1987年のマカオグランプリ
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1987年のマカオグランプリ | |||
前年: | 1986 | 翌年: | 1988 |
レースの詳細 | ||
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日付 | 1987年11月29日 | |
開催地 | ギアサーキット、マカオ | |
コース | 公道コース 6.120 km (3.803 mi) | |
距離 | レース 20周、 122.4 km (76.1 mi)天候悪化により、レースは1ヒート制20周に減少 | |
レース | ||
ポール | ||
ドライバー | マーティン・ドネリー | Intersport Engineering |
タイム | 2:24.34 | |
ファステストラップ | ||
ドライバー | ベルント・シュナイダー | Schübel Rennsport Int. |
タイム | 2:23.05 | |
表彰台 | ||
優勝 | マーティン・ドネリー | インタースポーツ・エンジニアリング |
2位 | ヤン・ラマース | インタースポーツ・エンジニアリング |
3位 | ベルント・シュナイダー | SchübelRenn Sport Int. |
1987年のマカオ・グランプリフォーミュラ3は、1987年11月29日ギア・サーキットで開催された第34回目のマカオグランプリレース。フォーミュラ3での開催となって4年目を迎えた。
概要
[編集]台風ニーナの接近による大雨と強風により土曜日の予選はすべてキャンセルされ、レースのスタート順は最初の練習セッションのファステストラップタイムによって決定された。日曜日の決勝レースも予定されていた2ヒート制ではなく、急遽1ヒート制に変更されての開催となった[1]。
インタースポーツ・エンジニアリングのマーティン・ドネリーは、ポールポジションからマンダリン・オリエンタルベンドに入る車のパックをリードし、すべてのラップを先頭で走り切った。チームメイトのヤン・ラマースが2位、シューベル・レンスポーツ・インターナショナルのベルント・シュナイダーが3位[2]。
エントリーリスト
[編集]エントラント | No. | ドライバー | シャーシ | エンジン |
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マジウィック・モータースポーツ w/ Watsons Water | 1 | アンディ・ウォレス | レイナード・873 | アルファロメオ |
2 | トーマス・ダニエルソン | |||
レイナードR&D w/ Watsons Water | 3 | ジュリアン・ベイリー | レイナード・873 | アルファロメオ |
ウエストサリー・レーシング w/ Marlboro セオドール・レーシング | 5 | マウリシオ・グージェルミン | ラルト・RT31 | アルファロメオ |
6 | ベルトラン・ガショー | |||
エディ・ジョーダン・レーシング w/ Marlboro セオドール・レーシング | 7 | エマニュエル・ピロ | レイナード・873 | フォルクスワーゲン |
8 | ジョニー・ハーバート | |||
Intersport Engineering w/ Flying Tigers | 9 | ヤン・ラマース | ラルト・RT31 | トヨタ |
10 | デイモン・ヒル | |||
Intersport Engineering w/ Mr.Juicy | 11 | マーティン・ドネリー | ||
Euroteam Cipa | 12 | ステファノ・モデナ | レイナード・873 | アルファロメオ |
14 | ユージニオ・ヴィスコ | |||
デビッド・プライス・レーシング | 15 | マイク・サックウェル | レイナード・873 | トヨタ |
オレカ | 16 | ジャン・アレジ | ダラーラ・F387 | アルファロメオ |
17 | ディディエ・アルゼット | |||
フォルクスワーゲン・モータースポーツ | 18 | ジョニー・ダンフリーズ | ラルト・RT31 | フォルクスワーゲン |
フナキレーシング | 20 | ロス・チーバー | ラルト・RT30 | トヨタ |
エキュリー・エルフ | 21 | エリック・ベルナール | ラルト・RT31 | アルファロメオ |
Schubel Rennsport Int. | 23 | ベルント・シュナイダー | ダラーラ・F387 | フォルクスワーゲン |
WTS Racing Team | 24 | ヨアヒム・ヴィンケルホック | レイナード・873 | フォルクスワーゲン |
