青鳥山
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青鳥山(あおとりやま)は愛知県西尾市(旧幡豆郡)吉良町にある標高80m程度の丘陵[1]。
青鳥山自然環境保全地域
[編集]青鳥山の南側には中央構造線が走っており、中央構造線の北側に領家変成帯、南側に三波川変成帯が分布している[2]。青鳥山周辺の地質は主として斑れい岩類からなっているが、領家変成岩類もみられ、両者の間に領家閃緑岩類が貫入する特異な地質構造がみられる[1][2]。さらに斑れい岩体を貫くペグマタイトもみられ、その中には緑柱石、ゼノタイム、モナズ石、ジルコン、コルンブ石などの希元素鉱物、電気石、ザクロ石、白雲母などの結晶がみられる[1][2]。なお、きらきらと輝く白雲母(別名キララ)は吉良の地名の由来になったといわれている[1][2]。
1976年(昭和55年)10月15日に青鳥山自然環境保全地域に指定された(面積1.62ha)[1][2]。
丘陵はヤマモモ、ヒサカキ、クス、アカメガシワなどの雑木林に覆われている[1]。