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鶴ケ丘駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鶴ヶ丘駅から転送)
鶴ケ丘駅[* 1]
高架化後の鶴ケ丘駅の入り口(南口)(2007年)
つるがおか
Tsurugaoka
JR-R22 南田辺 (0.9 km)
(0.8 km) 長居 JR-R24
地図
所在地 大阪市阿倍野区西田辺町二丁目3-18
北緯34度37分3.8秒 東経135度30分59.81秒 / 北緯34.617722度 東経135.5166139度 / 34.617722; 135.5166139座標: 北緯34度37分3.8秒 東経135度30分59.81秒 / 北緯34.617722度 東経135.5166139度 / 34.617722; 135.5166139
駅番号 JR-R23
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 阪和線
キロ程 3.9 km(天王寺起点)
電報略号 ツル
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
3,974人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1938年昭和13年)5月22日
備考
  1. ^ 改称経歴
    - 1940年(昭和15年):阪和鶴ケ丘停留場→南海鶴ケ丘停留場
    - 1944年(昭和19年):南海鶴ケ丘停留場→鶴ケ丘駅
テンプレートを表示
鶴ケ丘駅隣の「開かずの踏切」跡地。奥には工事中の高架駅(2004年10月)
改札口

鶴ケ丘駅(つるがおかえき)は、大阪府大阪市阿倍野区西田辺町二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線である。駅番号はJR-R23

概要

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長居公園の北西角に位置し、同公園内にある長居陸上競技場(ヤンマースタジアム長居)・長居球技場ヨドコウ桜スタジアム)の最寄り駅となっており、ここを本拠地とするJリーグセレッソ大阪のロゴやチームカラー、所属選手の写真を使った装飾が2009年から行われている[1]。改装費はセレッソ大阪の運営会社である大阪サッカークラブが負担した[2]

地上時代の鶴ケ丘駅の所在地は東住吉区山坂五丁目だった。鶴ケ丘駅周辺では、阪和線は東住吉区と阿倍野区の境界線に沿って走っている(長居公園は東住吉区に所在)が、高架化工事のために造られた線路や駅舎は阿倍野区側にあるため、高架化に伴って駅の住所も阿倍野区に変更された。

歴史

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駅構造

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島式ホーム2面4線を有する高架駅で、ホーム長は6両分だが、待避線の長さは阪和線の最大両数である9両分ほどある。

かつては相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、2004年10月16日に上り線が高架化[8]2006年5月21日に下り線が高架化された[10]。地上駅時代は普通の特急や快速の通過待ちを上下線とも隣の長居駅で行っていたが、高架後はこの駅で行うようになった。

堺市駅が管轄している直営駅で、JRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属している。高架化完成前は、ジェイアール西日本交通サービスによる業務委託駅であった。ICカード「ICOCA」を利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。 堺市駅より地区駅長が配属されている。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1・2 R 阪和線 上り 天王寺大阪方面[12]
3・4 下り 関西空港和歌山方面[12]
  • 内側2線(2・3番のりば)が本線、外側2線(1・4番のりば)が待避線である。

利用状況

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2022年(令和4年)度の一日平均乗車人員は3,974人である。長居公園の最寄り駅であり、園内にある大阪市長居陸上競技場(長居スタジアム)でスポーツなどのイベントが行われる際にはかなりの混雑になる。

