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黒岩一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

黒岩 一郎(くろいわ いちろう、1913年8月14日 - 1995年6月7日[1])は、日本国文学者、保守思想家。

兵庫県姫路市生まれ。東京帝国大学国文科卒。修齊女学院講師。大陸に出征。帰国後姫路高等学校(旧制)教授、戦後合併により神戸大学助教授、教授。1962年、「香川景樹の研究」で東大文学博士1977年、定年退官。棠舟の号をもつ、反共思想家。1995年6月7日、肺癌のため死去[1]

著書

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  • 濁水抄 東亜書院 1938
  • 野戦風呂 成武堂 1942
  • 勤皇志士詩歌集 至文堂 1943 (青少年日本文学)
  • 藤原定家と家隆 長谷川書房 1952
  • 近世短歌 有信堂 1954 (有信堂文庫)
  • 香川景樹の研究 文教書院 1957
  • 或る自由主義者の杞憂 国文学徒として世に訴う 文教書院 1958
  • 日本の心 続 日本文化連合会 1962 (日本文化学術叢書)
  • 定本日本の心 錦正社 1963
  • 親鸞と現代 錦正社 1964
  • 新講二宮尊徳夜話 明徳出版社 1966
  • 中華民国と台湾 日本民主同志会本部 1971
  • 史実で見る日本の正気 尋古一葉集 黒岩棠舟 錦正社 1989.12
  • 文武不岐 黒岩棠舟 錦正社 1994.1

注釈

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  • 源氏物語 2(帚木) 東出版 1964.9
  • 新講報徳記 富田高慶 明徳出版社 1967
  • 新講鳩翁道話 柴田鳩翁 明徳出版社 1968

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典 1994~1996』(日外アソシエーツ、1997年)p.215

参考

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  • 『愛国心について』記載の略歴