玉桂寺前駅
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玉桂寺前駅 | |
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駅入口(2008年5月) | |
ぎょくけいじまえ Gyokukeijimae | |
◄勅旨 (1.0 km) (1.3 km) 信楽► | |
所在地 | 滋賀県甲賀市信楽町勅旨字奥出 |
所属事業者 | 信楽高原鐵道 |
所属路線 | ■信楽線 |
キロ程 | 13.4 km(貴生川起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
7人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1987年(昭和62年)7月13日[1] |
玉桂寺前駅(ぎょくけいじまええき)は、滋賀県甲賀市信楽町勅旨にある信楽高原鐵道信楽線の駅。
歴史
[編集]駅構造
[編集]単式ホーム1面1線の地上駅で、無人駅。駅舎・公衆トイレともにないのは線内ではこの駅が唯一である。なお、ホームには狸の置物(信楽焼)が2体置かれている。
駅の改装
[編集]信楽高原鐵道は2022年3月から同年4月にかけて待合所の改装を行うためクラウドファンディングで87名から200万円を集め、5月下旬に昭和中期の雰囲気を出した外装にリニューアルした[3]。NHK連続テレビ小説「スカーレット」の舞台となった昭和30 - 40年代をモチーフとし、テレビや映画のセットを制作する会社に依頼してラッピングを作成した[3]。これに併せて、鉄骨柱の塗り替えが行われ、茶色に塗り直された[注釈 1][3]。雰囲気づくりのため、古い電灯のレプリカや実在しない理髪店の看板も設置されている[4]。
利用状況
[編集]2022年現在、ケーブル鉄道を除いて滋賀県内で最も一日平均利用客数が少ない駅である[3]。
年度 | 1日平均乗車人員 |
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2011年(平成23年) | 10 |
2012年(平成24年) | 10 |
2013年(平成25年) | 7 |
2014年(平成26年) | 7 |
2015年(平成27年) | 7 |
2016年(平成28年) | 1 |
2017年(平成29年) | 7 |
駅周辺
[編集]森や山に囲まれており、大戸川は駅東側を流れる。駅名の由来となった玉桂寺は吊り橋を渡った先のすぐ近くにある。なお、国道307号は駅西側を通るが、当駅から600メートルほど離れている。
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保良の宮橋(2008年2月、駅から望む)
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玉桂寺 山門(2007年10月)
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玉桂寺 本堂(2007年10月)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ (※(鉄骨柱の)塗り替えを行う前は緑色だった)
出典
[編集]- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、349頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “玉桂寺前駅ラッピング作業が完了”. 信楽高原鐵道 (2022年5月29日). 2022年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月21日閲覧。
- ^ a b c d 「駅が昭和レトロな外観に 案内表示は旧国鉄風で架空の看板も 滋賀・甲賀」『京都新聞』2022年6月20日。オリジナルの2022年9月22日時点におけるアーカイブ。2023年8月21日閲覧。
- ^ 「乗降客は1日10人以下の無人駅、懐かしの昭和レトロに一変」『読売新聞オンライン』2022年5月31日。オリジナルの2022年9月21日時点におけるアーカイブ。2023年8月21日閲覧。
- ^ “玉桂寺”. 八百万の神. INFO UNITE. 2023年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月25日閲覧。
- ^ “県指定史跡・名勝・天然記念物” (PDF). 史跡名勝天然記念物(文化財目録より). 滋賀県 (2020年12月11日). 2023年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月21日閲覧。
- ^ “高野槙(コウヤマキ)”. 玉桂寺. 2022年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月21日閲覧。
- ^ 滋賀県教育委員会事務局文化財保護課: “玉桂寺のコウヤマキ” (PDF). 滋賀県総合教育センター (2004年3月). 2021年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月21日閲覧。
- ^ “三つをまたぐ吊り橋「保良の宮橋」(甲賀市)”. 滋賀ガイド. ヤマプラ. 2022年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月21日閲覧。
- ^ “保良の宮橋”. ニッポン旅マガジン. プレスマンユニオン. 2023年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月25日閲覧。