隼別王子の叛乱 (宝塚歌劇)
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『隼別王子の叛乱』(はやぶさわけおうじのはんらん)は、宝塚歌劇団のミュージカル作品。月組[1]公演。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページを参照[2]
田辺聖子による同名の小説(中央公論社刊)を原作とする作品。『古事記』の世界を背景とする。
物語
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページを参照[2]
倭国の支配者となった大鷦鷯大王(おおさざきのおおきみ)は、若く美しい女鳥姫(めどりひめ)を妃にするため宮殿へ連れてくるよう弟の隼別王子(はやぶさわけおうじ)に命じる。しかし、隼別王子と女鳥姫は一目惚れをして愛し合うようになり、女鳥は大鷦鷯の妃になることを拒否する。大鷦鷯の意に逆らえばいずれは抹殺されてしまう。隼別王子の舎人である雄鹿は、先手を打って大鷦鷯を討つことを進める。
公演期間と公演場所
[編集]- 1978年8月10日 - 9月26日[2](新人公演:9月12日[3]) 宝塚大劇場
- 1978年12月3日 - 12月27日[4](新人公演:12月17日[3]) 東京宝塚劇場
- 1979年4月24日 - 4月26日[5] 北九州・小倉市民会館
- 1979年4月27日 - 5月3日[5] 福岡市民会館
主な配役(宝塚・東京)
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 隼別王子 - 榛名由梨(新人公演:剣幸)[3]
- 女鳥姫 - 小松美保(新人公演:江里美幸)[3]
- 雄鹿 - 瀬戸内美八
- 八束穂 - 順みつき
- 遠児 - 舞小雪
- 大鷦鷯大王 - 神代錦
- 磐之媛大后 - 水代玉藻
- 乳母於具奈 - 瑠璃豊美
- 麻奴(土木技師)- 清川はやみ
- 太占(占師)- 葉山三千子
- 将軍吉備品遅部郎鯽 - 藤城潤
- 将軍播磨佐伯直阿俄能胡 - 有明淳
- 隼人(奴隷) - 条はるき
- 安麻(舎人)- 大地真央
- 赤猪(舎人)- 水の瀬あきら
- 盾人(兵の長)- 鷹匠恵
宝塚大劇場公演のデータ
[編集]スタッフ
[編集]- 脚本・演出:阿古健[2]
- 音楽:寺田瀧雄[6]
- 音楽指揮:野村陽児[6]
- 振付:花柳寿楽[6]
- 装置:黒田利邦[6]
- 衣装[6]:小西松茂、中川菊枝
- 照明:今井直次[7]
- 音響:松永浩志[7]
- 小道具:上田特市[7]
- 効果:中田正廣[7]
- 演出助手:村上信夫[7]
- 制作:武井泰治[7]
脚注
[編集]- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 146、215、259.
- ^ a b c d e f 100年史(舞台) 2014, p. 146.
- ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 295.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 215.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 259.
- ^ a b c d e 100年史(人物) 2014, p. 198.
- ^ a b c d e f 100年史(人物) 2014, p. 199.
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。