鶴田満彦
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鶴田 満彦(つるた みつひこ、1934年8月15日[1]- 2023年2月7日[2])は、日本の経済学者。中央大学名誉教授。専門は、経済原論(マルクス経済学)・現代資本主義論・日本経済論。学位は、経済学博士(中央大学・1978年)(学位論文「独占資本主義分析序論」)。
略歴
[編集]中国東北ハルビン市に生まれる。1954年開成高等学校卒業、1958年東京大学経済学部卒業、1963年同大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学、立正大学経済学部専任講師、1965年中央大学商学部助教授、1972年教授、商学部長、学校法人中央大学理事、2005年定年、名誉教授。
1978年「独占資本主義分析序論」で中央大学より経済学博士の学位を取得。
役職
[編集]- 日本学術会議会員。
- 1992年経済理論学会代表幹事[3]。
- 2002年9月公益財団法人政治経済研究所監事、2015年6月公益財団法人政治経済研究所理事長(2019年6月まで)。
- 2004年5月日本キューバ友好協会理事長、2016年5月日本キューバ友好協会名誉理事長。
- 2005年5月日本経済学会連合理事。
受賞
[編集]主著
[編集]単著
[編集]- 『独占資本主義分析序論』(有斐閣, 1972年)本書において中央大学から経済学博士の学位を取得。主査は川口弘中央大学経済学部教授 副査は富塚良三。実質の審査は副査の富塚良三が担当。川口弘は近代経済学分野のみを審査。
- 『現代日本経済論――高度蓄積の構造』(青木書店, 1973年)
- 『現代政治経済学の理論』(青木書店, 1977年)
- 『グローバル資本主義と日本経済』(桜井書店、2009年)
- 『21世紀日本の経済と社会』(桜井書店、2014年)
共著
[編集]編著
[編集]- 『入門経済学――常識から科学へ』(有斐閣[有斐閣新書], 1979年/新版, 1990年)
- 『現代経済システムの位相と展開』(大月書店, 1994年)
- 『現代経済システム論』(日本経済評論社, 2005年)
共編著
[編集]- (杉原四郎・菱山泉・松浦保)『経済思想史(1)古典学派の経済思想』(有斐閣[有斐閣新書], 1977年)
- (渡辺俊彦)『グローバル化のなかの現代国家』(中央大学出版部, 2000年)
- (北原勇・本間要一郎)『資本論体系(10)現代資本主義』(有斐閣, 2001年)
- (長島誠一と共編)『マルクス経済学と現代資本主義』(桜井書店、2015年)
訳書
[編集]脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』
- ^ a b “鶴田満彦氏死去 中央大名誉教授”. 山陽新聞デジタル. (2023年2月17日) 2023年2月17日閲覧。(要購読契約)
- ^ 「歴代代表幹事一覧」経済理論学会
- ^ “平成25年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 13 (2013年4月29日). 2013年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月24日閲覧。
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