コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

高森直史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高森 直史(たかもり なおふみ[1]1939年[1](昭和14年) - )は、海上自衛官、海軍史・海軍料理研究家[1]管理栄養士[1]。本名は、日浦直史[1]。最終階級は1等海佐

略歴

[編集]

熊本県人吉市出身[1]。1959年(昭和34年)、佐伯栄養専門学校卒業[1]。1960年(昭和35年)、海上自衛隊に入隊(2等海士)[2]。1965年(昭和40年)、海上自衛隊幹部候補生学校卒業[1]防衛大学校教官、護衛艦補給長、航空群司令部幕僚、海上幕僚監部人事課、護衛艦隊司令部幕僚、海上幕僚監部衣糧班長、同給与班長、第4術科学校研究部長、舞鶴地方総監部経理部長を歴任[1]。1986年(昭和61年)、1等海佐に昇任[1]。1994年(平成6年)、退官[1]

旧海軍料理書から「肉じゃが」のルーツを発掘し、舞鶴の町おこしに協力。海軍料理を通じて食文化普及、栄養相談等で活躍している。

著書

[編集]

単著

[編集]
  • 海上自衛隊栄養士会編『図解・単身赴任者の栄養管理と献立の手引』(防衛弘済会、1986年)
  • 『自炊のすすめ 単身赴任者の献立と栄養管理の手引』(グラフ社、1986年)
  • 『率先炊飯 海上自衛官の「実戦」的食事健康法』(グラフ社、1987年)
  • 『自炊レッスン 単身赴任者・OL・学生に贈る実践的食事健康法』(グラフ社、1987年)
  • 『健康料理のすすめ 作ってみよう!』(グラフ社、1992年)
  • 『自炊のすすめ 知っておきたい栄養知識がいっぱい!』(グラフ社、2002年)
  • 『海軍食グルメ物語 帝国海軍料理アラカルト』(光人社、2003年)
  • 『海軍料理おもしろ事典』(光人社、2004年)
  • 『マッカーサーの目玉焼き進駐軍がやって来た! 戦後「食料事情」よもやま話』(光人社、2004年)
  • 『海軍肉じゃが物語 ルーツ発掘者が語る海軍食文化史』(光人社、2006年)
  • 『気ままに大自然"アウトドア生活"のすすめ!』(光人社、2007年)
  • 戦艦大和の台所 海軍食グルメ・アラカルト』(光人社、2010年)
  • 『帝国海軍料理物語 「肉じゃが」は海軍の料理だった』(光人社NF文庫、2010年)

  ※『海軍肉じゃが物語』の改題・文庫版。

  • 『海軍カレー伝説』(潮書房光人新社、2018年6月20日第1刷、ISBN 978-4-7698-1660-7
  • 『日本海軍ロジスティクスの戦い 給糧艦「間宮」から見た補給戦のすべて』(光人社NF文庫、2019年)
  • 『海軍と酒 帝国海軍糧食史余話』潮書房光人新社〈光人社NF文庫〉、2020年5月。ISBN 978-4-7698-3171-6 
  • 『真珠湾攻撃でパイロットは何を食べて出撃したのか 日本海軍料理ものがたり』潮書房光人新社〈光人社NF文庫〉、2021年2月。ISBN 978-4-7698-3206-5 
  • 『海軍めし物語 艦隊料理これがホントの話』潮書房光人新社〈光人社NF文庫〉、2021年6月。ISBN 978-4-7698-3221-8 

共著

[編集]

脚注

[編集]
注釈
出典
  1. ^ a b c d e f g h i j k 高森 2018, カバー裏、著者紹介
  2. ^ 高森 2018, p. 82, 金曜日はきまってカレーだった?

参考文献

[編集]