1958年フランス大統領選挙
表示
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
1958年フランス大統領選挙(1958ねんフランスだいとうりょうせんきょ、フランス語: Élection présidentielle française de 1958)は、1958年12月21日にフランスで行われた大統領(第18期)の選挙である。
概要
[編集]フランス第五共和政で行われた最初の大統領選挙であり、国民議会議員、一般評議員、市議会の代表者で構成される約82,000人の大選挙人からなる選挙人団によって選出された。
アルジェリア戦争の真っ只中の1958年5月の危機の後、評議会議長に就任したシャルル・ド・ゴールは、第1回投票でジョルジュ・マラヌ(フランス共産党)とアルベール・シャトレ(民主勢力連合)に78.5%の票を投じて勝利した。翌月、ド・ゴール将軍が大統領に就任し、1962年に国民投票を実施し、大統領選挙に直接普通選挙を導入することを決議した[1][2]。
選挙データ
[編集]大統領
[編集]- 選挙前:ルネ・コティ(第17代)
- 独立農民国民センター(CNIP)
- 選挙後:シャルル・ド・ゴール(第18代)
- 与党:新共和国連合(UNR)
投票日
[編集]- 過半数の票を獲得した候補者がいない場合は、8日以内に第2回投票を行う。
選挙制度
[編集]投票方法
[編集]選挙権
[編集]被選挙権
[編集]有権者
[編集]- 81,764
選挙結果
[編集]候補者別得票結果
[編集]候補者 | 所属政党 | 得票数 | 得票率 | ||
---|---|---|---|---|---|
シャルル・ド・ゴール | 新共和国連合 | UNR | 62,394 | 78.51% | |
ジョルジュ・マラネ | フランス共産党 | PCF | 10,355 | 13.03% | |
アルベール・シャトレ | 民主勢力連合 | UFD | 6,721 | 8.46% | |
総計 | 79,470 | 100.0% | |||
有効票数(有効率) | 79,470 | 97.76% | |||
無効票数(無効率) | 1,820 | 2.24% | |||
投票者数(投票率) | 81,290 | 99.42% | |||
棄権者数(棄権率) | 474 | 0.58% | |||
有権者数 | 81,764 | 100.0% | |||
出典:Élection présidentielle 1958 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ Condette, Jean-François Condette (2009). Roger, Philippe. ed (フランス語). Le Nord-Pas-de-Calais en 1958. Histoire de l'Europe du Nord-Ouest. Villeneuve-d'Ascq: IRHIS, CEGES, Université Charles de Gaulle-Lille 3. ISBN 978-2-905637-60-4
- ^ Susana Galera (1 January 2010). Judicial Review: A Comparative Analysis Inside the European Legal System. Council of Europe. pp. 71–. ISBN 978-92-871-6723-1