1917年ピューリッツァー賞
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1917年ピューリッツァー賞(1917ねんピューリッツァーしょう)は、1916年1月1日から12月31日までの活動を対象とする第1回目のピューリッツァー賞である。
報道部門
[編集]- 報道
- ハーバード・ベイヤード・スウォープ(ニューヨーク・ワールド紙記者)、受賞対象となったのは、1916年秋に連載された「ドイツ帝国の内幕」と題する一連の記事による。
- 社説
- ニューヨーク・トリビューン紙、受賞対象となった社説は、「イギリスの客船ルシタニアの沈没一周年に関する社説」であり、ドイツの攻撃によってもアメリカが動揺せず、冷静に対処したことを評価する内容だった。
文学芸能部門
[編集]- 伝記
- ローラ・E・リチャーズ、モード・ハウ・エリオット、「Julia Ward Howe」、社会運動家ジュリア・ワード・ホーウを題材とした伝記。フローレンス・ハウ・ホールの協力を得て書き上げられた。
- 歴史書
- J・J・ジェスラン、「With Americans of Past and Present Days」
参考文献
[編集]- 佐々木謙一編著、1992年、『92年版、ピュリツァー賞受賞者総覧』教育社、ISBN 4-315-51268-0