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高橋久美子 (作曲家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高橋 久美子
学歴 武蔵野音楽大学音楽教育学科卒業(ピアノ専攻)[1]
公式サイト k-takahashi7.wixsite.com/website

高橋 久美子(たかはし くみこ、1965年(昭和40年)9月4日 - )は、日本の作曲家。西洋音楽を背景としながらも主に邦楽器を使用した作品が多い。日本音楽集団団員、作曲家グループ<邦楽2010>代表。

経歴

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1965年、東京都豊島区池袋にて医学博士 高橋健一の三女として生まれる。2才より音楽教室でエレクトーンを習い始めるが、小学校中学年の頃にピアノに転向。武蔵野音楽大学音楽教育学科卒業(ピアノ専攻)、ピアノを高橋誠、宮津邦彦に師事。在学中より作曲を田辺恒弥に師事。卒業後10年程は音楽教室の講師をしながら演奏、作曲活動をしていたが、2000年にニューヨークでの舞台「Buto Zen Performance & Zen Sound with Bamboo Flute」の音楽を担当することで、はじめて日本の音楽を意識するようになり、その後の作曲活動に邦楽器は大きな影響を及ぼすことになった。

2010年には邦楽器を扱う洋楽出身のグループ「作曲家グループ邦楽<2010>」を石井由希子、川崎絵都夫、佐藤容子、前田智子、マーティン・リーガン、溝入敬三とともに設立。2015年より自らがプロデュースするジャンルもレーベルも超えたCDシリーズ「Crossroads」を発表中。

主な作品

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  • 光咲む刻(ひかりえむとき)
  • 中空砧による箏協奏曲〜五段砧の変容〜
  • 樹(第1回国際尺八コンクール課題曲)
  • 箏協奏曲みだれ
  • 氷霜〜独奏尺八のための〜
  • 「秋風の曲」主題による箏四重奏曲
  • オラショ考—さんじゅあん様のうた
  • オリエンタル・ノスタルジー
  • 月虹の中で
  • 溶〜尺八独奏のための〜
  • 楽琵琶とマンドリンのための「緒合わせ」
  • 「織」箏と伽耶琴のための
  • 邦楽落語 愛宕山
  • 阿字考

主な収録CD

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  • Crossroads vol.1 箏曲を繋ぐ「作曲家 高橋久美子×箏曲家 野坂操壽」(邦楽ジャーナル)
  • Crossroads vol.2 いろはにほへと-日本語(ことば)と邦楽器「作曲家 高橋久美子×声楽家 青山恵子」(コジマ録音)
  • Crossroads vol.3 解体新譜「作曲家 高橋久美子×尺八考」(邦楽ジャーナル

受賞歴

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  • 2007年 第1回牧野由多可 作曲コンクール 佳作
  • 2018年 CD「Crossroads vol.3 解体新譜「作曲家 高橋久美子×尺八考」において平成30年度(第73回)文化庁芸術祭 レコード部門優秀賞

脚注

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  1. ^ 高橋久美子のホームページ”. 2019年8月2日閲覧。

外部リンク

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