邦楽ジャーナル
種類 | 有限会社 |
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本社所在地 |
日本 〒162-0805 東京都新宿区矢来町43-17 |
設立 | 1987年 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 4011102011698 |
事業内容 | 月刊誌「邦楽ジャーナル」の発行 |
代表者 |
田中隆文(代表取締役・編集長) 神永大輔(代表執行役) |
外部リンク |
www |
邦楽ジャーナル(ほうがくジャーナル) は、東京都東久留米市にある有限会社、および、同社が発行する、主に尺八、地歌・箏曲(三曲)を中心とした日本の伝統音楽関連の雑誌である。同社代表取締役および、同誌の編集長は田中隆文。同誌において「邦楽」という語は日本の伝統楽器が使われている音楽を表している。
概要
[編集]邦楽ジャーナルの設立および、雑誌『邦楽ジャーナル』の創刊は1987年である。発刊当初から情報誌を標榜し、当時不足していた邦楽に関するコンサートをはじめとした催しもの、テレビ、ラジオでの邦楽関連番組の放送予定、書籍、楽譜などの出版情報などの月間情報を柱としている。
月間情報以外の記事としては、イベント、人物、楽器、歴史などに着目した特集記事、演奏家へのインタビュー、アマチュアの愛好家へのハウツー、トリビア記事、CDや書籍の紹介、エッセーなどがある。
創刊時から三曲中心の誌面構成であるが、三曲以外の日本の伝統音楽への取り組みも増えてきている。
2004年に津軽三味線と太鼓に関する雑誌『バチ2 Bachi-Bachi』を本誌よりスピンナウトさせたが、2007年10月に本誌と合併するかたちで廃刊となった。
2018年10月、新宿区高田馬場の事務所を出版編集部門は東久留米に、CD・楽譜販売部門は杉並に移転した。
単行本の発行
[編集]「岐路に立つ尺八」(大橋鯛山著) 、「津軽三味線まんだら」(松木宏泰著)、「箏曲地歌五十選〜歌詞解説と訳」(田口尚幸著)、「地唄箏曲四方山話」(芦垣美穗著)、「こんなによくわかる長唄〜江戸の歌謡曲シリーズ」(中村篤彦著)など。
楽譜の発行
[編集]「心をいやす名曲集」シリーズ(高橋久美子編曲)、「ESSENCE Again」シリーズ(三塚幸彦編曲)、池上眞吾作品、沢井比河流作品、三宅一徳作品など。
CDの発行
[編集]「錦木によせて/野坂操壽」「THE SAWAI KAZUE 十七絃」「Crossroads Vol.1 作曲家 高橋久美子×箏曲家 野坂操壽─箏曲を繋ぐ」「Crossroads Vol.3 解体新譜/高橋久美子×尺八」(平成30年度第73回文化庁芸術祭優秀賞受賞作品)など。
出版以外の事業
[編集]邦楽関連のCD・書籍を中心とした通信販売「How (ハウ: Hougaku On the World)」を運営している。2000タイトル以上の取り扱い品目のなかには、通常の商品でも流通にのりにくいものや、自主制作盤、自費出版などをはじめとした愛好者にとっては貴重なものがある。邦楽ジャーナル杉並事務所での試聴販売も行っている。
三曲愛好者のための講習会を不定期に行っている。
JASRAC主催で全国で展開する「日本の音フェスティバル」の制作を2001年から2010年まで行った。
邦楽専門のライブハウスとして『邦楽ジャーナル倶楽部 和音』を1999年4月にオープンさせたが、2005年6月に閉店した。
2012年5月、京都で国際尺八コンクールを、2018年8月、ロンドンで国際尺八コンクールを主催した。