フォルティ・コルセ | 25 | エンリコ・ベルタッジア | ダラーラ・F387 | アルファロメオ |
28 | マウロ・マルティニ | |||
Equipe Serge Saulnier | 26 | ファビエン・ジロイ | ダラーラ・F387 | アルファロメオ |
チーム・キタムラ | 27 | 森本晃生 | レイナード・873 | トヨタ |
キヤノン・チームスウェーデン | 29 | ミカエル・ヨハンソン | ラルト・RT31 | アルファロメオ |
Picko Troberg Racing | 30 | リカルド・リデル | レイナード・873 | フォルクスワーゲン |
Schroder Motorsport | 31 | ハンスペーター・カウフマン | ラルト・RT31 | フォルクスワーゲン |
チームルマン | 32 | デイヴ・スコット | ラルト・RT31 | 日産 |
33 | マウリツィオ・サンドロ・サーラ | |||
Sport Auto Racing | 34 | エリック・バシュラール | ラルト・RT31 | フォルクスワーゲン |
KTR | 35 | ディディエ・セイス | ラルト・RT31 | フォルクスワーゲン |
KM2 Motorsport | 36 | 松井茂樹 | レイナード・873 | フォルクスワーゲン |
VWアジア・モータースポーツ | 37 | 中谷明彦 | ラルト・RT30 | フォルクスワーゲン |
レース結果
[編集]順位 | ドライバー | 周回 | 合計タイム |
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1 | マーティン・ドネリー | 20 | 48'33"82 |
2 | ヤン・ラマース | 20 | 48'41"28 |
3 | ベルント・シュナイダー | 20 | 49'11"35 |
4 | ジュリアン・ベイリー | 20 | 49'11"53 |
5 | マウリシオ・グージェルミン | 20 | 49'17"47 |
6 | エンリコ・ベルタッジア | 20 | 49'25"54 |
7 | ディディエ・アルゼット | 20 | 49'31"69 |
8 | エリック・ベルナール | 20 | 49'31"94 |
9 | ジョニー・ダンフリーズ | 20 | 49'44"85 |
10 | エリック・バシュラール | 20 | 49'45"42 |
11 | デイヴ・スコット | 20 | 50'04"76 |
12 | アンディ・ウォレス | 20 | 53'57"02 |
13 | ロス・チーバー | 19 | 48'48"72 |
14 | ミカエル・ヨハンソン | 19 | 49'28"55 |
15 | ステファノ・モデナ | 18 | ホイール |
16 | 中谷明彦 | 18 | フロントカウル |
17 | 森本晃生 | 18 | サスペンション |
18 | ジョニー・ハーバート | 18 | 49'56"06 |
19 | マウリツィオ・サンドロ・サーラ | 17 | 燃圧低下 |
20 | デイモン・ヒル | 17 | アクシデント |
21 | リカルド・リデル | 17 | アクシデント |
NC(22) | ヨアヒム・ヴィンケルホック | 15 | サスペンション |
NC(23) | ベルトラン・ガショー | 15 | サスペンション |
NC(24) | マウロ・バルディ | 7 | アクシデント |
NC(25) | ジャン・アレジ | 4 | アクシデント |
NC(26) | ディディエ・セイス | 3 | アクシデント |
NC(27) | ファビエン・ジロイ | 2 | アクシデント |
NC(28) | エマニュエル・ピロ | 0 | アクシデント |
NC(29) | マイク・サックウェル | 0 | アクシデント |
DSQ | トーマス・ダニエルソン | 0 | 失格 |
参考文献
[編集]- ^ 第34回マカオグランプリ特集号 Racing On 1988年2月号 53-61頁 1988年2月1日発行
- ^ “Formula three: Macau Grand Prix: Storming the Far East”. Motor Sport LVIX (1): 20–21. (January 1988) 10 September 2018閲覧。.
- ^ “1987 Macau Grand Prix | Race Results & History” (英語). GP Archive (1987年11月29日). 2021年2月26日閲覧。
- ^ “formel 3 guide - 29.11.1987 - Macau”. www.formel3guide.com. 2021年2月20日閲覧。