赤ちゃんに乾杯! (映画)
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(3 MEN AND A CRADLEから転送)
赤ちゃんに乾杯! | |
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3 hommes et un couffin | |
監督 | コリーヌ・セロー |
脚本 | コリーヌ・セロー |
製作 | ジャン・フランソワ・ルプティ |
出演者 |
ローラン・ジロー ミシェル・ブジュナー アンドレ・デュソリエ |
撮影 | ジャン・イヴ・エスコフィエ |
編集 | カトリーヌ・ルノー |
配給 |
Acteurs auteurs associés 20世紀フォックス |
公開 |
1985年9月18日 1986年9月6日 |
上映時間 | 107分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
興行収入 | $2,052,466 |
次作 | 赤ちゃんに乾杯! 18年後 |
『赤ちゃんに乾杯!』(あかちゃんにかんぱい、3 hommes et un couffin)は、1985年フランス公開のコメディ映画。
第11回セザール賞にて作品賞など3部門を受賞したほか、監督賞など3部門にもノミネートされた。他にも、第58回アカデミー賞外国語映画賞と第44回ゴールデングローブ賞外国語映画賞にもノミネートされた。
ストーリー
独身貴族のジャック、ピエール、そして漫画家のミシェルはパリでアパートをシェアし、たくさんのガールフレンドと付き合う優雅な独身生活を謳歌していた。しかしピエールとミシェルはある日、マンションのドアの前に赤ん坊が置き去りにされているのを発見する。赤ん坊と共に置かれていた手紙はジャックの元恋人からの物だった。そこから優雅な独身生活から一変し、男3人の子育て奮戦が始まる。
キャスト
※括弧内は日本語吹替(初回放送1988年6月4日『ゴールデン洋画劇場』)
- ピエール:ローラン・ジロー(佐々木功)
- ミシェル:ミシェル・ブジュナー(水島裕)
- ジャック:アンドレ・デュソリエ(中尾隆聖)
- シルヴィア:フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー(島本須美)
- ラポン夫人:ドミニク・ラバナン(宗形智子)
- アントワネット:マース・ビラロンガ
- 薬剤師:アニク・アラーヌ
- マリー1:グウェンドリーヌ・モーレ
- マリー2:ジェニファー・モレ
スタッフ
- 監督:コリーヌ・セロー
- 脚本:コリーヌ・セロー
- 製作:ジャン・フランソワ・ルプティ
- 撮影:ジャン・フランソワ・ルプティ、ジャン・イヴ・エスコフィエ
- 編集:カトリーヌ・ルノー
- 美術:イヴァン・モシオン
- 衣装:プッサン・メルカントン、エディット・ヴェスペリーニ
- メイクアップ:アンヌ・ブルディオール
劇中使用曲
- 弦楽五重奏曲ハ長調D.956第四楽章(作曲:フランツ・シューベルト)
- Wadin'(作曲:ホレス・パーラン)
受賞・ノミネート
賞 | カテゴリ | 対象 | 結果 |
---|---|---|---|
第11回セザール賞 | 作品賞 | 受賞 | |
助演男優賞 | ミシェル・ブジュナー | 受賞 | |
脚本賞 | コリーヌ・セロー | 受賞 | |
助演女優賞 | ドミニク・ラバナン | ノミネート | |
有望若手女優賞 | フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー | ノミネート | |
監督賞 | コリーヌ・セロー | ノミネート | |
第58回アカデミー賞 | 外国語映画賞 | ノミネート | |
第44回ゴールデングローブ賞 | 外国語映画賞 | ノミネート |
関連作品
- 赤ちゃんに乾杯! 18年後(2003年):本作の続編。コリーヌ・セローは監督・脚本のほか、音楽も担当。ローラン・ジロー、ミシェル・ブジュナー、アンドレ・デュソリエも続投しているほか、マリー役はコリーヌ・セローの娘マドレーヌ・ベッソンが演じている。フランスでは633館で公開され、興行成績(2月5日~11日)初登場4位になった。日本では2003年に、第11回フランス映画祭横浜のほか、第16回東京国際女性映画祭でも上映された。
- 三人の名付親(1948年):本作のベースとなった映画。
- スリーメン&ベビー(1987年):本作のハリウッドリメイク。続編にスリーメン&リトルレディ(1990年)がある。
- 赤ちゃんに乾杯!(1987年):本作をベースにした日本のテレビドラマ。
- Thooval Sparsam(1990年):本作のマラヤーラム語映画リメイク。さらにヒンディー語映画リメイクのHeyy Babyyなど、インド国内で多数リメイクされている。
- 3 Türken und ein Baby(2015年):本作のドイツ映画リメイク。