各年度の1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1988年(昭和63年) 5,252 [大阪府 1]
1989年(平成元年) 5,379 [大阪府 1]
1990年(平成02年) 5,491 [大阪府 2]
1991年(平成03年) 5,331 [大阪府 3]
1992年(平成04年) 5,079 [大阪府 4]
1993年(平成05年) 4,774 [大阪府 5]
1994年(平成06年) 4,648 [大阪府 6]
1995年(平成07年) 4,585 [大阪府 7]
1996年(平成08年) 4,768 [大阪府 8]
1997年(平成09年) 4,717 [大阪府 9]
1998年(平成10年) 4,649 [大阪府 10]
1999年(平成11年) 4,565 [大阪府 11]
2000年(平成12年) 4,514 [大阪府 12]
2001年(平成13年) 4,401 [大阪府 13]
2002年(平成14年) 4,331 [大阪府 14]
2003年(平成15年) 4,581 [大阪府 15]
2004年(平成16年) 4,693 [大阪府 16]
2005年(平成17年) 4,706 [大阪府 17]
2006年(平成18年) 4,745 [大阪府 18]
2007年(平成19年) 4,930 [大阪府 19]
2008年(平成20年) 4,909 [大阪府 20]
2009年(平成21年) 4,905 [大阪府 21]
2010年(平成22年) 4,982 [大阪府 22]
2011年(平成23年) 5,020 [大阪府 23]
2012年(平成24年) 4,942 [大阪府 24]
2013年(平成25年) 5,079 [大阪府 25]
2014年(平成26年) 5,093 [大阪府 26]
2015年(平成27年) 5,243 [大阪府 27]
2016年(平成28年) 4,961 [大阪府 28]
2017年(平成29年) 4,718 [大阪府 29]
2018年(平成30年) 4,611 [大阪府 30]
2019年(令和元年) 4,454 [大阪府 31]
2020年(令和02年) 3,440 [大阪府 32]
2021年(令和03年) 3,574 [大阪府 33]
2022年(令和04年) 3,974 [大阪府 34]

駅周辺

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地上時代は駅の北側の南港通、西側のあびこ筋が阪和線を横断していたが、電車が頻繁に通過していたため、踏切の遮断時間がかなり長く、「開かずの踏切」とも呼ばれるくらいの深刻な状態に陥っていた。遮断機を無理矢理上げて強引に踏切を渡り、結果痛ましい事故になるケースは後を絶たなかった。

このため、この踏切に起因する周辺道路の混雑緩和などを目的として高架化工事が行われ、2006年5月21日に工事が完成し、駅周辺の踏切は廃止された。

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
R 阪和線
関空快速・紀州路快速・快速・直通快速・区間快速
通過
普通
南田辺駅 (JR-R22) - 鶴ケ丘駅 (JR-R23) - 長居駅 (JR-R24)
  • 長居陸上競技場で大規模イベントが開催される場合、通常4両で運転される普通電車が6両に増結されたり、区間快速が臨時停車することがある。

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 店付近には「ライフ西田辺店前」というバス停があり、北港観光バス西田辺瓜破西線が乗り入れている。

出典

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  1. ^ JR西日本阪和線鶴ヶ丘駅の装飾が“セレッソカラー”に! - セレッソ大阪
  2. ^ ホームも本拠地(ホーム)JR鶴ヶ丘駅 - 朝日新聞 2009年9月26日
  3. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、365頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、12-13頁。 
  5. ^ 竹田辰男「南海鉄道山手線史の考察」『鉄道史料』第108巻、鉄道史資料保存会、2003年、28頁。 
  6. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-120-1 
  7. ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
  8. ^ a b 2004年7月定例社長会見インターネットアーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2004年7月21日
  9. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '05年版』ジェー・アール・アール、2005年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-126-0 
  10. ^ a b JR阪和線連続立体交差事業における下り線高架切替(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2006年3月30日
  11. ^ 鶴ケ丘駅 | 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2024年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月2日閲覧。
  12. ^ a b 鶴ケ丘駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月28日閲覧。

利用状況

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  1. ^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府
  2. ^ 大阪市統計書 - 大阪市
大阪府統計年鑑
  1. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成2年) (PDF)
  2. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  3. ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
  4. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  5. ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
  6. ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  21. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  22. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  23. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  24. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  25. ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  26. ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  27. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  28. ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
  29. ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
  30. ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
  31. ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
  32. ^ 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
  33. ^ 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
  34. ^ 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)

関連項目

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外部リンク

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