響け!わが歌
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『響け!わが歌』(ひびけ!わがうた)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。宝塚以外の公演では『美しき忍びの季節』(うつくしきしのびのきせつ)に改題している。星組[1]公演。
宝塚公演の併演作品は『ファンシー・ゲーム[2]』、その他・公演は『ニュー・ファンシー・ゲーム[3]』。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[2]を参照
忍者修行中の若者が、お家騒動のため、危機に陥った城に乗り込み、その城の若者と共に悪人をたおすという物語。
神出奇没、変幻自在の忍者を扱ったコメディ(喜劇)作品。 美しき忍びの季節では、悲劇作品。
忍者を主人公としている。
あらすじ
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[2]を参照
両親や兄弟を殺害した憎むべき敵・織田信長を討ち果たそうと忍術の修行に励む伊賀の忍者・小四郎は、悪人たちに乗っ取られようとしているのを助けるため、仲間である女忍者・
公演期間と公演場所
[編集]- 1980年8月14日 - 9月30日[2](第一回・新人公演:9月5日[4]、第二回・新人公演:9月19日[4]) 宝塚大劇場
- 1980年12月4日 - 12月27日[5](新人公演:12月16日[4]) 東京宝塚劇場
- 1981年5月1日 - 5月5日[6] 福岡市民会館
- 1981年5月7日 - 5月22日[6] 中津川、奈良、福山、備前、広島、柏、浜松、豊橋、多治見、青森、三沢、八戸、盛岡
- 1981年6月6日 - 6月28日[6] 一宮、小牧、横浜、西尾、諫早、菊池、大川、唐津、熊本、呉、岡山、北九州八幡、北九州小倉、飯塚、那覇、沖縄
主な配役(宝塚・東京)
[編集]※「()」の人物は新人公演
- 小四郎 - 瀬戸内美八(宝塚(第一回)・東京:大浦みずき、宝塚(第二回):日向薫)[4]
- 音羽 - 東千晃/月城千晴[7](宝塚(第一回)・東京:愛原さゆ美、宝塚(第二回):珠みゆき)[4]
- 小笹 - 上原まり/東千晃[7](宝塚(第一回)・東京:貴久香、宝塚(第二回):宝城さゆり)[4]
主な楽曲
[編集]- 忍び歌(響け!わが歌)
- 風の旅人(美しき忍びの季節)
宝塚大劇場公演のデータ
[編集]形式名は「ミュージカル・コメディー[2]」。20場[2]。副題は「美しい忍びの季節[2]」
スタッフ(宝塚大劇場)
[編集]- 作・演出:菅沼潤[2]
- 作曲・編曲:吉崎憲治[8]
- 編曲:橋本和明[8]
- 音楽指揮:野村陽児[8]
- 振付[8]:花柳芳次郎、花柳禄春
- 殺陣:的場達雄[8]
- 装置:大橋泰弘[8]
- 衣装[8]:任田幾英、中川菊枝
- 照明:沢田祐二[9]
- 音響:松永浩志[9]
- 小道具:上田特市[9]
- 効果:坂上勲[9]
- 合唱指導:十時一夫[9]
- 演出助手[9]:谷正純、石田昌也
- 制作:久国高[9]
脚注
[編集]- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 149、216、260.
- ^ a b c d e f g h 100年史(舞台) 2014, p. 149.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 216、260.
- ^ a b c d e f 100年史(舞台) 2014, p. 297.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 216.
- ^ a b c 100年史(舞台) 2014, p. 260.
- ^ a b 70年史別冊 1984, p. 130.
- ^ a b c d e f g 100年史(人物) 2014, p. 198.
- ^ a b c d e f g 100年史(人物) 2014, p. 199.
参考文献
[編集]- 編集発行人:橋本雅夫『宝塚歌劇の70年別冊・年譜 最近の10年』宝塚歌劇団、1984年。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。