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-I'll-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「-I'll-」
Dir en greyシングル
初出アルバム『VESTIGE OF SCRATCHES
B面
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル フリーウィル
ワーナー・インディーズネットワーク
プロデュース YUKIYA
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 7位(オリコン
  • Dir en grey シングル 年表
    JEALOUS
    1998年
    -I'll-
    1998年
    アクロの丘
    残-ZAN-
    ゆらめき
    1999年
    テンプレートを表示

    -I'll-」(アイル)は、1998年8月12日発売のDir en greyのインディーズ2枚目のシングル。インディーズにもかかわらず、8月24日付けのオリコンのシングルチャートで7位にランクインした。

    概説

    [編集]
    • この作品から、メジャー5thシングル「予感」まで8cmシングルとしてリリースされている。
    • 当時インディーズとしては最高記録のオリコン初登場7位を記録した。また、15万枚以上売り上げ、彼らのシングルとしては2番目に多いセールスを記録。
    • TBS系『ワンダフル』内のアニメ浦安鉄筋家族』のオープニングに採用された。
    • あわせてこの時期にインディーズとしては初の日本武道館公演を行い、メジャーデビューへの架け橋となっていくきっかけを作った。
    • プロデュースには前作『JEALOUS』でも担当していたD≒SIREのボーカルYUKIYA(幸也)、編曲には同じくD≒SIREのギタリストKIYOSHI(聖詩)が参加している。
    • 長らくアルバムへの収録はされなかったが、2018年発売のベストアルバム『VESTIGE OF SCRATCHES』に収録されることとなった。

    収録曲

    [編集]
    1. -I'll-
      (作詞: 作曲:Dir en grey 編曲:Dir en grey&KIYOSHI(D≒SIRE/Kreis))
      曲の段階ではメンバー的にはのイメージであったそうだが、京本人は寂しい感じがしたということで、をイメージした詞になったとのこと。また完成に至るまで4回書き直している。「夢のあるもの」と語っており、誰にでも分かるような雰囲気で仕上げたという。

    2. (作詞:京 作曲:Shinya 編曲:Dir en grey)
      後々Dir en greyのファンが「虜」と自称することになる由縁になった曲ではなく、実の由縁は、ある雑誌のページでギターのDieが「虜になる」という言葉とともに掲載されていたから。