高嶋博視
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高嶋博視元海将(2013年頃) | |
生誕 |
1952年4月25日(72歳)[1] 日本 香川県 |
所属組織 | 海上自衛隊 |
軍歴 | 1975年 - 2011年 |
最終階級 | 海将 |
除隊後 | 日本無線顧問 |
高嶋 博視(たかしま ひろみ、1952年(昭和27年)4月25日 - )は、日本の海上自衛官。最終階級は海将。第40代横須賀地方総監。2011年(平成23年)3月の東日本大震災の際、被災者救援、東京電力福島第1原発事故などの対応を指揮した[2]。
略歴
[編集]香川県出身。1975年(昭和50年)3月、防衛大学校本科第19期卒業。
同年、海上自衛隊入隊[1]。1986年(昭和61年)7月、3等海佐昇任。1989年(平成元年)7月、2等海佐昇任。1990年(平成 2年)3月、海上幕僚監部人事課勤務。1993年(平成 5年)6月、在ノルウェー日本国大使館付防衛駐在官[3]。
1994年(平成 6年)7月、1等海佐昇任。1996年(平成 8年)9月、練習艦隊司令部幕僚。1997年(平成 9年)10月、統合幕僚会議事務局第4幕僚室長中期班長。1998年(平成10年)12月、第2護衛隊群第6護衛隊司令。2001年(平成13年)1月11日、統合幕僚会議事務局第3幕僚室通信電子調整官兼通信電子室長。同年12月3日、護衛艦隊司令部幕僚長
2002年(平成14年)3月22日、海将補昇任。同年11月8日、第1護衛隊群司令(第4次インド洋派遣海上支援部隊指揮官)。2004年(平成16年)8月30日、海上幕僚監部人事教育部長
2007年(平成19年)7月3日、海将昇任、第32代護衛艦隊司令官就任。2008年(平成20年)11月7日、第4代統合幕僚副長[3]。2010年(平成22年)7月26日、第40代横須賀地方総監就任。
2011年(平成23年)3月から7月まで東日本大震災における海災部隊指揮官として災害派遣に従事。
同年8月5日、退官。
栄典
[編集]- 瑞宝中綬章 - 2022年(令和4年)4月29日
著書
[編集]- 『武人の本懐 FROM THE SEA 東日本大震災における海上自衛隊の活動記録』(講談社、2014年2月21日、ISBN 978-4062188371)[2]
- 『指揮官の条件』(講談社現代新書、2015年10月20日、ISBN 978-4062883399)
- 台湾・繁体中国語訳版『艦長不能說不知道,艦長永遠有答案』(大是文化、2017年6月1日、ISBN 978-9869458061)
- 『ソロモンに散った聯合艦隊参謀 伝説の海軍軍人 樋端久利雄』(芙蓉書房出版、2017年3月22日、ISBN 978-4829507070)[6]
脚注
[編集]- ^ a b “横須賀地方隊:横須賀地方隊について【地方総監のプロフィール】”. 横須賀地方隊 (2010年). 2011年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年2月23日閲覧。
- ^ a b “【きょうの人】震災の海自対応、克明に記録 高嶋博視(たかしま・ひろみ)元海自横須賀地方総監(61)”. MSN産経ニュース. (2014年2月26日) 2014年11月28日閲覧。
- ^ a b “統合幕僚副長”. 統合幕僚監部. 2009年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年4月2日閲覧。
- ^ 防衛省・自衛隊 (2011年10月21日). “防衛人事審議会答申等 平成23年 離職者議決書” (PDF). 2014年11月29日閲覧。
- ^ 令和4年春の叙勲受章者名簿(令和4年4月29日付)
- ^ ソロモンに散った聯合艦隊参謀 - 株式会社芙蓉書房出版 2017年3月26日閲覧。
出典
[編集]- 防衛年鑑2008(防衛年鑑刊行会)
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