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鹿乃しうこ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かの しうこ
鹿乃 しうこ
生誕 ????3月4日
日本大阪府
職業 漫画家
活動期間 1992年 -
ジャンル ボーイズラブ
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鹿乃 しうこ(かの しうこ、3月4日 - )は、日本漫画家大阪府出身、岡山県在住。

概要

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主にボーイズラブ作品を手がける。以前は初田しうこ(ういだ しうこ)のペンネームで活動していたが、1999年に現行の名義に改称した。姉は同じくBL漫画家の内田一菜

1992年サン出版小説JUNE』掲載の「鋼鉄都市破壊指令」(作:西条公威)の挿絵を担当し、商業誌でデビュー。同年10月「平成バタフライ・ボーイズ」を同誌で発表し、漫画家としてもデビューする。以降、『BE・BOY GOLD』(ビブロス)、『麗人』(竹書房)など、BLメジャー誌において多数の作品を発表し、一躍BL界を牽引する人気作家となる。

また、愛犬家でもあり、犬を題材にしたエッセイ漫画も執筆するほか、BL漫画作品にも数多く登場する。ラブラドールレトリバーのエルビス、トイプードルの文吾についてのエッセイ漫画の単行本も刊行している[1]。2023年時点では勘太というトイプードルを飼っている[2]

作品リスト

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漫画作品

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以下のリストは、出版社別に刊行時期昇順で記載。特に表記のないものはBLマンガ作品。

ジュネット(マガジン・マガジン、サン出版)

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※すべてJUNEコミックス。

  • 永久磁石の法則(1994年11月) - デビュー作を含む初の単行本。[要出典]
  • 生意気。(2001年12月)
  • 可愛気。(2004年10月)
  • 大人気。 -おとなげ-(2007年1月)
  • 大本気。 -おおまじ-(2009年5月)
  • 鹿乃しうこ[WILD CARD](ジュネットMOOK、2010年11月)
  • 大本気。 -おおまじ- 第2巻(2011年11月)
  • アブナゲ。(2016年3月)
  • はかなげ。(2018年11月[3] - 、既刊2巻[4])※2023年2月17日現在

株式会社リブレ(リブレ出版、ビブロス)

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※表記のないものはすべてBE×BOY COMICS。ビブロス発行分も掲載する。

  • 兎の城(1995年1月) - 「鹿乃しうこ初期作品集」の題号で2002年に復刊。現在は竹書房「DIVE」に同時収録。
  • DIVE(2000年3月)SUPER BE×BOY COMICS
  • GATENなアイツ(2001年8月)
  • 兄貴上等 全2巻
  • P.B.B. -プレイボーイブルース-(2003年8月 - 、既刊6巻)
  • Punch↑(2006年12月 - 、既刊7巻)
  • 新装版 兄貴上等 全2巻(2007年10月)
  • 新装版 GATENなアイツ(2007年11月)
  • 新装版 P.B.B. 第1巻、第2巻(2007年12月)
  • Punch↑+次男上等(2013年3月)
  • 持たざる男 Punch↑~About of HISASHI~(2024年1月)[5]

竹書房

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※「DIVE」以外はすべてバンブーコミックス REIJINセレクション。

  • ラストキスから始めよう(1996年3月)
  • $10 ―テンダラーズ―(1997年4月)
  • 懺悔(1998年7月)
  • ブルと歩けば…(1999年8月)
  • 苦い果実(2000年8月)
  • 君さえいれば…(2001年11月)
  • こんな男に誰がした(2003年3月)
  • 後ろの正面Darling(2004年7月)
  • ナツコイ(2006年6月)
  • 迷う男(2008年9月)
  • 復刊版 DIVE(2008年9月) - ビブロスから発刊された「DIVE」に「兎の城」の短編を加えた復刊本(麗人セレクションDX月)。
  • 懺悔(2010年9月)
  • ササクレ・メモリアル(2012年10月)
  • 君さえいれば・・・完全版(2013年12月)
  • フェイク♂(2015年8月)
  • ササクレ・クロニクル(2017年7月)
  • ササクレ・クライシス(2022年7月)[6]
  • ササクレ・インパクト(2024年11月)[7]

