鳥越繁
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鳥越 繁(とりごえ しげる、1889年(明治22年)7月29日 - 没年不明)は、日本の実業家。鳥越製粉会長[1]。ジャーナリスト鳥越俊太郎の祖父。
経歴
[編集]福岡県出身[1]。1903年、家業の鳥越商店に勤務[1]。1935年、鳥越製粉の前身株式会社鳥越商店設立、社長に就任した[1]。1962年5月、会長に就任した[1]。
人物
[編集]鳥越繁について『福岡県壱万円以上実業家資産名鑑と大日本富豪家蓄財の経歴 大正11年8月現在』によると「純資産額・2万円、職業・雑穀」である[2]。
『商工資産信用録 第39回 九州防長版』によると「調査年月・1937年5月、正身身代・T、年扱高又は年収・M、信用程度・C、職業・米穀」である[3]。
『商工資産信用録 第43回』によると「調査年月・1941年5月、正身身代・M、年扱高又は年収・Gd、信用程度・Cc、職業・米穀」である[4]。住所は福岡県浮羽郡吉井町[1](現うきは市)。
家族・親族
[編集]- 鳥越家
- 父・彦三郎(? - 1942年) - 1877年10月に福岡県浮羽郡吉井町で米穀・日用雑貨取扱業を開始[5]。
- 妻・フデ(1892年 - ?)[1]
- 長男・繁喜(1914年 - 2007年、鳥越製粉社長)
- 二男・俊雄(1916年 - 1990年、鳥越製粉専務) - 鳥越俊太郎の父。
- 孫
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 『大衆人事録 第二十三版 西日本編』574頁。
- ^ 『福岡県壱万円以上実業家資産名鑑と大日本富豪家蓄財の経歴 大正11年8月現在』156頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年7月14日閲覧。
- ^ 『商工資産信用録 第39回 九州防長版』福岡県75頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年7月17日閲覧。
- ^ 『商工資産信用録 第43回』福岡県44頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年7月17日閲覧。
- ^ 会社の沿革、年表、鳥越製粉公式サイト。
参考文献
[編集]- 帝国実業奨励会編『福岡県壱万円以上実業家資産名鑑と大日本富豪家蓄財の経歴 大正11年8月現在』若越書院、1922年。
- 『商工資産信用録 第39回 九州防長版』商業興信所、1938年。
- 商業興信所編『商工資産信用録 第43回』商業興信所、1941-1943年。
- 広瀬弘『大衆人事録 第二十三版 西日本編』帝国秘密探偵社、1963年。