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鳥海丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鳥海丸 (5代)
基本情報
船種 漁業実習船
所有者 山形県
建造費 920,000,000円[1]
経歴
竣工 2011年1月31日[2]
要目
総トン数 約233トン[2]
全長 44.82m[2]
型幅 7.90m[2]
型深さ 3.30m[2]
定格出力 中速 1,044kW(1,400ps)[2]
航海速力 12ノット[2]
搭載人員 39名 (船員15名、教員2名、生徒22名)[2]
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鳥海丸(ちょうかいまる)は、山形県立加茂水産高等学校練習船である。本項は2011年に竣工し2022年時点で就航中の5代目を扱う。

過去には年3回、1回3か月間の遠洋実習(マグロ延縄漁)を、インド洋及び太平洋において行っていた。寄港地はシンガポール及びハワイであり、水揚げ港は神奈川県三崎港であった。

現在の5代目鳥海丸は近海でのみイカ漁などを実施している。

竣工日と総トン数、建造所

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初代
1955年昭和30年)1月31日 277 t 日本鋼管清水造船所
第2代
1968年(昭和43年)5月27日 404.4 t 石川島播磨重工業株式会社臼杵工場
第3代
1979年(昭和54年)12月25日 451.13 t 東北造船株式会社
第4代
1992年平成4年)3月16日[2] 452 t[2] 楢崎造船株式会社
第5代
2011年(平成23年)1月31日[2] 233 t 株式会社ヤマニシ

エピソード

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  • 4代目鳥海丸は引退後、民間企業に売却され、2011平成23)年3月11日の東日本大震災で被災、津波によって宮城県東松島市の岸壁近くの住宅地に乗り上げた。
  • 長期実習航海の出発や帰港は地元の風物詩[3]


脚注

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  1. ^ 5代目「鳥海丸」が酒田入港”. 荘内日報 (2011年3月9日). 2022年8月22日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 5代目 鳥海丸の主要項目”. 山形県立加茂水産高等学校. 2022年8月22日閲覧。
  3. ^ 漁業実習船「鳥海丸」加茂水高生乗せ出港!”. 海の日本Project (2018年5月28日). 2022年8月22日閲覧。

外部リンク

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