コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

高橋亮平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高橋 亮平
たかはし りょうへい
生年月日 (1976-05-04) 1976年5月4日(48歳)
出生地 日本の旗 日本 千葉県市川市
出身校 明治大学理工学部建築学科
前職 中央大学特任准教授
称号 学士(工学)
学士(理学)(明治大学・2001年
公式サイト 高橋亮平 公式サイト

市川市議会議員
当選回数 2回
在任期間 2003年5月2日[1] - 2009年
テンプレートを表示

高橋 亮平(たかはし りょうへい、1976年5月4日 - )は、キャリア形成や政策形成論から人材育成を図っている人物。

中央大学商学部元特任准教授[2]、元市川市議会議員(2期)。

経歴

[編集]

千葉県市川市生まれ[3][4]。市川市立大野小学校、市川市立下貝塚中学校、千葉県立国府台高等学校明治大学理工学部建築学科卒業[5]。2000年12月、選挙権年齢の引き下げ(18歳選挙権)を目指して、「NPO法人Rights」を設立。一般社団法人生徒会活動支援協会において理事長を務めるなど、教育改革に力を入れる。AERA「日本を立て直す100人」に選出される[6]

2003年に市川市議会議員に初当選。2007年に再選。2期目中の2009年市川市長選挙に立候補したものの、落選した[3]。その後「NPO法人万年野党」を創設(共同発起)、アドバイザリーボードに就任。

2014年2月22日参考人として衆議院憲法審査会に招致され、投票権年齢と選挙権年齢の同時引き下げを主張した[7]

2014年4月、中央大学特任准教授に就任。同大学商学部の「ビジネス・プロジェクト講座」を担当し、主に新規事業提案、起業家育成教育を行う。

2017年3月31日をもって、同大学特任准教授を退任。

2017年9月15日、任期満了に伴う市川市長選挙に立候補する意向を表明[8]。同年11月26日投開票の選挙に2度目となる立候補をしたが、開票の結果、高橋を含む候補者5人全員が法定得票数を満たさず、再選挙が決まった(高橋の得票数は5人中4番目)[9]。その直後には「最多得票者とは約8,000票差。さらに新しい票を掘り起こしたい」と述べ、再選挙に挑む考えを表明したが[10]、2018年4月の再選挙への立候補は見送った。

2020年9月、高橋が理事を務め、自宅に事務所のあるNPO法人Rightsが、3年以上にわたる事業報告書等の未提出を理由に千葉県よりNPO法人認証を取り消される。[11]

略歴

[編集]
  • 2000年 - 特定非営利活動法人Rights 理事
  • 2001年 - 明治大学理工学部建築学科
  • 2001年 - 郁文館学園中高数学科非常勤講師
  • 2003年 - 市川市議会
  • 2007年 - 東京財団 研究員
  • 2010年 - 松戸市 政策担当官・審議官・政策担当研究室長
  • 2010年 - 中央学院大学 客員研究員
  • 2012年 - 明治大学 客員研究員[12]
  • 2012年 - 特定非営利活動法人Rights 代表理事[13]
  • 2013年 - 一般社団法人生徒会活動支援協会 理事長
  • 2014年 - 中央大学 特任准教授
  • 2017年 - 一般社団法人生徒会活動支援協会 理事[14]
  • 2018年 - 株式会社メルカリ社長室政策企画参事[15]

著書

[編集]
  • 高橋亮平編,小林庸平編,菅源太郎編,特定非営利活動法人Rights 編『18歳が政治を変える!』現代人文社、2008年10月。ISBN 9784877983963 
  • 城繁幸小黒一正、高橋亮平『世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?』PHP研究所、2010年6月。ISBN 9784569790213 
  • 明治大学世代間政策研究所 編『20歳からの社会科』日本経済新聞出版社、2012年3月。ISBN 9784532261542 

出典

[編集]
  1. ^ 平成27年中に実施された選挙/千葉県
  2. ^ 衆議院憲法審査会
  3. ^ a b “市川市長選 元市議の高橋氏出馬へ”. 毎日新聞. (2017年9月16日). https://mainichi.jp/articles/20170916/ddl/k12/010/157000c 2017年10月23日閲覧。 
  4. ^ “視標「自民惨敗、小池圧勝」 若者の巻き込みは不足”. 47NEWS. (2017年7月3日). http://www.47news.jp/47topics/opinion/2017/07/292885.html 2017年10月23日閲覧。 
  5. ^ 公式サイトプロフィール
  6. ^ 「未来を創るのは私たちだ 日本を立て直す100人」『AERA』、朝日新聞出版、2012年1月2日、38頁。 
  7. ^ “委員会質疑から”. 公明新聞. (2014年4月23日). https://www.komei.or.jp/news/detail/20140423_13806 2017年10月23日閲覧。 
  8. ^ “11月の市川市長選に高橋元市議が出馬”. 産経新聞. (2017年9月16日). https://www.sankei.com/article/20170916-GZFR7U5QUFONXOEVLX2GJSOO4A/ 2017年11月28日閲覧。 
  9. ^ “市川市長選は再選挙 5新人、法定得票達せず”. 東京新聞. (2017年11月27日). http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017112702000140.html 2017年11月28日閲覧。 
  10. ^ “市川市長選 県内2例目、再選挙へ”. 東京新聞. (2017年11月28日). http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201711/CK2017112802000142.html 2017年11月28日閲覧。 
  11. ^ NPO法人認証取消に関する一連の経緯と関係者への報告・謝罪”. 2022年4月14日閲覧。
  12. ^ 特定課題研究ユニット詳細 2012年度”. 2017年11月6日閲覧。
  13. ^ 代表理事挨拶”. 2017年10月27日閲覧。
  14. ^ 法人挨拶”. 2017年10月27日閲覧。
  15. ^ “ついに上場「メルカリ」は日本の成長戦略も変えるか” (日本語). アゴラ 言論プラットフォーム. https://agora-web.jp/archives/2033873.html 2018年8月26日閲覧。 

外部リンク

[編集]