髙野綺海
獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
世界団体 | ||
金 | 2024 アブダビ | 57kg級 |
グランプリ | ||
銅 | 2024 オディべーラス | 57kg級 |
髙野 綺海(たかの あやみ、1997年6月18日 - )は、福岡県筑紫野市出身の、日本の柔道選手。階級は57kg級。身長163cm。組み手は左組み。得意技は大内刈。東京学芸大学大学院の博士課程に在学している[1][2][3]。
経歴
[編集]柔道は3歳の時に祖父が指導する筑紫道場で始めた[3]。基山中学3年の時に全国中学校柔道大会52㎏級の3回戦で敗れた[2]。宮崎日大高校へ進むと、3年の時にインターハイ57㎏級の3回戦で敗れた[2]。2016年に東京学芸大学へ進学すると、3年の時には学生体重別で5位になった。講道館杯では初戦でロンドンオリンピック金メダリストであるベネシードの松本薫を合技で破る金星を挙げるも、次戦で敗れた[4]。2020年には日本エースサポートの所属になった[1]。2022年の講道館杯では準決勝で東京オリンピック銅メダリストであるコマツの芳田司に反則負けするも3位になった[5]。2023年の体重別では初戦で三井住友海上の玉置桃に反則勝ちすると、その後の決勝でも芳田に反則勝ちしてシニアの全国大会初優勝を飾った[3][6][7]。グランプリ・リンツでは初戦でトルコのハスレト・ボズクルトに開始早々の背負投で敗れた[8]。講道館杯では決勝でパーク24の古賀ひよりに技ありで敗れて2位だった[9]。グランドスラム・東京では準々決勝でカナダの出口クリスタに技ありで敗れると、敗者復活戦でもイスラエルのティムナ・ネルソン=レヴィに反則負けを喫して7位だった[10]。2024年1月のグランプリ・オディベーラスでは準決勝でホ・ミミに技ありで敗れるも、3位決定戦でネルソン=レヴィを技ありで破って3位になった[11][12]。4月の体重別では決勝で玉置に技ありで敗れて2位だった[13]。世界団体では初戦のドイツ戦のみの出場となったが勝利すると、その後チームも優勝した[14][15]。
IJF世界ランキングは1000ポイント獲得で61位(24/5/20現在)[16]。
戦績
[編集]- 2019年 - 学生体重別 5位
- 2022年 - 講道館杯 3位
- 2023年 - 体重別 優勝
- 2023年 - 講道館杯 2位
- 2023年 - グランドスラム・東京 7位
- 2024年 - グランプリ・オディベーラス 3位
- 2024年 - 体重別 2位
- 2024年 - 世界団体 優勝
(出典JudoInside.com)
脚注
[編集]- ^ a b 強化選手 女子B強化
- ^ a b c 「第64回全国高校柔道大会プレビュー」近代柔道 ベースボールマガジン社、2015年8月号 50頁
- ^ a b c 博士課程で「柔道」学ぶ柔道家が日本一 五輪銅メダリスト、世界選手権銀メダリストを連破「最後は気持ち」 ノアドット 2023年4月1日
- ^ [柔道「五輪切符」の高いハードル… 野獣・松本薫が“引退” 柔道「五輪切符」の高いハードル… 野獣・松本薫が“引退”] ZAKZAK 2018年11月5日
- ^ 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ 中村太樹ら初優勝、白石響V2 芳田司は決勝で破れる/柔道 サンケイスポーツ 2023年4月1日
- ^ 2023年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ Grand Prix Upper Austria 2023
- ^ 2023年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ Tokyo Grand Slam 2023
- ^ 吉岡光が優勝 グランプリ大会/柔道 サンケイスポーツ 2024年1月27日
- ^ Grand Prix Portugal 2024
- ^ 2024年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ 世界柔道、混合団体で日本7連覇 若手の活躍目立つ 日本経済新聞 2024年5月25日
- ^ Abu Dhabi World Championships Seniors 2024 Mixed Teams
- ^ World ranking list
外部リンク
[編集]- / 髙野綺海 - JudoInside.com のプロフィール