阿由葉吟次郎
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阿由葉 吟次郎(あゆば ぎんじろう、1845年(弘化2年9月[1][2])- 1907年(明治40年)4月28日[1][2])は、明治時代の政治家、実業家。貴族院多額納税者議員。大地主[1]。旧姓・石川。
経歴
[編集]下野国足利郡松田村(栃木県足利郡三和村、坂西町を経て現足利市坂西地区)の名主石川家に生まれる[3]。足利郡利保村(北郷村大字利保を経て、現在の足利市利保町)[1]の初代・阿由葉勝作の婿養子となる[3]。1880年(明治13年)より利保村会議員、北郷村会議員、足利郡会議員を歴任[2]。ほか、足利銀行、四十銀行各監査役、足利綿糸、足利模範撚糸各取締役などを歴任する[2]。栃木県多額納税者として貴族院議員に互選され、1904年(明治37年)9月29日から務めたが[4]、在任中に宇都宮で死去した[1][2][5]。
親族
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人事興信所 編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年 。
- 大植四郎 編『国民過去帳 明治之巻』尚古房、1935年 。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第1』大蔵省印刷局、1960年 。
- 『栃木県歴史人物事典』下野新聞社、1995年。