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頼覚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
頼覚
時代 鎌倉時代
生誕 不明
死没 元徳2年没月日不明(1330年
改名 元助、頼覚
別名 大夫
幕府 鎌倉幕府
氏族 北条氏
父母 父:桜田時厳、母:不詳
兄弟 元助師頼兼貞貞国頼覚貞源綱栄貞宗
不詳
特記
事項
北条時頼の孫。
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頼覚(らいかく、生年未詳 - 元徳二年(1330年)没)は、鎌倉時代後期の僧侶。本名は「元助」で後に「頼覚」と改名した。父は桜田時厳であり北条時頼の孫にあたる[1][2]。兄弟に北条元助、北条師頼、北条兼貞、北条貞国、北条篤貞、貞源、北条綱栄、北条貞宗がいる[3]

延暦寺梶井門跡に属した。正和四年(1315年)十月の尊治親王(後の後醍醐天皇)室の御産五檀法[4]にて伴僧[5]を勤めた[1]元亨三年(1323年)十月に行われた北条高時十三回忌法要で、仏日法華八講[6]に参じるとともに、北条高時室主催の経供養[7]にも招集(請定)されている。嘉暦三年(1328年)に権法務(ごんのほうむ)の宣下を受けた。


脚注

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  1. ^ a b 北条氏系譜 2001, p. 396.
  2. ^ 鎌倉北条氏 2019, p. 588.
  3. ^ 北条氏系譜 2001, p. 90.
  4. ^ 五壇法(ごだんほう)”. 改訂新版 世界大百科事典. 平凡社. 2024年12月18日閲覧。
  5. ^ 伴僧 ばんそう/伴僧”. 新纂浄土宗大辞典. Jodo Shu. (2018年9月17日). 2024年12月18日閲覧。
  6. ^ 法華八講 ほっけはっこう/法華八講”. 新纂浄土宗大辞典. Jodo Shu. (2018年3月30日). 2024年12月18日閲覧。
  7. ^ 経供養(きょうくよう)”. 精選版 日本国語大辞典. 精選版 日本国語大辞典. 2024年12月18日閲覧。

参考文献

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  • 北条氏研究会 著、北条氏研究会 編『北条氏系譜人名辞典』(第1版)新人物往来社、2001年6月15日。ISBN 4-404-02908-X 
  • 北条氏研究会 著、菊池紳一 編『鎌倉北条氏人名辞典』(第1版)勉強出版、2019年10月25日。ISBN 978-4-585-22255-2 


関連項目

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