阿部寿美代
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阿部 寿美代(あべ すみよ、1964年2月10日 - )は、日本のノンフィクション作家、翻訳家。
略歴
[編集]宮城県仙台市出身。宮城県第一女子高等学校(現・宮城県宮城第一高等学校)を経て、早稲田大学第一文学部[1]、フランス・リヨン第二大学文学部卒業。1987年にNHKへ記者として入局し、医療、教育、国際報道などを担当。1996年に退職。
1999年に『ゆりかごの死 ~ 乳幼児突然死症候群(SIDS)の光と影』で第29回大宅壮一ノンフィクション賞受賞[2]。2012年より、英語、フランス語、ドイツ語の出版翻訳を始める[2]。
著書
[編集]- 『ゆりかごの死 ~ 乳幼児突然死症候群(SIDS)の光と影』(新潮社) 1997
翻訳
[編集]- 『パリ・ヴァーサス・ニューヨーク ~ 二つの都市のヴィジュアル・マッチ』(ヴァラム・ミュラティアン、BNN新社) 2012
- 『戦争と演説 ~ 歴史をつくった指導者たちの言葉』(ジェイコブ・F・フィールド、原書房) 2014
- 『クリスチアーネの真実 ~ 薬物依存、売春、蘇生への道』(クリスチアーネ・V・フェルシェリノ, ソニア・ヴコヴィッチ、中央公論新社) 2015
- 『#GIRLBOSS(ガールボス)~ 万引きやゴミあさりをしていたギャルがたった8年で100億円企業を作り上げた話』(ソフィア・アモルーソ、CCCメディアハウス) 2015
- 『15歳はなぜ言うことを聞かないのか? ~ 最新脳科学でわかった第2の成長期』(ローレンス・スタインバーグ、日経BP社) 2015
- 『SONY DESIGN MAKING MODERN』(ディヤン・スジック, イアン・ルナ他、日経ナショナルジオグラフィック社) 2016
- 『マリー=アントワネットの髪結い ~ 素顔の王妃を見た男』(ウィル・バショア、原書房) 2017
脚注
[編集]- ^ “阿部寿美代 | 著者プロフィール”. www.shinchosha.co.jp. 新潮社. 2022年8月19日閲覧。
- ^ a b “阿部寿美代 | 翻訳業界で活躍する受講生”. 翻訳専門校フェロー・アカデミー. 2022年8月19日閲覧。