霊泉寺 (高山市)
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霊泉寺 | |
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所在地 | 岐阜県高山市千島町616 |
位置 | 北緯36度07分38.0秒 東経137度15分14.9秒 / 北緯36.127222度 東経137.254139度座標: 北緯36度07分38.0秒 東経137度15分14.9秒 / 北緯36.127222度 東経137.254139度 |
山号 | 集雲山 |
宗派 | 真言宗泉涌寺派 |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
中興年 | 正保元年(1644年) |
中興 | 一如素心尼 |
札所等 | 飛騨三十三観音霊場10番 |
公式サイト | https://aizenreisenji.wixsite.com/aizen |
法人番号 | 7200005009943 |
霊泉寺(れいせんじ)は、岐阜県高山市にある真言宗泉涌寺派の寺院。山号は集雲山。飛騨三十三観音霊場10番札所である。
歴史
[編集]創建年について、開祖不詳の古寺を天正年間に三木自綱が再興したと伝わるが、三木氏の滅亡とともに衰退して現在には伝わっていない。正保元年(1644年)、一如素心尼が当地で生きながら入定したといわれ、これを以って中興としている。延宝5年(1677年)に飛騨の国主の金森氏の家臣だった金森将監らが愛染堂を立てる。寺の裏手に枯れることのない泉があったため、霊泉寺と号した。この愛染堂は現在も残り、高山市の文化財となっている。
明治時代には梅村速水高山県知事が、山の中腹にあるこの地に與楽亭という別荘を設けている。1951年(昭和26年)、愛染堂を除いた伽藍が焼失した。現在の伽藍はその後再建されたものである。
寺宝として円空作の愛染明王像を所蔵しており、高山市の文化財に指定されている。
参考文献
[編集]- 『飛騨寺院風土記』