東羽衣駅
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(阪和浜寺駅から転送)
東羽衣駅 | |
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駅正面(2019年8月) | |
ひがしはごろも Higashi-Hagoromo | |
◄鳳 (1.7 km) | |
左下は羽衣駅 | |
所在地 | 大阪府高石市東羽衣一丁目18-49 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■阪和線支線(羽衣線) |
キロ程 | 1.7 km(鳳起点) |
電報略号 | ヒハ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
5,018人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)7月18日[1] |
乗換 | 羽衣駅(南海本線・高師浜線) |
備考 |
直営駅 みどりの券売機プラス設置駅 |
東羽衣駅(ひがしはごろもえき)は、大阪府高石市東羽衣一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線東羽衣支線(案内上の路線名は「羽衣線」)の駅である。
概要
[編集]阪和線は2015年以降路線記号と駅ナンバリングが導入されたが、当駅はいずれも対象外となっている。また、駅名標や案内表示に阪和線のラインカラーであるオレンジも使用されていない。
接続する鉄道路線
[編集]以下の路線と徒歩連絡している。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)7月18日:阪和電気鉄道支線開業と同時に、その終点である阪和浜寺駅(はんわはまでらえき)として開業[1]。
- 1940年(昭和15年)12月1日:南海鉄道への吸収合併により、南海山手線の駅となる[1]。
- 1941年(昭和16年)8月1日:山手羽衣駅(やまのてはごろもえき)に改称[2]。
- 1944年(昭和19年)5月1日:南海山手線が戦時買収により国有化され、運輸通信省(後の日本国有鉄道)阪和線の駅となる[1]。同時に東羽衣駅に改称[3]。
- 1972年(昭和47年)4月1日:荷物扱い廃止[3]。
- 1973年(昭和48年)8月31日:高架駅となる[4][5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1][3]。
- 1992年(平成4年)11月1日:みどりの窓口営業開始。
- 1998年(平成10年)5月27日:自動改札機を設置し、供用開始[6]。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2016年(平成28年)12月24日:4両編成対応およびバリアフリー工事に伴い南側降車専用ホームの供用が終了、閉鎖される。
- 2018年(平成30年)
- 2019年(令和元年)8月24日:2階部分に当駅と羽衣駅とを結ぶ通路が完成[8]。公募で決まった愛称は「天女のこみち」[8]。
かつて、阪和電気鉄道の駅だった時代には浜寺海岸への海水浴客でにぎわい、南海鉄道との競争も繰り広げられた。阪和電気鉄道#浜寺海岸の抗争も参照。
駅構造
[編集]1面1線の高架駅である。入口より少し上がった中2階部分に改札口がある。以前は線路の両側にホームがあり、北側が乗車用、南側が降車用と分かれていたが、4両対応改築の際に南側のホームは使用中止となり閉鎖された。
直営駅(鳳駅の被管理駅)である。みどりの窓口は2018年3月31日をもって閉鎖された。ICカード「ICOCA」を利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
ホーム - 改札階ならびに羽衣駅方面通路 - 改札階 - 地上を結ぶエレベーターが設置されている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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■ 羽衣線 | 鳳・天王寺・関西空港・和歌山方面[9] |
-
プラットホーム。右側はかつての降車ホームであり現在は閉鎖されている。(2019年5月)
-
末端部(2019年5月)
-
4両編成対応のためにホームを延伸した部分(2018年3月)
-
改札(2019年5月)
利用状況
[編集]2022年(令和4年)度の一日平均乗車人員は5,018人である。
近辺にある羽衣学園中学校・高等学校や清風南海中学校・高等学校などの通学客で朝は大いに賑わう(ただし、清風南海中・高については、公式にはこの駅を最寄り駅とはしていない)。また普通運賃に比して定期運賃が割安になることから、すぐそばにある南海本線の羽衣駅からの乗り継ぎ客も多い。
各年度の1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1988年(昭和63年) | 8,453 | [大阪府 1] |
1989年(平成元年) | 8,327 | [大阪府 1] |
1990年(平成 | 2年)8,340 | [大阪府 2] |
1991年(平成 | 3年)8,534 | [大阪府 3] |
1992年(平成 | 4年)8,330 | [大阪府 4] |
1993年(平成 | 5年)8,301 | [大阪府 5] |
1994年(平成 | 6年)8,049 | [大阪府 6] |
1995年(平成 | 7年)7,783 | [大阪府 7] |
1996年(平成 | 8年)7,526 | [大阪府 8] |
1997年(平成 | 9年)7,149 | [大阪府 9] |
1998年(平成10年) | 6,873 | [大阪府 10] |
1999年(平成11年) | 6,382 | [大阪府 11] |
2000年(平成12年) | 5,998 | [大阪府 12] |
2001年(平成13年) | 5,735 | [大阪府 13] |
2002年(平成14年) | 5,511 | [大阪府 14] |
2003年(平成15年) | 5,353 | [大阪府 15] |
2004年(平成16年) | 5,222 | [大阪府 16] |
2005年(平成17年) | 5,173 | [大阪府 17] |
2006年(平成18年) | 4,992 | [大阪府 18] |
2007年(平成19年) | 4,906 | [大阪府 19] |
2008年(平成20年) | 4,958 | [大阪府 20] |
2009年(平成21年) | 4,797 | [大阪府 21] |
2010年(平成22年) | 4,805 | [大阪府 22] |
2011年(平成23年) | 4,702 | [大阪府 23] |
2012年(平成24年) | 4,786 | [大阪府 24] |
2013年(平成25年) | 4,954 | [大阪府 25] |
2014年(平成26年) | 4,999 | [大阪府 26] |
2015年(平成27年) | 5,123 | [大阪府 27] |
2016年(平成28年) | 5,200 | [大阪府 28] |
2017年(平成29年) | 5,191 | [大阪府 29] |
2018年(平成30年) | 5,226 | [大阪府 30] |
2019年(令和元年) | 5,281 | [大阪府 31] |
2020年(令和 | 2年)4,417 | [大阪府 32] |
2021年(令和 | 3年)4,700 | [大阪府 33] |
2022年(令和 | 4年)5,018 | [大阪府 34] |
駅周辺
[編集]- 南海電気鉄道 羽衣駅
- 浜寺公園
- 大阪国際ユースホステル
- ホテルルートイン大阪高石-羽衣駅前-
- 浜寺郵便局
- 羽衣国際大学
- 羽衣学園中学校・高等学校
- 近畿コンピュータ電子専門学校
- 大阪航空専門学校
- 堺市立浜寺南中学校
隣の駅
[編集]- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- ■ 羽衣線(阪和線支線)
- 鳳駅 - 東羽衣駅
脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、12-13頁。
- ^ 竹田辰男「南海鉄道山手線史の考察」『鉄道史料』第108巻、鉄道史資料保存会、2003年、28頁。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、369頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「羽衣線 鳳-東羽衣間を立体化 あすから新線営業開始」『交通新聞』交通協力会、1973年8月30日、1面。
- ^ 藤井信夫「TOPIC PHOTO」『鉄道ピクトリアル』第23巻第12号、電気車研究会、1973年12月1日、80頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ a b “東羽衣駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2018年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月5日閲覧。
- ^ a b “大阪)南海とJR結ぶ歩行者デッキ完成 南海羽衣駅”. 朝日新聞. (2019年8月26日). オリジナルの2020年12月26日時点におけるアーカイブ。 2020年12月26日閲覧。
- ^ “東羽衣駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2024年4月3日閲覧。
利用状況
[編集]- 大阪府統計年鑑
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成2年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 東羽衣駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道