2009年ロシア内務省Il-76衝突事故
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RA-76825の残骸 | |
事故の概要 | |
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日付 | 2009年1月15日 |
概要 | 地上での衝突 |
現場 |
ロシア・マハチカラ・ウイタシュ国際空港 北緯42度49分01秒 東経47度39分08秒 / 北緯42.81694度 東経47.65222度座標: 北緯42度49分01秒 東経47度39分08秒 / 北緯42.81694度 東経47.65222度 |
負傷者総数 | 3 |
死者総数 | 4[1] |
生存者総数 | 34 |
第1機体 | |
同型機のIl-76 | |
機種 | イリューシンIl-76MD |
運用者 | ロシア内務省 |
機体記号 | RA-76825 |
乗員数 | 7 |
負傷者数 (死者除く) | 3 (重傷) |
死者数 | 4 |
生存者数 | 3 |
第2機体 | |
同型機のIl-76 | |
機種 | イリューシンIl-76MD |
運用者 | ロシア内務省 |
機体記号 | RA-76827 |
乗客数 | 28 |
乗員数 | 3 |
負傷者数 (死者除く) | 0 |
死者数 | 0 |
生存者数 | 31 (全員) |
2009年ロシア内務省Il-76衝突事故は、 2009年1月15日18時頃にロシア内務省のイリューシンIl-76同士が、ロシア・ダゲスタン共和国マハチカラのマハチカラ・ウイタシュ国際空港で衝突した事故。
事故
[編集]RA-76827は乗員乗客31人を乗せ、ウイタシュ空港に着陸しようとしていた。一方、RA-76825は乗客全員を乗ろし、再び離陸するため誘導路をタクシーしていた。タクシー中RA-76825は誘導路の終端を越えたが、航空管制(ATC)に位置を報告しなかった。ATCはRA-76827に着陸許可を与えた。しかし、突然の突風で、RA-76827は右に逸脱した。タクシーしていたRA-76825を切り裂いて、両機とも出火した[2]。ウイタシュ空港は翌朝まで閉鎖された[1][3]。
事故によりRA-76825の乗員4人が死亡した。残りの3人も重傷を負った。一方、RA-76827の乗員乗客から死者が出ることはなかった[4]。