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館龍一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
館 龍一郎
日本学士院により
公表された肖像写真
生誕 1921年9月11日
日本の旗 神奈川県横浜市
死没 (2012-02-11) 2012年2月11日(90歳没)
国籍 日本の旗 日本
研究機関 日本銀行
東京大学
青山学院大学
財政金融研究所
研究分野 金融論
財政学
母校 東京帝国大学経済学部卒業
学位 経済学士
(東京帝国大学・1944年
実績 欧米の経済理論を踏まえ
日本の現実に適用できる
金融理論を構築
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館 龍一郎(たち りゅういちろう、1921年9月11日 - 2012年2月11日)は、日本経済学者金融論財政学)。勲等勲二等東京大学名誉教授、青山学院大学名誉教授。日本学士院会員

日本銀行での勤務を経て、東京大学経済学部教授、東京大学経済学部学部長、青山学院大学国際政治経済学部教授、財政金融研究所所長などを歴任した。

来歴

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館哲二(内務官僚・参議院議員)の長男として横浜市で生まれる。1944年、東京帝国大学経済学部卒。戦後すぐ日本銀行勤務経験もあった。1950年、東京大学助教授。1961年、東京大学教授。1984年、東京大学を退官し青山学院大学教授。1985年日本学士院会員。

この間、大蔵省財政金融研究所所長、日本銀行金融研究所特別顧問、金融制度調査会会長、中央社会保険医療協議会会長等を歴任。

欧米の最新の金融理論(特に貨幣論)を紹介し、日本の実情に当てはまる独自の理論を展開した。また、その理論を元に政策提言を行った。特に金融制度調査会長として金融制度改革に積極的に取り組んだ。

2012年2月11日、肺炎のため死去[1]。90歳没。

行政

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1980年代から90年代にかけ旧大蔵省の金融制度調査会長など、霞が関の経済政策に大きな発言力があった[要出典]

栄典

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主な著書

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ほか。

脚注

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先代
高垣寅次郎
日本金融学会会長
第4代:1982年 - 1988年
次代
小寺武四郎