鹿島丸 (5代)
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鹿島丸 (5代) | |
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茨城県立海洋高等学校の漁業実習船5代目鹿島丸 2017年4月30日に東京港の多目的ふ頭で撮影 | |
基本情報 | |
船種 | 漁業実習船 |
船籍 | 茨城県ひたちなか市[1] |
所有者 | 茨城県[2] |
運用者 | 茨城県立海洋高等学校[2] |
建造所 | 三保造船所[2]1571番船[3] |
母港 | ひたちなか港[1] |
建造費 | 15.1億円(設計費を含む)[4] |
船舶番号 | 142445[3] |
信号符字 | 7JUQ[5][3] |
IMO番号 | 9767429[5] |
MMSI番号 | 431277000[5] |
経歴 | |
進水 | 2015年7月14日[6][7] |
竣工 | 2016年5月16日[8] 3月24日という説も有る[7]。 |
就航 | 2016年[5] |
処女航海 | 2016年5月19日[9] |
現況 | 就航中 |
要目 | |
総トン数 | 313トン[2] |
長さ | 41.19 m[2] |
幅 | 8.30 m[2] |
深さ | 3.55 m[2] |
搭載人員 | 43名[2] |
鹿島丸(かしままる)は、茨城県が所有する漁業実習船。茨城県立海洋高等学校の実習に使用されている。本項目では、2016年に建造され就航中の5代目を取り扱う。
概要
[編集]495トンの先代の代船として静岡県の三保造船所で建造され、2016年5月に竣工した[2]。
茨城県内の高校で実習船を有するのは県内唯一の水産高校である県立海洋高等学校のみである[4]。本船はマグロはえ縄漁などの沖合漁業や沿岸漁業の漁業実習、航海や機関の実習を行う[2]。マグロ漁の実習はハワイや[10]小笠原で行っている[11]。
設計
[編集]- 海技士(3級)を養成する為には500総トン以上の船体が必要であったが、海技士(3級)養成の為の専攻科を廃止するので500総トン以上の船体は不要となったので、それより小型の船体とした[4]。海技士(5級)の養成を目標としている[4]。
- 女子学生の乗船に配慮している[4]。
特徴
[編集]- 船橋付近から船首への通路は左舷側にあり、その下の作業エリアは右舷側より水揚げする形状となっていて[12]いわゆる左右非対称の船型である。
略歴
[編集]エピソード
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画像
[編集]-
茨城県立海洋高校の練習船5代目鹿島丸 横浜港で斜め後ろから
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茨城県立海洋高校の練習船5代目鹿島丸 煙突
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茨城県立海洋高校の練習船5代目鹿島丸の銘板
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茨城県立海洋高校の練習船5代目鹿島丸を真横から、東京にて
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茨城県立海洋高校の練習船5代目鹿島丸の作業エリア
脚注
[編集]- ^ a b 後方からの写真による
- ^ a b c d e f g h i j k l “海洋高等学校新実習船「鹿島丸」竣工式の実施について”. 茨城県 (2016年4月27日). 2017年5月2日閲覧。
- ^ a b c 銘板の写真による
- ^ a b c d e f “公共事業等 事前評価書”. 茨城県教育庁 (2012年9月24日). 2017年5月2日閲覧。
- ^ a b c d 下記MarineTraffic.comによる
- ^ “海洋高校実習船「鹿島丸」進水式の実施について”. 茨城県財務課 (2015年). 2017年5月2日閲覧。
- ^ a b “海洋高校実習船「鹿島丸」進水式の実施について”. 三保造船 (2015年). 2017年5月10日閲覧。
- ^ “県立海洋高校で実習船5代目「鹿島丸」竣工式を実施しました”. 茨城県教育委員会 (2016年10月25日). 2017年5月2日閲覧。
- ^ a b “実習船「鹿島丸」を新造 ひたちなか・海洋高、大洗でお披露目”. 茨城新聞 (2016年5月17日). 2017年5月2日閲覧。
- ^ “成長誓い航海実習 大洗港で鹿島丸、海洋高2年生が出航”. 茨城新聞 (2017年2月15日). 2017年5月2日閲覧。
- ^ “海洋高実習船 遠洋航海、笑顔で出港”. 茨城新聞 (2013年9月13日). 2017年5月2日閲覧。
- ^ 作業エリアの写真による
- ^ “【18 歳選挙権トリビア】乗船実習で投票できない!?どうする海洋高生!”. NHK (2016年8月13日). 2017年5月2日閲覧。
- ^ “海洋高校と愉快な生徒たち 学校で行われる行事をリアルタイムで楽しもう!!”. 個人ブログ (2004年). 2017年5月2日閲覧。