10 cm NbW 35
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10 cm Nebelwerfer 35 | |
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Allied intelligence diagram of a 10 cm NbW 35 | |
種類 | 迫撃砲 |
原開発国 | ドイツ |
運用史 | |
配備期間 | 1939-1945 |
配備先 | |
関連戦争・紛争 | 第二次世界大戦 |
開発史 | |
開発者 | ラインメタル |
開発期間 | 1934-1939 |
製造期間 | 1939-1941 |
諸元 | |
重量 | 105 kg (231.48 lbs) |
銃身長 | 1.344 m (4.40 ft) L/13 |
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砲弾 | 7.38 kg (16.27 lbs) |
口径 | 105 mm (4.13 in) |
仰角 | 45° to 90° |
旋回角 | 28° |
発射速度 | 10-15 rpm |
初速 | 193 m/s (633 ft/s) |
有効射程 | 3,025 m (3,308 yds) |
10 cm ネーベルヴェルファー 35 (Nebelwerfer 35) とは、第二次世界大戦でドイツ国防軍が使用した化学兵器戦用の迫撃砲である。
ネーベル(Nebel)lとは霧を意味するドイツ語で軍事用語に転じて煙幕のことである。つまり、ネーベルヴェルファーとは煙幕発射器という意味でこれは化学兵器を使用することを秘匿するための偽装である。ネーベルヴェルファーと言った場合には多連装ロケットランチャーを指すことが多いが、元の意味は煙幕発射器で40型までは迫撃砲で41型からはロケットランチャーになっている。
通常の戦闘は8 cm sGrW 34で十分であり、アメリカ軍のM2 107mm迫撃砲のように重迫撃砲として運用するにも威力や射程で12 cm GrW 42に劣る中途半端な性能であったため、陸軍のネーベルトルッペンでは1941年以降ロケット砲に置き換えられた。その後は空軍地上部隊に譲渡され、通常の迫撃砲として使用された。
もともと初めから陸軍の毒ガス投射機はロケット砲が本命視されており、本砲は再軍備に合わせた間に合わせの化学戦装備という側面が大きく、そのためかネーベルヴェルファーと言った場合は後に実用化されたロケットランチャー式のみが知られるようになってしまっている。