防已黄耆湯
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防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)は、漢方薬の一つ。出典は、『金匱要略』。
肥満、多汗症、むくみ、関節炎などに用いるもので、体の水分循環を改善し、疲れや痛みをやわらげる効果がある。医療用医薬品と薬局等で販売している一般用医薬品がある。
概要
[編集]汗っかきなのにむくみやすいなどの症状に効果。水分代謝を促進する防已・黄耆、消化器を活性化する白朮・生姜、大棗、甘草で構成。水分代謝の不調を改善する。たくさん汗をかくのにむくみやすい、身体だるく疲れやすい、尿量が少ない等の症状に適応。
適応
[編集]体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの次の諸症: 肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)[1]。
構成生薬
[編集]脚注
[編集]- ^ 伸和製薬|防已黄耆湯
- ^ 日本のエキス製剤では蒼朮で代用されていることもある。