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髙島泰都

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高島泰都から転送)
髙島 泰都
オリックス・バファローズ #96
2024年3月31日 京セラドーム大阪
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 北海道赤平市
生年月日 (1999-12-03) 1999年12月3日(25歳)
身長
体重
181 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2023年 ドラフト5位
初出場 2024年3月31日
年俸 2000万円(2025年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

髙島 泰都(たかしま たいと、1999年12月3日 - )は、北海道赤平市出身のプロ野球選手投手)。オリックス・バファローズ所属。

経歴

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プロ入り前

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赤平市立赤間小学校1年生のときに「赤平レッドレイズ」で野球を始め、赤平市立赤平中学校では軟式野球部に所属した[2]

滝川西高校に進学し、2年秋に背番号11でベンチ入り[3]。3年夏は背番号10でチーム19年ぶり3回目となる甲子園に出場し、仙台育英との1回戦で2番手として登板[4]して最速141km/hを計測するも、1回2/3を5失点であった[5]

準硬式野球部のスポーツ推薦で明治大学に入学。1年春からリーグ戦に登板し、当初は制球に苦しんだが[4]、1年夏のオープン戦で「コントロールのこつを急につかんだ」と突如制球が安定し、その後はリーグ戦の1戦目を任されるなど、先発としての地位を確立した[6]。3年春は新型コロナウイルスの影響でリーグ戦中止、部の活動も一時停止となり、この期間でウエイトトレーニングに励むと[6]、3年夏に自己最速の150km/hを計測[7]。大学4年間ではリーグ戦通算23勝8敗・防御率2.33を記録した[8]

王子へ入社すると、硬式への復帰1年目から先発の柱として活躍[2]日本選手権では2試合に先発登板した[9]。2年目は都市対抗に出場。2試合・10回を投げて防御率0.90を記録し[8]、チーム8年ぶりのベスト4進出に貢献した[2]

2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、オリックス・バファローズから5位指名を受けた[3][注 1]。11月16日に契約金3000万円・年俸700万円(金額はいずれも推定)で仮契約を結んだ[9]。背番号は96[13]

オリックス時代

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2024年はオープン戦で結果を残し[14]、開幕一軍入りを果たすと[15]、3月31日の福岡ソフトバンクホークスとの開幕第3戦で、9回に5番手で登板し、1回被安打1、自責点1(奪三振1)という結果を残した[16]。4月10日の楽天戦でプロ初先発を果たし、5回途中4失点で降板したが、勝ち負けはつかなかった[17]。自身5度目の先発登板となった8月8日の埼玉西武ライオンズ戦で5回無失点で勝利投手の権利を手にすると、チームはそのまま勝利し、リリーフ登板も含めた通算17試合目でプロ初勝利を記録した[18]

選手としての特徴

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持ち球は最速150km/hのストレート[4]スライダーカットボールカーブチェンジアップ[19]。空振りを取れるチェンジアップが武器である[5]

人物

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端正なルックスと出身チームから、「王子から来た王子様」と呼ばれる[16]

詳細情報

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記録

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初記録

背番号

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  • 96(2024年 - )

脚注

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注釈

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  1. ^ 赤平市出身、滝川西高校野球部出身、明治大学準硬式野球部出身としていずれも初のプロ野球選手となった[10][11][12]

出典

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  1. ^ オリックス - 契約更改」『日刊スポーツ』。2024年10月30日閲覧
  2. ^ a b c 【ドラフト】オリックス・5位 高島泰都(王子) 準硬式経由の異色系右腕/プロ野球ドラフト会議」週刊ベースボールONLINE、2023年10月26日。2023年11月16日閲覧
  3. ^ a b 【ドラフト会議】オリ 5位で王子の右腕・高島泰都を指名!明大の準硬式野球部出身」Sponichi Annex、2023年10月26日。2023年11月16日閲覧
  4. ^ a b c 高島泰都(王子・投手)準硬式から再転向した150キロ右腕「チームを勝たせる投手が、一番良い投手」」週刊ベースボールONLINE、2023年9月26日。2023年11月16日閲覧
  5. ^ a b 楊順行「オリックス・ドラフト5位/髙島泰都(王子)は準硬式出身」『Yahoo!ニュース エキスパート』2023年10月26日。2023年11月16日閲覧
  6. ^ a b オリックスから5位指名 高島泰都 歩んできた道の名は②/ドラフト指名特別企画」明大スポーツ新聞部、2023年11月13日。2023年11月16日閲覧
  7. ^ 明治大学の高島泰都 準硬式野球部での成長の軌跡、自身を磨き続けた4年間」4years.、2022年3月11日。2023年11月16日閲覧
  8. ^ a b 元明治大・高島がオリックスへ。軟式-準硬式-硬式3種のボールが道を拓いた」JUNKO WEB、2023年11月3日。2023年11月16日閲覧
  9. ^ a b オリックス、5位指名の王子・高島泰都と仮契約「どの場面でも投げられるのが自分の強み」契約金3000万円、年俸700万円」中日スポーツ、2023年11月16日。2023年11月16日閲覧
  10. ^ 高島さんのオリックス入団を祝う横断幕 赤平市 (北海道)」『プレス空知』2023年12月8日。2024年3月16日閲覧
  11. ^ 高島投手、オリックスが5位指名 滝川西野球部出身から初のプロ」プレス空知、2023年10月27日。2023年11月16日閲覧
  12. ^ 明大史上初! 準硬式野球部出身・高島がオリックスから5位指名/プロ野球ドラフト会議」明大スポーツ新聞部、2023年10月26日。2023年11月16日閲覧
  13. ^ オリックスD5位・高島泰都「宇田川投手のようにブルペン陣を支えていけたら」」『サンケイスポーツ』2023年11月30日。2024年3月16日閲覧
  14. ^ 【球界ここだけの話(3361)】オリックスD5位・高島泰都が〝魔球〟を駆使して開幕1軍を目指す」『サンケイスポーツ』2024年3月24日。2024年3月31日閲覧
  15. ^ 24年度「開幕一軍」の登録公示 リーグ4連覇を狙うオリックスは新加入の西川・吉田含む27名」『BASEBALL KING』2024年3月28日。2024年3月31日閲覧
  16. ^ a b c d オリックス 「王子から来た王子様」ドラ5高島が1軍デビューで1回1失点「勝ちパターンに…」」『スポーツニッポン』2024年3月31日。2024年4月1日閲覧
  17. ^ 【オリックス】赤平市出身・高島泰都がプロ初先発し5回途中4失点で降板…滝川西高時代の恩師「次こそ初勝利してほしい」」『スポーツ報知』2024年4月11日。2024年4月11日閲覧
  18. ^ a b 【オリックス】お立ち台で結婚発表!プロ初勝利のドラ5高島泰都 - プロ野球”. 日刊スポーツ (2024年8月8日). 2024年8月8日閲覧。
  19. ^ 【社会人野球】9大会ぶり出場の航空自衛隊千歳が初戦で王子に敗れる」スポーツ報知、2022年11月3日。2023年11月16日閲覧

関連項目

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外部リンク

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