー追加公演も”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年5月12日). 2020年12月11日閲覧。
- ^ “ウカスカジー新曲パフォーマンスや桜井和寿&和田唱セッションをdTVで堪能”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2015年8月5日). 2021年11月30日閲覧。
- ^ a b 森田恭子 2016, p. 65.
- ^ 金子かおり 2016, p. 13.
- ^ a b 森田恭子 2016, p. 67.
- ^ “【完全レポ】桜井和寿×GAKU-MC=ウカスカジー、初のツアー完走! 「一生こんなことやってたい」”. rockin'on.com. ロッキング・オン (2016年7月19日). 2023年6月24日閲覧。
- ^ a b “ウカスカジー NEW ALBUM「Tシャツと私たち」2016.07.13 Release”. MIFA (2016年7月8日). 2021年11月30日閲覧。
- ^ “ウカスカジーが8月にミニアルバム「金色BITTER」配信、全国ツアーに東京公演追加”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2019年7月26日). 2021年11月30日閲覧。
- ^ “ウカスカジー、全国5都市で初のライブツアー開催”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年2月19日). 2023年6月23日閲覧。
- ^ a b “ウカスカジー初ツアー、ファイナルにミファンダの“先輩”ふなっしー登場”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年7月18日). 2022年6月27日閲覧。
- ^ “ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR 追加公演〜NEW ALBUM Release Party “おめでたい私たち”〜”. MIFA (2016年5月12日). 2023年11月21日閲覧。
- ^ 松浦靖恵 (2016年6月14日). “再びメジャーへ!GAKU-MC『ついてない1日の終わりに』インタビュー”. FanplusMusic. Fanplus. 2021年12月5日閲覧。
- ^ “ウカスカジーの「Anniversary」に乗せて非日常描くniko and ...PV第2弾”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年9月7日). 2020年12月11日閲覧。
- ^ “菅田将暉と小松菜奈がマンガ作りに熱中、Webムービー「カケル」”. 映画ナタリー. ナターシャ (2018年9月6日). 2020年12月11日閲覧。
- ^ “MIFA Football Park 1st Anniversary Party 第2弾レポート後編!!”. MIFA (2015年7月12日). 2021年11月30日閲覧。
- ^ 森田恭子 2016, p. 71.
- ^ a b “阿佐ヶ谷姉妹・江里子の結婚式描いたウカスカジーMVにASH&D芸人集合”. お笑いナタリー. ナターシャ (2016年7月1日). 2023年6月24日閲覧。
- ^ “『Celebration』by ウカスカジー”. BABEL LABEL. 2023年6月24日閲覧。
- ^ 渡辺江里子 (2016年8月24日). “夢の結婚式、再び 姉”. 阿佐ヶ谷姉妹オフィシャルブログ「姉妹だより」 Powered by Ameba. サイバーエージェント. 2023年6月24日閲覧。
- ^ 森田恭子 2016, p. 66.
- ^ a b 森田恭子 2016, p. 70.
- ^ “ツアー直前、ウカスカジー新曲振り付けをダイノジが指導”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年6月15日). 2020年3月20日閲覧。
- ^ “土屋太鳳&北村匠海ユニットTAOTAK、映画「春待つ僕ら」主題歌を担当”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2018年11月14日). 2020年12月11日閲覧。
参考文献
[編集]- 金子かおり「COULD BE ANYTHING」『FATHER & MOTHER Mr.Children official fan club』第72巻、エンジン、2016年7月、12 - 13頁。
- 森田恭子「Celebration ウカスカジー」『LuckyRaccoon』第43巻、BIRTHDAYS、2016年7月7日、62 - 71頁。
外部リンク
[編集]- 公式サイト
- ミュージック・ビデオ
- ライブ映像
- 振り付け映像
- 歌詞
- 「Anniversary」 - 歌ネット
- 「Celebration」 - 歌ネット
- 「HAPPY HOUR」 - 歌ネット
- 「前を向け!」 - 歌ネット
- 「Tシャツと私たち」 - 歌ネット
- コメント
- ニューアルバムと追加公演とつまりは夏祭り! - GAKU-MCオフィシャルブログ「ガク問ノススメ」 Powered by Ameba