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2009年世界陸上競技選手権大会日本選手団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
世界陸上競技選手権大会日本選手団


日本国旗
IAAF コード JPN
統括団体 日本陸上競技連盟
外部リンク
第12回世界陸上競技選手権大会
選手数 59
メダル
国別順位 22

0

1

1

2
2007
2011

日本は2009年8月15日から8月23日ドイツベルリンで行なわれた第12回世界陸上競技選手権大会に参加した。2009年6月29日、日本陸上競技連盟は59名(男子32名・女子27名)の代表選手を発表した[1]。監督は高野進、男子主将を澤野大地、女子主将を久保倉里美が務めた[2]

日本選手団とその戦果

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代表選考にあたり、マラソンについては東京マラソン2009終了後に正式発表され、男女とも5名が選ばれた。

その他の競技については、国内選考会にあたる日本陸上競技選手権大会の前に「参加標準記録AまたはBを突破した選手で日本選手権優勝者は自動的に選出する」という方針が発表され、それに基づいて選出された選手がいたほか、後日追加で標準記録突破選手の日本選手権における成績などを考慮して決定された。

高野進強化委員長は現実的な数字として「メダル1、入賞6」を目標としたが、実際には投てき・ハンマー投の室伏広治ミズノ)や、女子マラソンの渋井陽子三井住友海上火災保険)が故障により出場できなかったほか、出場した多くの選手の前にも「記録の壁」「世界の壁」が大きく立ちはだかることとなった。最終的には、「メダル2、入賞5」とほぼ目標通りの成績を収めたものの、「記録の壁」「世界の壁」をどう越えていくかは、ロンドンオリンピックに向けての長期課題として残った。

メダル獲得者

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マラソンが団体で得たメダル(男子:銅、女子:銀)は、あくまでも「マラソンワールドカップ」としてのものであり、世界陸上のメダル数にはカウントされない。

入賞者

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結果

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男子

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q 記録による通過 Q 順位による通過 PB 自己記録 SB シーズンベスト
選手 種目 1次予選 2次予選 / 予選 準決勝 決勝
記録 順位 記録 順位 記録 順位 記録 順位
塚原直貴 100m 10.28 (-0.4) Q 12組2着 10.15 (+0.4) Q 2組3着 10.25 (-0.2) 2組8着 -
江里口匡史 100m 10.38 (-0.2) Q 2組3着 10.45 (-0.7) 1組8着 -
木村慎太郎 100m 10.47 (-0.4) Q 1組3着 10.54 (-0.4) 3組8着 -
高平慎士 200m 20.86 (-0.9) Q 8組2着 20.69 (-0.2) 2組4着 -
藤光謙司 200m 20.69 (+0.1) Q 3組3着 20.97 (-0.6) 4組6着 -
齋藤仁志 200m 21.38 (-0.3) 5組6着 -
金丸祐三 400m 46.83 6組4着 -
廣瀬英行 400m 46.80 1組7着 -
上野裕一郎 5000m 14:30.76 1組16着 -
岩井勇輝 10000m 29:24.12 25位
田野中輔 110mH 13.84 (-0.4) 1組7着 -
八幡賢司 110mH 13.92 (-0.6) 2組7着 -
吉田和晃 400mH 49.45 Q, PB 2組3着 50.34 2組8着 -
成迫健児 400mH 49.60 1組5着 -
岩水嘉孝 3000mSC 8:39.03 3組8着 -
江里口匡史
塚原直貴
高平慎士
藤光謙司
4×100mR 38.53 Q
江里口・塚原
高平・藤光
1組2着 38.30 SB
江里口・塚原
高平・藤光
4位
醍醐直幸 走高跳 2m20 B組11位 -
澤野大地 棒高跳 5m50 q B組5位 5m50 10位
鈴木崇文 棒高跳 5m25 A組17位 -
荒川大輔 走幅跳 7m53 (+0.3) A組22位 -
村上幸史 やり投 83m10 Q, PB A組1位 82m97 3位
佐藤敦之 マラソン 2:12:05 SB 6位
清水将也 マラソン 2:14:06 11位
入船敏 マラソン 2:14:54 SB 14位
前田和浩 マラソン 2:19:59 39位
藤原新 マラソン 2:31:06 61位
森岡紘一朗 20kmW 1:21:48 11位
50kmW 3:56:21 18位
藤澤勇 20kmW 1:25:12 30位
鈴木雄介 20kmW 1:30:21 42位
谷井孝行 50kmW DQ
山崎勇喜 50kmW DQ
( ) 内は風速
種目 記録 点数 順位
十種競技
池田大介 100m 11.16 (-0.3) 825
走幅跳 7m09 (+0.8) 835
砲丸投 13m43 693
走高跳 1m87 687
400m 49.28 848
110mH 14.90 (+0.3) 862
円盤投 39m72 659
棒高跳 4m60 790
やり投 63m73 794
1500m 4:22.39 795
総合 7788 PB 26位

女子

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q 記録による通過 Q 順位による通過 PB 自己記録 SB シーズンベスト
選手 種目 1次予選 2次予選 / 予選 準決勝 決勝
記録 順位 記録 順位 記録 順位 記録 順位
福島千里 100m 11.52 (-0.3) q 2組4着 11.43 (+0.8) 2組7着 -
200m 23.40 (+0.3) 1組4着 -
高橋萌木子 100m 11.75 (-0.5) 7組4着 -
200m 23.61 ( 0.0) 3組6着 -
丹野麻美 400m 53.30 6組5着 -
小林祐梨子 5000m 15:23.96 q, SB 2組8着 15:12.44 SB 11位
中村友梨香 5000m 15:21.01 q, PB 1組6着 15:13.01 PB 12位
10000m 31:14.39 7位
福士加代子 10000m 31:23.49 SB 9位
佐伯由香里 10000m 33:41.17 20位
寺田明日香 100mH 13.41 (+0.1) 3組6着 -
久保倉里美 400mH 56.91 1組5着 -
青木沙弥佳 400mH 1:03.56 2組7着 -
早狩実紀 3000mSC 9:39.28 SB 1組10着 -
福島千里
高橋萌木子
渡辺真弓
和田麻希
4×100mR 44.24
福島・高橋
渡辺・和田
3組4着 -
青木沙弥佳
丹野麻美
佐藤真有
久保倉里美
4×400mR 3:34.46
青木・丹野
佐藤・久保倉
2組8着 -
近藤高代 棒高跳 4m10 B組15位 -
桝見咲智子 走幅跳 6m23 (+0.5) A組15位 -
海老原有希 やり投 54m81 B組12位 -
尾崎好美 マラソン 2:25:25 SB 2位
加納由理 マラソン 2:26:57 SB 7位
藤永佳子 マラソン 2:29:53 14位
赤羽有紀子 マラソン 2:37:43 31位
渕瀬真寿美 20kmW 1:31:15 7位
大利久美 20kmW 1:33:05 12位
川崎真裕美 20kmW DQ
( ) 内は風速

脚注

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  1. ^ 第12回世界陸上競技選手権大会日本代表選手 日本陸上競技連盟. 2012年3月30日閲覧
  2. ^ 桝見(英明高出)らが決意表明/世界陸上結団式 四国新聞社 (2009-08-06). 2012年3月30日閲覧

外部リンク

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