雲井駅
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雲井駅 | |
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駅舎(2008年3月) | |
くもい Kumoi | |
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所在地 | 滋賀県甲賀市信楽町牧字永落 |
所属事業者 | 信楽高原鐵道 |
所属路線 | ■信楽線 |
キロ程 | 10.2 km(貴生川起点) |
電報略号 | クモ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
147人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1933年(昭和8年)5月8日[1] |
雲井駅(くもいえき)は、滋賀県甲賀市信楽町牧にある信楽高原鐵道信楽線の駅である。
歴史
[編集]- 1933年(昭和8年)5月8日:開業[1]。
- 1943年(昭和18年)10月1日:信楽線休止(不要不急線)に伴い休業[1]。
- 1947年(昭和22年)7月25日:営業再開[1]。
- 1962年(昭和37年)
- 1987年(昭和62年)
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線の地上駅で、無人駅。駅舎は開業時以来のものであり、構内には貨物ホーム跡が残っている[注釈 1]。公衆トイレは駅前に設けられている[注釈 2]。
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駅全景(2008年3月)
利用状況
[編集]年度 | 1日平均乗車人員 |
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2011年(平成23年) | 185 |
2012年(平成24年) | 187 |
2013年(平成25年) | 170 |
2014年(平成26年) | 155 |
2015年(平成27年) | 166 |
2016年(平成28年) | 180 |
2017年(平成29年) | 147 |
駅周辺
[編集]駅西側は小さな集落となっており、教育機関や駐在所がある。駅北西側には田畑もある。なお、寺や神社は駅南側に数ヵ所ある。
- 甲賀警察署雲井警察官駐在所
- 甲賀市立雲井小学校
- 甲賀市立雲井保育園
- 信楽陶苑たぬき村
- 雲井郵便局
- 永仙寺[3]
- 日雲神社
- 鹿嶋神社
- 信楽ゴルフセンター - ゴルフ練習場。
- 牧西遺跡 - 信楽焼古窯跡群。
- 国道307号
- 滋賀県道16号大津信楽線
- 滋賀県道53号牧甲西線
- 滋賀県道136号雲井停車場線
- 雲井橋
- 大戸川
接続交通機関
[編集]バス路線
[編集]甲賀市コミュニティバスの「雲井駅」停留所があり、下記の路線が乗り入れる。以前は駅付近(駐在所の隣)に帝産湖南交通の「雲井」停留所があったが、2024年4月1日に行われたダイヤ改正で路線が廃止となったため、同停留所も廃止となった。
- 甲賀市コミュニティバス
タクシー路線
[編集]下記のデマンドタクシー(エリア路線)が甲賀市によって運行されているが、乗車する場合は予約が必要となる[4]。
- コミタク
その他
[編集]- 2011年にテレビ朝日系で放送された松本清張ドラマスペシャル『砂の器』(玉木宏主演)において、当駅が亀嵩駅という設定でロケ撮影が行われた[5]。
- 地域活性化の一環として、「くもい竹宵の夕べ」(主催:雲井自治振興会)が駅前で夏に開催されている[6][7][8]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、349頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 天王寺鉄道管理局三十年写真史P274「駅の変せん」
- ^ “永仙寺”. 八百万の神. INFO UNITE. 2023年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月25日閲覧。
- ^ a b “コミタク宮町エリア” (PDF). 甲賀市 (2023年4月1日). 2023年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。
- ^ “滋賀のロケーションガイド 松本清張ドラマ「砂の器」ロケレポート”. 滋賀ロケーションオフィス (2011年9月5日). 2021年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月11日閲覧。
- ^ 雲林院由美: “やさしい灯りに包まれる「くもい竹宵(たけよい)の夕べ」”. 滋賀ガイド. ヤマプラ (2016年7月5日). 2023年8月25日閲覧。
- ^ 「信楽高原鉄道を住民パワーで盛り上げよう 4日に「たなばた竹宵の夕べ」貸し切り列車の運行も」『産経新聞』2015年7月4日。2023年8月25日閲覧。
- ^ “竹宵の夕べ が復活します”. 信楽高原鐵道 (2023年6月21日). 2023年8月25日閲覧。