齋藤なずな
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さいとう なずな 齋藤 なずな | |
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本名 | 齋藤百合子[1] |
生誕 |
1946年3月30日(78歳)[1] 日本・静岡県 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1987年 - |
代表作 |
『迷路のない町』[2] 『恋愛烈伝』[2] |
齋藤 なずな(さいとう なずな、1946年[3]3月30日 - )は、日本の漫画家[4]。静岡県富士宮市出身[4]、東京都多摩市豊ヶ丘在住[4]。代表作に『恋愛烈伝』『迷路のない町』などがある[2]。京都精華大学マンガ学部で講師を務める[4]。
来歴
[編集]静岡県立富士高等学校出身[5]。文京区白山で暮らしながら共立女子短期大学に通い[1]、卒業後にイラストを描く仕事に就く[4]。浅野八郎の本の手相を描く仕事をしていた[1]。
1987年、40歳の時に漫画を描く決意をし、『ダリア』で『ビッグコミック』新人賞を受賞してデビュー[4]。多摩に移住し、作品を執筆[4]。
『ビッグコミックオリジナル増刊号』2018年1月号にてシリーズ連載『ぼっち死の館』を開始[6]。2018年3月、『恋愛烈伝』以来20年ぶりとなる単行本『夕暮れへ』を刊行[7]。同作の刊行を記念し、東京都のビリケンギャラリーにて同年3月から4月まで、齋藤にとって初となる個展を開催[7]。同作が「第22回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門で優秀賞を受賞[4]。
2024年、第26回「アックスマンガ新人賞」では審査員を務める[8]。
作品リスト
[編集]書籍
[編集]- 『鳥獣草魚』 小学館〈ビッグコミックス〉、1991年、ISBN 4-09-182721-7
- 『片々草紙』 話の特集、1992年
- 『迷路のない町 齋藤なずな作品集 1』 小学館〈ビッグゴールドコミックス〉、1994年2月28日発売[9]、ISBN 4-09-189061-X
- 『恋愛烈伝』 小学館〈ビッグゴールドコミックス〉、1995年 - 1998年、全3巻
- 上巻 齋藤なずな作品集 2 1995年2月24日発売[10]、ISBN 4-09-189062-8
- 中巻 齋藤なずな作品集 3 1997年1月27日発売[11]、ISBN 4-09-189063-6
- 下巻 齋藤なずな作品集 4 1998年4月30日発売[12]
- 『病むほどに恋した文豪たち』 双葉社〈アクションコミックス〉、2013年12月12日発売[13]、ISBN 978-4-575-84322-4 - 『恋愛烈伝』からの再編集版[13]
- 『夕暮れへ』 青林工藝舎、2018年3月23日発売[14]、ISBN 978-4-88379-446-1
- 『初期傑作短編集 ダリア』 青林工藝舎、2021年11月24日発売[15]、ISBN 978-4-88379-490-4
- 『ぼっち死の館』 小学館〈ビッグコミックス〉、『ビッグコミックオリジナル増刊』2018年1月号[16] - 2023年1月号、2023年1月30日発売[17]、ISBN 978-4-09-861635-0
単行本未収録
[編集]- 遡る石(『ビッグコミックオリジナル』2023年23号[18])
脚注
[編集]- ^ a b c d 齋藤なずなインタビュー(代表作『ぼっち死の館』『夕暮れへ』)【幼少期編】神様にお願いした夢 - マンバ
- ^ a b c 『漫画家人名事典』164頁、 日外アソシエーツ、2003年2月25日発行。
- ^ Web NDL Authorities
- ^ a b c d e f g h “マンガ家齋藤なずなさん 20年ぶり単行本が優秀賞 文化庁メディア芸術祭で”. タウンニュース. タウンニュース社 (2019年4月4日). 2021年11月23日閲覧。
- ^ https://www.facebook.com/profile.php?id=100011513439360
- ^ “齋藤なずなが“現代”を描き出す、シリーズ連載「ぼっち死の館」が開幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年12月12日) 2021年11月23日閲覧。
- ^ a b “齋藤なずな20年ぶりの単行本「夕暮れへ」刊行、初となる個展も開催中”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年3月26日) 2021年11月23日閲覧。
- ^ “アックス vol.158”. アックスストア. 青林工藝舎. 2024年4月26日閲覧。
- ^ “迷路のない町 1”. 小学館コミック. 小学館. 2021年11月23日閲覧。
- ^ “恋愛烈伝 上”. 小学館コミック. 小学館. 2021年11月23日閲覧。
- ^ “恋愛烈伝 中”. 小学館コミック. 小学館. 2021年11月23日閲覧。
- ^ “恋愛烈伝 下”. 小学館コミック. 小学館. 2021年11月23日閲覧。
- ^ a b “病むほどに恋した文豪たち”. 双葉社. 2021年11月23日閲覧。
- ^ “夕暮れへ”. アックスストア. 青林工藝舎. 2021年11月23日閲覧。
- ^ “初期傑作短編集 ダリア”. アックスストア. 青林工藝舎. 2021年11月25日閲覧。
- ^ “【新シリーズ】齋藤なずな『ぼっち死の館』、第1話の無料試し読み!”. ビッグコミックBROS.NET. 小学館 (2018年4月11日). 2023年3月16日閲覧。
- ^ “76歳の齋藤なずなが描く“私たちの未来”であり“現在”の物語「ぼっち死の館」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年1月30日) 2023年3月16日閲覧。
- ^ “ビッグコミックオリジナル第23号”. ビッグコミックBROS.NET. 小学館. 2023年11月20日閲覧。