AccidentHouse
『AccidentHouse』(アクシデントハウス)とは、K App.(Kanata Noguchi)が制作し2020年にリリースされた3Dホラーゲーム。
QuietMansionシリーズの第三作品に当たり、「K GAME Project」第三弾。
キャッチコピーは「これは、人を信じすぎた男の悲しい物語」。[1]
時系列は前作であるQuietMansion2の2年前であり、前作で明言されなかったバイオテロの真相が語られる。
ジャンル | 3Dホラーゲーム |
---|---|
対応機種 | Steam |
開発元 | K App. |
発売元 | K App. |
シリーズ | QuietMansionシリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | ダウンロード販売 |
アクティベーション | KGSSによるDRM認証 |
発売日 | 2020年12月24日 |
必要環境 |
OS : Windows 7 CPU : Intel® Core™ i3/AMD Ryzen™ メモリー : 1500MB GPU : Intel® HD Graphics 4000 |
エンジン | Unity |
対応言語 | 日本語・英語 |
概要
[編集]探索型の一人称視点3Dホラーゲームであり、プレイヤーは廃屋からの脱出を目指す。
開発当初より「進化するホラーゲーム」として設計されており、オブジェクトの分離化などが徹底されている。
沿革
[編集]2020年2月7日にK GAME Project第三弾としてAccidentHouseが発表。[2]
同年4月1日にクローズドベータテストが実施。[3]
同年5月11日にオープンベータテストが開始。[4]
同年6月1日に開発機材の性能向上を主な目的とした、クラウドファンディングを実施する事が発表。[5]
同年6月9日にクラウドファンディングが開始され、開始5日で目標金額に到達。[6]
同年6月26日、Steamストアページの公開とクラウドファンディング支援者に先行公開されていた体験版が一般公開。[7]
その後、複数回クローズドベータテストを実施。
同年10月24日にAccidentHouse早期アクセス版が配信開始。
同年10月22日にAccidentHouse正式版が発売。[8]
Kウィルス
[編集]詳しくはQuietMansion2のページを参照。
QuietMansion2とは異なり、今作ではパラシーがメインクリーチャーになっている。
ゲームシステム
[編集]こちらから反撃する事は出来ず、可能なのはただ逃げる事のみである。
本作には、「Easy」・「Normal」・「鬼モード」の三種類の難易度調節が可能。
難易度によってHPの上限値や敵の能力に差がある。
なお、鬼モードのクリア率は全プレイヤーのうち5.1%となっている。[9]
KGSS
[編集]QuietMansionシリーズに採用されているオリジナルセキュリティシステムの総称。
詳しくはQuietMansion2のページを参照。
本作ではユーザーデータの取得や管理といったゲームマネジメント全般も担っている。
ゲームの評価
[編集]QuietMansion2同様、学生が一人で開発した事が前面に出過ぎておりゲーム自体の評価が少ない。
Steamの評価は「非常に好評」と「やや好評」の間を維持している。
本作では突然敵が目の前に出てきてびっくりさせるジャンプスケアと呼ばれる演出が多用されており、「安っぽいホラーゲーム」として評価を受ける事も少なくない。
しかし、少なくともクラウドファンディングが短期間で成功するなど期待を受けている事も事実である。
関連項目
[編集]- QuietMansion2(K App.の前作)
外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ “【19歳の学生が挑戦】ハイクオリティなゲーム開発をやりたい!”. camp-fire.jp. 2022年2月27日閲覧。
- ^ Co, SQOOL. “追われる恐怖を再現した脱出ホラー「AccidentHouse」発表!学生が一人で開発中”. sqool.net. 2022年2月27日閲覧。
- ^ Co, SQOOL. “実況者も戦慄!?学生が一人で開発した短編ホラーゲーム「Accident House」ベータテスト実況動画が公開”. sqool.net. 2022年2月27日閲覧。
- ^ Gamer. “日本の学生が一人で開発したホラーゲーム「AccidentHouse」のオープンベータテストが実施決定!|ゲーム情報サイト Gamer”. www.gamer.ne.jp. 2022年2月27日閲覧。
- ^ Co, SQOOL. “個人ゲーム開発者「K App.」クラウドファンディングを実施することを発表!”. sqool.net. 2022年2月27日閲覧。
- ^ Co, SQOOL. “ホラーゲームを手がける「K App.」のクラウドファンディングが5日間で目標金額に到達!”. sqool.net. 2022年2月27日閲覧。
- ^ Co, SQOOL. “怪物が迫り来るホラーゲーム「AccidentHouse」の体験版が公開!”. sqool.net. 2022年2月27日閲覧。
- ^ Gamer. “発売が延期されていた「AccidentHouse」が正式リリース!15%オフで購入できるセールも|ゲーム情報サイト Gamer”. www.gamer.ne.jp. 2022年2月27日閲覧。
- ^ “Steam コミュニティ :: AccidentHouse(アクシデントハウス) :: 実績”. steamcommunity.com. 2022年2月27日閲覧。