颯田家住宅
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颯田家住宅 | |
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情報 | |
構造形式 | 木造、瓦葺[1] |
建築面積 | 214 m² [1] |
階数 | 平屋建[1] |
竣工 | 1872年 |
所在地 |
〒444-0516 愛知県西尾市吉良町吉田本浜28 |
座標 | 北緯34度47分37.4秒 東経137度03分54.4秒 / 北緯34.793722度 東経137.065111度座標: 北緯34度47分37.4秒 東経137度03分54.4秒 / 北緯34.793722度 東経137.065111度 |
文化財 | 登録有形文化財 |
指定・登録等日 | 2017年5月2日[1] |
颯田家住宅(さったけじゅうたく)は、愛知県西尾市吉良町吉田本浜28にある邸宅。主屋が登録有形文化財。
名鉄西尾線・蒲郡線吉良吉田駅から西に約650メートルの場所にある[2]。尼僧の颯田本真(颯田本真尼)[3]は近隣の出身である。
歴史
[編集]颯田家の歴史と主屋の竣工
[編集]江戸時代の颯田家は伊勢国鈴鹿から木材を運ぶ廻船問屋を営み[2]、矢作川河口域における廻船業で財を成した[4]。歴代が港番庄屋を務めていた[4]。
江戸時代のこの地域では干拓による新田開発が行われており、颯田家も水田や塩田を築いて地主となった[2]。1872年(明治5年)、7代当主の颯田安兵衛が主屋を建てた[4]。
文化財としての保存
[編集]2017年(平成29年)5月2日、主屋が登録有形文化財に登録された[1][5]。登録基準は「造形の規範となっているもの」[2]。2021年(令和3年)2月4日には近隣の徳雲寺本堂・弁天堂も登録有形文化財に登録されている[6][7]。
建築
[編集]寄棟造、桟瓦葺[1]。桁行10間、梁間4間半[1]。南を正面とする[2]。広間型五間取の屋敷である[2]。西側には2列に6室が並んでおり、東側は土間である[1]。土間側の2室は広間として作られた部屋であり[1]、太い梁を井桁状に二重に組んだ架構が見どころである[4]。
- 部屋配置[2]
- 後列西:オクノヘヤ、後列中:ナカノヘヤ、後列東:オカッテ
- 前列西:オクノデイ、前列中:ナカノデイ、前列東:ダイドコロ