青森市議会
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(青森市議会議員から転送)
青森市議会 あおもりしぎかい | |
---|---|
青森市旗 | |
種類 | |
種類 | |
役職 | |
議長 | 奈良岡隆(無所属) |
副議長 | 木戸喜美男(創青会) |
構成 | |
定数 | 35 |
院内勢力 | 自民クラブ(8)
日本共産党 (6)
創青会(6)
市民クラブ(5)
公明党(4)
立憲民主・社民 (5)
無所属 (2) |
選挙 | |
大選挙区制 | |
前回選挙 | 2022年(令和4年)10月30日 |
議事堂 | |
青森県青森市中央一丁目22-5 | |
ウェブサイト | |
青森市議会 |
青森市議会(あおもりしぎかい)は、青森県の県庁所在地である青森市に設置されている地方議会である。
青森市は平成の大合併で新設方式を採用したため再選挙を実施しており、県庁所在地では同じように合併再選挙を選択した静岡市、東日本大震災の特例対象市である盛岡市、仙台市[1]、福島市と日本返還で時期がずれた那覇市同様統一地方選挙から外れた任期を組むようになった[2]。
概要
[編集]任期
[編集]4年
定数
[編集]35人[3]
所在地
[編集]委員会
[編集]- 議会運営委員会
常任委員会
[編集]- 総務企画常任委員会
- 文教経済常任委員会
- 都市建設常任委員会
- 民生環境常任委員会
特別委員会
[編集]- 予算特別委員会
- 決算特別委員会
- 雪対策特別委員会
- 危機管理対策特別委員会
かつてあった特別委員会
[編集]- アウガ問題に関する調査特別委員会
- アウガ問題調査特別委員会
定例会
[編集]- 年4回実施[4]
事務局
[編集]- 議会事務局
- 総務課
- 議事調査課
会派
[編集]会派名 | 議席数 | 所属党派 | 議員名(◎は代表者) | 女性議員数 | 女性議員の比率(%) |
---|---|---|---|---|---|
自民クラブ | 8 | 自由民主党6 無所属2 |
◎花田明仁 大矢保 長谷川章悦 小豆畑緑 中田靖人 澁谷洋子 柿崎孝治 関貴光 |
2 | 25 |
日本共産党 | 6 | 日本共産党 | ◎村川みどり 天内慎也 万徳なお子 赤平勇人 相馬純子 山田千里 |
4 | 66.66 |
創青会 | 5 | 自由民主党3 参政党1 無所属1 |
◎里村誠悦 小倉尚裕 木戸喜美男 舘山善也 木村淳司 |
0 | 0 |
市民クラブ | 4 | 立憲民主党1 無所属3 |
◎木下靖 工藤健 奈良祥孝 竹山美虎 |
1 | 16.67 |
公明党 | 4 | 公明党 | ◎山本武朝 渡部伸広 軽米智雅子 工藤夕介 |
1 | 25 |
立憲民主・社民 | 3 | 立憲民主党2 社会民主党1 |
◎蛯名和子 藤田誠 小熊ひと美 |
2 | 66.66 |
無所属 | 2 | 無所属 (議長) |
中村美津緒 奈良岡誠 |
0 | 0 |
計 | 32 | 10 | 31.25 |
騒動・不祥事
[編集]山崎翔一の差別的投稿と盗聴疑惑
[編集]- 2018年11月 - 山崎翔一市議が、2018年8月下旬から10月下旬にかけTwitter上に「片腕落として障害者雇用」「年金暮らしジジイを舐めすぎ 平日の役所窓口で罵声叫んでるのだいたい爺さん」などと投稿。インドで見た光景として「デリー行きの電車に乗った時、おかまの物乞い来たな~」と性的少数者への差別的な表現で投稿。11月5日、山崎は記者会見し、「不適切な投稿により、多数の方に不快な思いをさせ、誠に申し訳ございません。深く考えず投稿してしまった」と謝罪。山崎は10月28日投開票の青森市議選で初当選したばかりであった[5][6]。11月26日、市議会は山崎に対する辞職勧告決議案を可決した[7]。
- 2019年3月 - 山崎が、議会の控室に録音状態のスマートフォンを置いていた。無所属議員の控室を使用している別の市議が3月8日、ソファの隙間から録音状態のスマホを見つけた。他の議員から「盗聴ではないか」と疑う声も上がっているというが、山崎は否定した[8]。3月22日、市議会は2回目となる山崎に対する辞職勧告決議案を可決。山崎は辞職を拒否し議員活動を続ける考えを示した[9]。山崎は、2022年10月30日投開票の市議会議員選挙に再選を目指し立候補したが落選した。
定数の推移
[編集]「青森市議会議員定数条例」によって定数が決められている[3]。
選挙
[編集]2018年青森市議会議員選挙
[編集]2018年(平成30年)10月28日執行
- 当日有権者数:242,877人
- 最終投票率:41.41%
- 定数:35人
- 立候補者数:39人
順位 | 当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 当 | 花田明仁 | 66 | 自由民主党 | 現 | 4,903 |
2 | 当 | 大矢保 | 68 | 自由民主党 | 現 | 3,607 |
3 | 当 | 赤木長義 | 56 | 公明党 | 現 | 3,358 |
4 | 当 | 村川みどり | 45 | 日本共産党 | 現 | 3,289.602 |
5 | 当 | 奈良岡隆 | 67 | 無所属 | 現 | 3,263 |
