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ミッキーのフィルハーマジック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ミッキーのフィルハーマジック (Mickey's PhilharMagic) は世界のディズニーパークにあるアトラクション

このアトラクションが存在するパーク

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概要

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ミッキーのフィルハーマジック (Mickey's PhilharMagic) は、3Dフィルムによるシアター型アトラクション。非常に巨大なスクリーンを使用しており、2003年10月にマジック・キングダムに登場した際には、特定目的の3D用スクリーンとしては世界最大であった。名称の「フィルハーマジック」とは、交響楽団を意味する「フィルハーモニック」と、魔法を意味する「マジック」を掛け合わせた言葉である。

3D映像の他、特定の場面で水や香り、風などが噴出するなどの特殊効果が発生する。

ストーリー

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「フィルハーマジックオーケストラ」とは、ファンタジーランドコンサートホールに所属する交響楽団。ミッキーマウスが指揮者、ドナルドグーフィーがコンサートホールマネージャーをつとめる。演奏会に招かれたゲストは、ドナルドダックが巻き起こすハプニングに巻き込まれ、いろいろなディズニーの映画の世界をめぐる。

ミッキーマウス、ドナルドダック、グーフィーのほか、『美女と野獣』、『ファンタジア』、『リトル・マーメイド』、『ライオン・キング』、『リメンバー・ミー』、『ピーター・パン』、『アラジン』のキャラクターが登場する楽しいステージが巨大3D映像で実現される。

リニューアル

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2021年7月17日に米仏のディズニーパークでリニューアルされた。『ライオン・キング』のシーンの後に『リメンバー・ミー』のシーンが追加された。初のピクサー映画のシーンとなった[1]

2022年9月15日に東京ディズニーランドでもリニューアルが行われ、『リメンバー・ミー』のシーンの追加と投影機器の更新がされた[2][3]

各施設紹介

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マジック・キングダム

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ミッキーのフィルハーマジック
Mickey's PhilharMagic
オープン日 2003年10月3日
スポンサー kodak
利用制限 なし
ファストパス
シングルライダー 対象外

世界のディズニーパークの中で最初にオープンしたもの。

開設当初はファストパス対象だったが、ファンタジーランド拡張計画に伴い「プーさんの冒険」のファストパス発券機として転用された為、一時期ファストパス非対象となっていた。 しかし、2013年秋よりファストパスプラスがウォルト・ディズニーワールドに導入されてから、現在はファストパス対象に戻っている。

東京ディズニーランド

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ミッキーのフィルハーマジック
Mickey's PhilharMagic
オープン日 2011年1月24日[4]
スポンサー なし
所要時間 約16分
定員 454名
利用制限 7歳以下の子供は16歳以上の同伴が必要。
ファストパス 対象外
シングルライダー 対象外

2008年11月5日に導入が発表され[5]、2011年1月24日にファンタジーランドの「ミッキーマウス・レビュー」の跡地にオープンした。

また、アトラクション付近には当アトラクションに関連したグッズなどを販売するショップ「ハーモニーフェア」もオープンした。

他のディズニーパークとは内装が若干異なるが、内容は同一であり、音声のみ日本語吹き替えにしている。なおキャラクターの歌唱部分は新録はせず原典となった作品の公開当時の音源を流用している。2017年10月11日から2021年3月31日までは日本航空がスポンサーを務めていたが、4月1日よりファンタジーランド・フォレストシアターの提供に伴い終了[6]

2022年9月15日に『リメンバー・ミー』のシーンが加わり、リニューアルした。それに伴い所要時間が11分だったのが16分に5分延長した。

香港ディズニーランド

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ミッキーのフィルハーマジック
Mickey's PhilharMagic
米奇幻想曲
オープン日 2005年9月12日 (香港ディズニーランドと同時にオープン)
スポンサー なし
所要時間 約15分
定員 486名
利用制限 なし
シングルライダー 対象外

香港ディズニーランドの「ミッキーのフィルハーマジック」は他のパークにあるものとほぼ同一のものにしているが、スクリーンの面積はデイズニー界最大である。世界のディズニーパークの中で2番目に登場した。

トリビア

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  • 入り口
「ミッキーのフィルハーマジック」のロゴは東京ディズニーランドのものだけ異なる。これはミッキーマウスレビューの看板をそのまま流用したためである。
  • Qライン
東京ディズニーランドのQラインの壁の楽譜の曲は「ミッキーマウス・マーチ」で、大きな五線譜は「魔法使いの弟子」である。
  • ロビー
ロビーにあるオブジェにはそれぞれ隠れミッキーがある。
ロビーのオブジェのキャラクターの顔は「出演者の衣装」という設定になっているためない。
  • メインシアター
メインシアターの右側の柱にホルン形の隠れミッキーがある。

関連項目

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脚注

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  1. ^ あとなびマガジン. “ミッキーのフィルハーマジックに『リメンバー・ミー』追加 7/17から米仏で”. 2021年7月30日閲覧。
  2. ^ “『ミッキーのフィルハーマジック』11年目で初のリニューアル 『リメンバー・ミー』の“死者の国”シーン追加”. ORICON NEWS (オリコン). (2022年7月27日). https://www.oricon.co.jp/news/2243704/full/ 2022年7月27日閲覧。 
  3. ^ 東京ディズニーランドのアトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」が初のリニューアル 2022年9月15日(木)からディズニー&ピクサー映画『リメンバー・ミー』のシーンが加わり、映像も鮮明に』(PDF)(プレスリリース)オリエンタルランド、2022年7月27日https://www.olc.co.jp/ja/news/news_tdr/20220727_01/main/0/link/20220727_01.pdf2022年7月27日閲覧 
  4. ^ 東京ディズニーランド®の新アトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」2011年1月24日(月)オープン決定(PDF)
  5. ^ 東京ディズニーランド® アトラクションの新規導入について
  6. ^ 株式会社オリエンタルランド (2021年3月31日). “東京ディズニーランド 新エンターテイメント施設「ファンタジーランド・フォレストシアター」をJALが提供” (PDF). 2021年3月31日閲覧。

外部リンク

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