高崎渋川線バイパス
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(高渋バイパスから転送)
高崎渋川線バイパス(たかさきしぶかわせんバイパス)は、群馬県高崎市浜尻町と渋川市石原[1]を結ぶ群馬県道25号高崎渋川線のバイパスである。通称は「高渋バイパス」。
概要
[編集]県道高崎渋川線は通過する各市町の中心部を貫く上、高崎 - 渋川間を最短で結ぶ路線であるため全線で交通量が多い。しかし、現道は片側1車線で右折レーンのない交差点が多く、朝夕を中心に激しい渋滞が発生しているため、そのバイパスとして1985年度から事業化され、整備が進められた[2]。
第1期区間(高崎市浜尻町 - 同市金古町)は、1998年(平成11年)から小八木町 - 金古町 間が暫定2車線で順次開通し、2012年には浜尻町 - 小八木町間が完成した[3]。
第2期区間(高崎市金古町 - 吉岡町小倉)は、高崎市金古町の上宿交差点 - 仲原交差点が既存の高崎市道を拡幅して供用され、2012年6月9日に仲原交差点から吉岡町上野田の野田宿交差点までが開通し、[4]上野田 - 小倉間は2013年3月27日に開通した。[5]。
第3期区間(吉岡町小倉 - 渋川市石原[1])は、第2期区間の終点から渋川市石原の現道に接続する経路であり、現道重複区間(行幸田停留所 - 石原)が4車線化され、新規開通区間は2018年4月27日に供用を開始し、全線開通[2]。2021年4月に全区間4車線となった。バイパス終点の石原交差点で群馬県道35号渋川東吾妻線の渋川西バイパス(上信自動車道の一部)と接続する。
主要データ
[編集]- 起点:高崎市浜尻町(問屋町入口交差点)
- 終点:渋川市石原(石原交差点)
- 全長:15.1km
- 開通:1998年 (全線開通は2018年)
- 車線数:4車線
通過する自治体
[編集]交差する主な道路
[編集]- 国道17号高崎前橋バイパス、高崎市道中央通り線 - 高崎市浜尻町(問屋町入口交差点)
- 群馬県道10号前橋安中富岡線 - 高崎市棟高町(棟高東交差点)
- 群馬県道127号足門前橋線(西毛広域幹線道路) - 高崎市棟高町 (辻久保交差点)
- 群馬県道127号足門前橋線(現道)- 高崎市引間町 (引間西交差点)
- 群馬県道6号前橋箕郷線 - 前橋市青梨子町 (青梨子町南交差点(旧・金古東))
- 群馬県道25号高崎渋川線(現道) - 高崎市金古町(上宿交差点)
- 群馬県道161号南新井前橋線 - 榛東村新井(下新井交差点)
- 群馬県道154号新井下室田線 - 榛東村新井
- 群馬県道15号前橋伊香保線 - 吉岡町上野田(野田宿交差点)
- 群馬県道26号高崎安中渋川線 - 吉岡町小倉(小倉中央交差点)
- 群馬県道25号高崎渋川線(現道) - 渋川市行幸田
- 群馬県道35号渋川東吾妻線(渋川西バイパス)、群馬県道25号高崎渋川線(現道) - 渋川市石原
沿革
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- 1998年~ - 第1期区間の高崎市小八木町 - 金古町間が開通する(暫定2車線)
- 2012年3月4日 - 第1期区間の高崎市浜尻町 - 小八木町間が開通する[3]。
- 2012年6月9日 - 第2期区間の高崎市金古町 - 吉岡町上野田間が開通する[4]。
- 2013年3月27日 - 第2期区間の吉岡町上野田 - 小倉間が開通する[5]。
- 2018年4月27日 - 吉岡町小倉 - 渋川市石原が開通し、全線開通[6][2](一部暫定2車線)
- 2021年4月上旬 - 最後まで2車線区間だった金古町上宿付近が4車線化、事業完了。
注釈
[編集]- ^ a b “高崎渋川線バイパス 全体計画図”. 群馬県. 2013年1月21日閲覧。PDFファイル
- ^ a b c “高崎渋川線バイパス 全線15キロが開通 / 群馬”. 毎日新聞. 2018年4月28日閲覧。
- ^ a b 平成24年群馬県告示第61号(群馬県報第8970号、2012年2月24日発行)
- ^ a b 平成24年群馬県告示第228号(群馬県報第8999号、2012年6月5日発行)
- ^ a b 平成25年群馬県告示111号(群馬県報9079号、2013年3月15日発行)
- ^ 平成30年群馬県告示133号 (群馬県報9594号、2018年4月24日発行)