6 | 当 | 竹山美虎 | 57 | 無所属 | 現 | 3,198 |
7 | 当 | 里村誠悦 | 70 | 自由民主党 | 現 | 3,139 |
8 | 当 | 天内慎也 | 44 | 日本共産党 | 現 | 3,116 |
9 | 当 | 山本武朝 | 60 | 公明党 | 現 | 3,062.304 |
10 | 当 | 軽米智雅子 | 57 | 公明党 | 現 | 3,060 |
11 | 当 | 橋本尚美 | 56 | 無所属 | 現 | 3,054 |
12 | 当 | 小豆畑緑 | 72 | 自由民主党 | 現 | 3,029.397 |
13 | 当 | 蛯名和子 | 65 | 社会民主党 | 新 | 2,888 |
14 | 当 | 木下靖 | 58 | 無所属 | 現 | 2,878 |
15 | 当 | 藤田誠 | 65 | 社会民主党 | 現 | 2,839 |
16 | 当 | 舘山善也 | 51 | 無所属 | 現 | 2,831 |
17 | 当 | 長谷川章悦 | 69 | 自由民主党 | 現 | 2,800 |
18 | 当 | 木戸喜美男 | 65 | 無所属 | 現 | 2,741 |
19 | 当 | 渡部伸広 | 51 | 公明党 | 現 | 2,646 |
20 | 当 | 奈良祥孝 | 58 | 国民民主党 | 現 | 2,622 |
順位 | 当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|---|
21 | 当 | 藤原浩平 | 72 | 日本共産党 | 現 | 2,561 |
22 | 当 | 赤平勇人 | 28 | 日本共産党 | 新 | 2,469 |
23 | 当 | 中村節雄 | 58 | 自由民主党 | 現 | 2,458.982 |
24 | 当 | 渋谷勲 | 68 | 自由民主党 | 現 | 2,416 |
25 | 当 | 万徳菜穂子 | 55 | 日本共産党 | 新 | 2,389 |
26 | 当 | 中田靖人 | 47 | 自由民主党 | 現 | 2,349 |
27 | 当 | 山脇智 | 36 | 日本共産党 | 現 | 2,212 |
28 | 当 | 山崎翔一 | 28 | 無所属 | 新 | 2,124 |
29 | 当 | 工藤健 | 61 | 無所属 | 現 | 2,123.854 |
30 | 当 | 奥谷進 | 84 | 無所属 | 現 | 2,111 |
31 | 当 | 秋村光男 | 71 | 無所属 | 現 | 2,008 |
32 | 当 | 中村美津緒 | 44 | 無所属 | 現 | 1,921.017 |
33 | 当 | 丸野達夫 | 52 | 無所属 | 現 | 1,886 |
34 | 当 | 山本治男 | 61 | 自由民主党 | 元 | 1,874.695 |
35 | 当 | 神山昌則 | 70 | 無所属 | 元 | 1,666 |
36 | 落 | 岡田実穂 | 34 | 無所属 | 新 | 1,639 |
37 | 落 | 上林英一 | 68 | 無所属 | 元 | 1,082 |
38 | 落 | 竹内優史 | 45 | 無所属 | 新 | 819 |
39 | 落 | 工藤敏秀 | 79 | 無所属 | 元 | 501.145 |
議会出身者
[編集]- 今村修(衆議院議員)
- 梅村大(衆議院議員)
- 大坂金助(衆議院議員・貴族院議員)
- 大澤喜代一(衆議院議員)
- 古寺宏(衆議院議員)
- 関晴正(衆議院議員)
- 田中藤次郎(衆議院議員)
- 樋口喜輔(衆議院議員)
- 淡谷清蔵(4代目旧青森市長)
- 加賀秀雄(11代目旧青森市長)
- 千葉伝蔵(12代目旧青森市長)
- 柿崎守忠(13代目旧青森市長)
- 横山實(14代目旧青森市長)
- 奈良岡末造(16代目旧青森市長)
- 鹿内博(2代目青森市長)
脚注
[編集]- ^ 政令指定都市のためもともとは前半側に投票日が組まれ同日にはならなかった。
- ^ 青森市は仙台市、盛岡市、福島市と同じ東北地方であるため東北地方の県庁所在地で統一地方選挙で市議選が組まれるのは秋田市と山形市のみである。
- ^ a b “青森市議会議員定数条例”. 青森市. 2024年3月27日閲覧。
- ^ “青森市議会定例会の回数に関する条例”. 青森市. 2024年3月27日閲覧。
- ^ “青森市議当選者が謝罪 ツイッターで差別的表現”. 日本経済新聞 2018/11/5 10:08. 2020年9月3日閲覧。
- ^ “不適切ツイート 青森市議当選者「思慮のなさの結果」謝罪”. 毎日新聞 2018年11月5日 10時23分. 2020年9月3日閲覧。
- ^ “不適切ツイッターの青森市議、辞職勧告決議案可決”. 産経新聞 2018.11.26 15:52. 2020年9月3日閲覧。
- ^ “控室に録音状態のスマホ 差別的表現投稿の青森市議”. 産経新聞 2019.3.18 23:06. 2020年9月3日閲覧。
- ^ “青森市「ツイッター市議」2度目の辞職勧告決議案可決 辞職は否定”. 産経新聞 2019.3.22 15:43. 2020年9月3日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 青森市議会 - 公式サイト