双葉社

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※すべて双葉文庫名作シリーズ。初版は宙出版からの発行。

  • できのいいキス悪いキス 上下巻(2005年1月)
  • 仏頂BABY(2006年6月)
  • 花組任侠伝 上下巻(2006年6月)

大洋図書

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  • プライスレス・ハニー(ミリオンコミックス Hertz Series 117、2012年2月)
  • バクダン●ヘブン(H&C Comics ihr HertZシリーズ、2016年1月)
  • つつぬけ。(H&C Comics ihr HertZシリーズ、2019年4月)[8]
  • 心霊メイト(H&C Comics ihr HertZシリーズ、2023年8月)[9]

その他の出版社

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  • 花いぬ日記(宙出版、1999年1月)
ペット犬本。内田一菜との連名。
  • 犬と暮らす本―困ったトイレのしつけ・むだ吠え・かみぐせの直し方(秋田書店、2000年11月)
犬のエッセイマンガのアンソロジー。
  • ブラブラ☆ぶんぶん( 学研プチコミックス、2005年4月)
ペット(犬)マンガ。
自らがキャラクターデザインを担当したゲームのコミカライズ。

小説挿絵担当

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画集

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  • 鹿乃しうこ 1st画集 PLAYGIRL(マガジン・マガジン、2002年9月)[10]
  • 鹿乃しうこ 3rd画集&ファンブック『しゃっふる!』(ジュネット、2024年11月)[11][12]

ボーイズラブゲーム

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  • ESCAPE(2002年8月25日) Monoceros 内田一菜とともに原画を担当。

ドラマCD

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  • GATENなアイツ(2002年6月)ビブロス
  • 兄貴上等(2003年6月)ムービック
  • 生意気。(2003年9月)マガジン・マガジン
  • P.B.B. (2003年10月)ビブロス
  • 君さえいれば…(2004年10月)モモアンドグレープスカンパニー
  • 可愛気。(2005年7月)マリン・エンタテインメント
  • 復刻版 GATENなアイツ(2007年12月)マリン・エンタテインメント
  • 復刻版 P.B.B.(2008年5月)マリン・エンタテインメント
  • Punch↑(2008年7月)マリン・エンタテインメント

出典

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  1. ^ ブラブラ☆ぶんぶん”. 秋水社. 2024年10月26日閲覧。
  2. ^ summilux 50㎜/F1.4 ASPH.というレンズ”. 犬舎日記。 (2023年5月6日). 2024年10月26日閲覧。
  3. ^ はかなげ。”. JUNET WEB. ジュネット. 2023年2月20日閲覧。
  4. ^ はかなげ。2”. JUNET WEB. ジュネット. 2023年2月20日閲覧。
  5. ^ 持たざる男 Punch↑~About of HISASHI~”. 株式会社リブレ. 2024年12月14日閲覧。
  6. ^ ササクレ・クライシス”. 竹書房. 2022年7月27日閲覧。
  7. ^ ササクレ・インパクト”. 竹書房. 2024年12月14日閲覧。
  8. ^ つつぬけ。”. b's-garden. 2024年12月14日閲覧。
  9. ^ 心霊メイト”. b's-garden. 2024年12月14日閲覧。
  10. ^ 鹿乃しうこファースト画集 PLAYGIRL”. ちるちる. 2024年12月14日閲覧。
  11. ^ しゃっふる!”. ジュネット. 2024年12月14日閲覧。
  12. ^ 11月の雑誌掲載予定”. STUDIO E-KENNEL (2024年11月22日). 2024年12月14日閲覧。

外部リンク

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