コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

香丸恵美子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
香丸恵美子 Portal:陸上競技
選手情報
国籍 日本の旗 日本
種目 走幅跳
所属 リッカー
生年月日 (1946-11-17) 1946年11月17日(78歳)[1]
生誕地 [注釈 1]
自己ベスト
走幅跳 6.17m(1964年)[1]
獲得メダル
アジア大会
1966 バンコク 走幅跳
編集 テンプレートのヘルプを表示する

香丸恵美子(こうまる えみこ、1946年11月17日 - )は、日本の陸上競技選手。1964年、高校在籍中に女子走幅跳の日本記録を更新し[3]、同年の東京オリンピックに出場[1]。走幅跳で日本選手権優勝1回、アジア大会銀メダルの成績を残したほか、100m走でも全日本実業団陸上で優勝している。

結婚後の姓は岡山。娘の岡山奈津子岡山沙英子英語版も走幅跳選手[3][4][5]。沙英子は母に次いで日本選手権のタイトルを獲得した。また、妹の香丸由美子も走幅跳選手であった[3][4][注釈 2]

経歴

[編集]

福岡県立三潴高等学校在学中[6]の1964年9月13日、走幅跳で6m17を記録し[7]、日本記録を更新した[3]1964年東京オリンピックに出場。

のちにリッカーミシンに所属[注釈 3]。1966年には日本陸上競技選手権大会女子走幅跳で優勝(6m00)[8]1966年アジア競技大会(バンコク)1966年アジア競技大会における陸上競技では女子走幅跳で銀メダルを獲得[3]。また、1968年には走幅跳で自らの有する日本記録タイ(6m17)をマークした[3]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 広島県立総合体育館スポーツ情報センターでは「広島県出身の歴代オリンピック代表選手」のリストに香丸を含めている[2]
  2. ^ 香丸由美子は、1970年のインターハイで6位入賞[3]。1971年の日本選手権で4位入賞(新日鉄所属)、姉の恵美子(2位)とともに姉妹入賞となった[4]
  3. ^ 日本選手権においては、1966年から1969年までリッカー所属。1970年には北九州AC、1971年には九州女短大、1972年は北九州陸協所属となっている[4]

出典

[編集]
  1. ^ a b c Emiko Koumaru Olympic Results”. 2020年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月18日閲覧。
  2. ^ 広島県出身の歴代オリンピック代表選手”. 広島県立総合体育館スポーツ情報センター (2008年8月25日). 2021年8月18日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 19th Asian Athletics Championships Statistics 20110707=No.5”. 日本陸上競技連盟. 2021年8月18日閲覧。
  4. ^ a b c d 第97回日本選手権Statictics Information 20130608=No.14”. 日本陸上競技連盟. 2021年8月18日閲覧。
  5. ^ JAAF Statistics Information 201120608=No.14”. 日本陸上競技連盟. 2021年8月18日閲覧。
  6. ^ 束原 2013, 266頁.
  7. ^ “日本歴代100傑に残る古い記録/女子・全種目別編”. 日刊スポーツ. (2011年5月2日). http://www5.nikkansports.com/sports/athletics/column/noguchi/archives/15600.html 2021年8月18日閲覧。 
  8. ^ “過去の優勝者・記録 女子走幅跳”. 第100回日本陸上競技選手権大会 (日本陸上競技連盟). https://www.jaaf.or.jp/jch/100/champion/f_longjump.html 2021年8月18日閲覧。 

参考文献

[編集]