魅惑のチキルーム"ゲット・ザ・フィーバー"
魅惑のチキルーム"ゲット・ザ・フィーバー!"(みわく- , The Enchanted Tiki Room Now Playing "Get the Fever!")とは、
1999年から2008年まで公開されていた東京ディズニーランドのアドベンチャーランドにある音楽会形式のアトラクション。
2008年7月以降は使用楽曲やキャラクター、ストーリーがリニューアルされ、「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ “アロハ・エ・コモ・マイ”」が公演されている。
概要
[編集]魅惑のチキルーム"ゲット・ザ・フィーバー" | |||
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オープン日 | 1999年10月15日 | ||
クローズ日 | 2008年1月27日 | ||
スポンサー | みずほ証券 | ||
所要時間 | 約13分(メインショー約10分) | ||
定員 | 344人 | ||
利用制限 | なし | ||
ファストパス | 対象外 | ||
シングルライダー | 対象外 |
このアトラクションは、東京ディズニーランドのグランドオープン日から1999年まで存在していた「魅惑のチキルーム」というアトラクションをリニューアルしたものである。
前身ではポリネシアンやハワイアンミュージックを使用していたが、「ゲット・ザ・フィーバー!」ではポップス系の音楽が多数使用され、より現代的に転身。登場するキャラクターたちも「魅惑のチキルーム」のメインホスト、ホセ、ジョニー、ピエール、フリッツという4羽の鳥からバディ、スキャッツ、ダンノ、ラーヴァという4羽に変更された。
なおこのリニューアル時には建物の外観についてはほとんど変化せず、アトラクションのロゴが「ゲット・ザ・フィーバー!」に変更される程度にとどまった。 プレショーで使用されていた、滝が開く装置は現在は使用されていない。
また、アトラクションのキーワードとなる「チキ」とは、ポリネシアの神話に登場する神々のことである。
ストーリー
[編集]「魅惑のチキルーム」時代の鳥たちが居なくなったことで、チキの神様が再び深い眠りについてしまっていた。
そんな時、ラスベガスでの公演を終えたばかりの鳥たちのスーパースター、バディ、スキャッツ、ダンノ、ラーヴァの4羽がチキルームに集結。
チキの神様を目覚めさせるために歌いだす。
プレショー
[編集]「魅惑のチキルーム」にはペリー、モーリアという2羽の鳥が出演するプレショーが存在したが、今作ではビッグビーキー・B、2カンDJという2羽のオオハシが登場する。
ペリーとモーリアは喋るだけだったが、ビッグビーキー・B、2カンDJはラップミュージックにあわせてアトラクションのストーリーを紹介するという内容になった。
登場キャラクター
[編集]- バディ
- 声:つのだひろ
- 太く低い声が魅力的な4羽のリーダー。
- 燕尾服のような黒と白の羽を持ち、蝶ネクタイと金鎖、胸ポケットには赤いハンカチを差している。
- ゲストに敬語で声をかけるなど礼儀正しいが、スキャッツの「女の子がいなきゃダメ」という台詞に笑って同意するなど、
- ノリのいい性格であることがうかがえる。
- スキャッツ
- 声:つのだひろ
- ファンキーでお調子者、ハスキーなダミ声が特徴的。
- 青い羽をしており、金のネックレスをつけ、赤いサングラスをかけている。
- 女の子が大好きで、ショーの最中でもコーラスガールを口説いたり、ゲストに「彼氏募集中のインコを飼っている人」がいないか尋ねたりしている。
- 星占いが日課。
- ラーヴァ
- 声:今陽子
- セクシーな紅一点。
- 赤やピンク色の羽を持ち、アクセサリーや白くふわふわとした飾り羽を着けている。
- スキャッツをたしなめたり、“情熱的”な歌でチキの神様を目覚めさせるなど、大人の女性として位置づけられている。
- バーズ・オブ・リオ
- 舞台中央に登場する純白の羽とレモンイエローの飾り羽を持つコーラスガールズ。
- それぞれ足元の枝にネームプレートをつけている。
- ダンノの歌う「ホット・ホット・ホット」のコーラスでショーを華やかに盛り上げる。
- ビッグビーキー・B
- 声:前島正義(いんぐりもんぐり)
- プレショーに登場する、ニューヨークから来たオオハシコンビ「ビーキーボーイズ」の片割れ。
- オレンジ、黄色の羽をしており、黒いサングラスをかけ、低い声でラップを歌う。
- 名前、コンビ名は「Beaky」→「クチバシ」と思われる。
- 2カンDJ
- 声:永島浩之(いんぐりもんぐり)
- 同じく、オオハシコンビ「ビーキーボーイズ」の片割れ。
- 緑、黄色、紫色の羽を持ち、眼鏡をかけ、帽子とネックレスを身につけている。
- 相方とは逆に高音の声で歌い、くちばしでレコードスクラッチを披露する。
- 名前の由来は「2can」→「Two can」→「Toucan(オオハシの意)」と思われる。
使用楽曲
[編集]- チキ・チキ・チキ・ルーム
- イン・ザ・サマータイム
- ホット・ホット・ホット
- フィーバー
- 君のようになりたい
再リニューアル
[編集]上述の通り、本アトラクションは「魅惑のチキルーム」からリニューアルが行われたものであったが、東京ディズニーランド公式サイト内イベント情報にて、「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”」として2008年7月25日に再リニューアルすることが発表された。
これが実施されたことで、東京ディズニーランド内で同じアトラクションが2回以上リニューアルされるのは初めてとなった。