コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

10.5 cm SK L/40

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
10.5 cm SK L/40
種類 艦砲
原開発国 ドイツ帝国
運用史
配備期間 1900年 - 1945年
配備先 ドイツ帝国
ドイツ共和国
ナチスドイツ
関連戦争・紛争 第一次世界大戦
第二次世界大戦
開発史
開発者 クルップ社
諸元
重量 1,555 kg (3,428 lb)
全長 4.475 m (14 ft 8 in)
銃身 40口径長

口径 105 mm (4 in)
砲尾 水平鎖栓式
反動 液気圧式
仰角 -10°/+30°
旋回角 360°
発射速度 15発/分
初速 690 m/s (2,300 ft/s)
最大射程 12,000 m
テンプレートを表示

10.5 cm SK L/40は、第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけてドイツが用いた艦砲である。

SKは「Schnelladekanone」すなわち高速装填カノン砲を示し、Lは「Länge」口径長を示す。

来歴

[編集]

10.5 cm SK L/40は、1898年頃より開発され、1900年以降、主に小型巡洋艦の主砲として用いられた。 コルベルク級以降はより長口径のL/45にとってかわられたが、その後も小型艦や沿岸砲台の備砲として用いられた。

また、第一次世界大戦の東アフリカ戦線においては、大破した巡洋艦から回収した本砲を野戦砲として用いた例もある。

採用艦艇

[編集]

現存するもの

[編集]
ユニオンビル前で展示される元ケーニッヒスベルク主砲。ルフィジ河口の戦い英語版で大破した同艦から陸揚げされ、野戦砲として用いられた。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ ケーニッヒスベルクより回収した砲で武装。

出典

[編集]
  • http://www.navweaps.com/Weapons/WNGER_41-40_skc00.php
  • Campbell, John (2002). Naval Weapons of World War Two. London: Conway Maritime Press. ISBN 0-87021-459-4 
  • Gander, Terry; Chamberlain, Peter (1979). Weapons of the Third Reich: An Encyclopedic Survey of All Small Arms, Artillery and Special Weapons of the German Land Forces 1939–1945. New York: Doubleday. ISBN 0-385-15090-3 
  • Hogg, Ian V. (1997). German Artillery of World War Two (2nd corrected ed.). Mechanicsville, PA: Stackpole Books. ISBN 1-85367-480-X 
  • Rolf, Rudi (1998). Der Atlantikwall: Bauten der deutschen Küstenbefestigungen 1940-1945. Osnabrück: Biblio. ISBN 3-7648-2469-7 
  • Rolf, Rudi (2004). A Dictionary on Modern Fortification: An Illustrated Lexicon on European Fortification in the Period 1800-1945. Middleburg, Netherlands: PRAK 

外部リンク

[編集]