コルベルク級小型巡洋艦
表示
コルベルク級小型巡洋艦 | |
---|---|
艦級概観 | |
艦種 | 軽巡洋艦 |
艦名 | 地名 |
前級 | ドレスデン級小型巡洋艦 |
次級 | マクデブルク級小型巡洋艦 |
性能諸元 | |
排水量 | 常備: 4,362トン 満載: 4,915トン (マインツ:4,889トン、ケルン:4,864トン、アウクスブルク:4,882トン) |
全長 | 130.5m 130.0m(水線長) |
全幅 | 14.0m |
吃水 | 5.58m(艦首) 5.38m(艦尾) |
機関 | シュルツ・ソーニクロフト式海軍型石炭専焼缶14缶+メルメス&フェニンゲル式低速・高速直結タービン2組4軸推進 (マインツ:AEG-カーチス式低速・高速直結タービン2組4軸推進 ケルン:ゲルマニア式低速・高速直結タービン2組4軸推進 アウクスブルク:パーソンズ式低速・高速直結タービン2組4軸推進) |
最大出力 | 30,400hp (マインツ:22,040hp ケルン:29,036hp アウクスブルク:31,033hp) |
最大速力 | 26.3ノット (マインツとケルン:26.8ノット アウクスブルク:26.7ノット) |
航続距離 | 14ノット/3,520海里 (マインツ:14ノット/3,630海里 ケルンとアウクスブルク:14ノット/3,500海里) |
乗員 | 367名 |
兵装 | 10.5cm(45口径)単装速射砲12基 12門 5.2cm(55口径)単装速射砲4基 4門 50cm水中魚雷発射管単装2基 2門 |
装甲 | 甲板:40mm(平坦部の最大厚) 砲盾:50mm 司令塔:100mm |
コルベルク級小型巡洋艦(コルベルクきゅう こがたじゅんようかん;ドイツ語:Kleiner Kreuzer der Kolberg-Klasse)はドイツ帝国海軍の1906年-1907年計画により、1910年から1911年にかけて建造された。同型艦は4隻。
概要
[編集]本級から主機関をすべてタービン機関に統一したが、各艦ごとにタービンの規格を異なるものを採用して比較評価を行った。
また、従来艦に比べ20%艦型も大型化したのに伴い、火力向上のために主砲を新型10.5cm(45口径)単装速射砲を採用し片舷6基計12基を装備した。
同型艦
[編集]- コルベルク Kolberg - 1919年11月5日除籍後、戦時賠償艦として1920年にフランスへ引き渡され、「コルマール(Colmar)」と改名されたが老朽化のため1929年に解体処分。
- マインツ Mainz - 1914年8月28日ヘルゴラント・バイト海戦で沈没
- ケルン Cöln - 1914年8月28日ヘルゴラント・バイト海戦で沈没
- アウクスブルク Augsburg - 1920年戦時賠償艦として日本へ引き渡され1922年解体処分退役
-
写真はケルン
-
写真はマインツ
参考図書
[編集]- 「世界の艦船増刊 ドイツ巡洋艦史」(海人社)