コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

魅惑のチキルーム"ゲット・ザ・フィーバー"

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

魅惑のチキルーム"ゲット・ザ・フィーバー!"(みわく- , The Enchanted Tiki Room Now Playing "Get the Fever!")とは、

1999年から2008年まで公開されていた東京ディズニーランドアドベンチャーランドにある音楽会形式のアトラクション

2008年7月以降は使用楽曲やキャラクター、ストーリーがリニューアルされ、「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ “アロハ・エ・コモ・マイ”」が公演されている。

概要

[編集]
魅惑のチキルーム"ゲット・ザ・フィーバー"
オープン日 1999年10月15日
クローズ日 2008年1月27日
スポンサー みずほ証券
所要時間 約13分(メインショー約10分)
定員 344人
利用制限 なし
ファストパス 対象外
シングルライダー 対象外

このアトラクションは、東京ディズニーランドのグランドオープン日から1999年まで存在していた「魅惑のチキルーム」というアトラクションをリニューアルしたものである。

前身ではポリネシアンハワイアンミュージックを使用していたが、「ゲット・ザ・フィーバー!」ではポップス系の音楽が多数使用され、より現代的に転身。登場するキャラクターたちも「魅惑のチキルーム」のメインホスト、ホセ、ジョニー、ピエール、フリッツという4羽の鳥からバディ、スキャッツ、ダンノ、ラーヴァという4羽に変更された。

なおこのリニューアル時には建物の外観についてはほとんど変化せず、アトラクションのロゴが「ゲット・ザ・フィーバー!」に変更される程度にとどまった。 プレショーで使用されていた、滝が開く装置は現在は使用されていない。

また、アトラクションのキーワードとなる「チキ」とは、ポリネシア神話に登場する神々のことである。

ストーリー

[編集]

「魅惑のチキルーム」時代の鳥たちが居なくなったことで、チキの神様が再び深い眠りについてしまっていた。

そんな時、ラスベガスでの公演を終えたばかりの鳥たちのスーパースター、バディ、スキャッツ、ダンノ、ラーヴァの4羽がチキルームに集結。

チキの神様を目覚めさせるために歌いだす。

プレショー

[編集]

「魅惑のチキルーム」にはペリー、モーリアという2羽の鳥が出演するプレショーが存在したが、今作ではビッグビーキー・B、2カンDJという2羽のオオハシが登場する。

ペリーとモーリアは喋るだけだったが、ビッグビーキー・B、2カンDJはラップミュージックにあわせてアトラクションのストーリーを紹介するという内容になった。

登場キャラクター

[編集]
バディ
つのだひろ
太く低い声が魅力的な4羽のリーダー。
燕尾服のような黒と白の羽を持ち、蝶ネクタイと金鎖、胸ポケットには赤いハンカチを差している。
ゲストに敬語で声をかけるなど礼儀正しいが、スキャッツの「女の子がいなきゃダメ」という台詞に笑って同意するなど、
ノリのいい性格であることがうかがえる。
スキャッツ
声:つのだひろ
ファンキーでお調子者、ハスキーなダミ声が特徴的。
青い羽をしており、金のネックレスをつけ、赤いサングラスをかけている。
女の子が大好きで、ショーの最中でもコーラスガールを口説いたり、ゲストに「彼氏募集中のインコを飼っている人」がいないか尋ねたりしている。
星占いが日課。
ダンノ
声:高尾直樹
花の首飾り(レイ)をつけたおしゃれな伊達男。
オレンジ、緑、黄色といった鮮やかな羽をしている。
歌のソロパートの多くを担当し、実質的なショーの主役である。
ラーヴァ
声:今陽子
セクシーな紅一点
赤やピンク色の羽を持ち、アクセサリーや白くふわふわとした飾り羽を着けている。
スキャッツをたしなめたり、“情熱的”な歌でチキの神様を目覚めさせるなど、大人の女性として位置づけられている。
バーズ・オブ・リオ
舞台中央に登場する純白の羽とレモンイエローの飾り羽を持つコーラスガールズ。
それぞれ足元の枝にネームプレートをつけている。
ダンノの歌う「ホット・ホット・ホット」のコーラスでショーを華やかに盛り上げる。
ビッグビーキー・B
声:前島正義いんぐりもんぐり
プレショーに登場する、ニューヨークから来たオオハシコンビ「ビーキーボーイズ」の片割れ。
オレンジ、黄色の羽をしており、黒いサングラスをかけ、低い声でラップを歌う。
名前、コンビ名は「Beaky」→「クチバシ」と思われる。
2カンDJ
声:永島浩之(いんぐりもんぐり)
同じく、オオハシコンビ「ビーキーボーイズ」の片割れ。
緑、黄色、紫色の羽を持ち、眼鏡をかけ、帽子とネックレスを身につけている。
相方とは逆に高音の声で歌い、くちばしでレコードスクラッチを披露する。
名前の由来は「2can」→「Two can」→「Toucan(オオハシの意)」と思われる。

使用楽曲

[編集]
  • チキ・チキ・チキ・ルーム
  • イン・ザ・サマータイム
  • ホット・ホット・ホット
  • フィーバー
  • 君のようになりたい

再リニューアル

[編集]

上述の通り、本アトラクションは「魅惑のチキルーム」からリニューアルが行われたものであったが、東京ディズニーランド公式サイト内イベント情報にて、「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”」として2008年7月25日に再リニューアルすることが発表された。

これが実施されたことで、東京ディズニーランド内で同じアトラクションが2回以上リニューアルされるのは初めてとなった。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]